道ばたでカメラのファインダーをのぞいていたら、背後から声がかかった。
「 お花、きれいですね 」
うすむらさきのクジャクアスター
ふりむくと、まとめ髪の女性がスタスタ通り過ぎてゆくところ。
タイトスカートから伸びる ヒザ下ふくらはぎ筋にナイロン質のストッキング、
その働く足が、パンプスの黒いヒールをカッカツ(確確?)と響かせる。
グレーベージュと濃茶でまとめた服装が‘地味すぎる'
▲ シ オ ン
と思われたが、勝間和代似の顔に笑顔をうかべ、
きょとん顔でほほえもうとする私に、「きれいなものを写真にとるの、いいですよね」
と、これまた勝間風のしゃべり声で言い残して遠ざかっていったものだから、
こちらも女性の心もちを推察してみたくなった。
*渋い色目がキリリとその人を引き立てることはあるが、そうは伝わって来なかったこと
*いかにも忙しそうにして立ち止まらなかったこと
*ふりむきざまの笑顔に化粧気がなかったこと
*そして、歳のころは五〇代であること
ふむ。--*今、自分はこうして働きづめ(?)で、常に抑制された生活だが、
余裕ができたらゆったりしたいものだ
*名もない草花や名もない命やらとかかわる名もない日々・・
*じょじょに自然にかえる・・・
そんな想いがどこかにあるのかもしれない。それに、
そと見にはスキなくやり手そうに作っていても、シャイな所があるのかも---
などと勝手な推量をしているうちに、別な場面での笑顔も思い出した。
10/8にもupしたクビギリス
バッタの撮影に協力してくれた男性の笑顔だ。
よく見えるからと、バッタがとまっているススキの穂を捻じ曲げてくれたっけ!
そういえば、ふだんは険しい表情で歩いているナントカ屋のオジサン、
あの人もこの前、カメラ持ちの私の脇をニコニコしながら行き過ぎたぞ。
あー。みんな‘自然'ってものが好きなのだ。
大自然が広がっているわけではないけれど、それでもいいのだ。
まあ、正直に告白すれば、自然の良さなんてものは毎度言われていて、
「はいはい、ごもっとも」とばかりに生半可な承知をしていた私だったが、
どうもこれは想定以上にありのままなヒトの感情らしいと気づくのだ。
社会生活をする私たちは、ニコニコ世間話をしながら、その一方で怠りなく自己防衛の柵をめぐらせている。
ところが、自然に向いて写真を撮っている時、相手が花や虫や鳥である時はその必要がない・・
だから、道行く人々の警戒心もゆるくなるのであろうか・・
ふしぎに温かいまなざしや声かけ、かかわりをもらえる気がしている。

白いクジャクアスター(シロクジャク)
どうもPCのご機嫌がよろしくない・・
なだめるのに苦労です
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