先月、 きみねこ2010 さんの所でも読後感想にふれ、ワレもと読んでみました
この本です
『 脱原発への道しるべ
聞いてください
』 (楽天ブックス¥1,365 送料無料)
著者の故坂田静子さんは、一市民の視点で原子力利用の怖さを訴えています
(きみねこさんの関連記事 8月9日: サステナビリティ (持続可能性 ))
***
まずは、驚きました。
なぜって、
福島第一原発の事故後、
メディアで 基本語
として使われ出した数々の言葉とフレーズで満載だからです
30年前に書かれたと聞いていた私は、目を見張りました
この長い間を、私たちは目くらまし状態で過ごして来たのか・・・・??
次のオドロキは、
原子力発電の不備について語る前に、 もっと初歩的で重大な事実を知らなかった!
・・と気づかされたことです
それは、電気料金がどのようにして決まるのか――という点です
引用しましょうP136
電気料金は電気会社の資産に前もって8パーセントの利益を加えたものを基準にして決められます(資金基準方式)。 その資産の中には未使用の設備費、土地代金の2分の1や、10数年先までの莫大な核燃料費まで含まれています。
どういうことかイメージできるでしょうか?
要するに、
いろいろ他から高く買ってやって資産をためこみ、増やすほどに儲かる仕組みです
取引相手から高値で買ってやれる強い力 を持っている・・・
じゃあ、この魔法の力で、日本中の取引相手を いいなりにできるってことなのね
何かズルしたって、誰も止められないわけです
さらに、
どうして、こんなことが可能なのか と考えていくと、
私たちがそういうことができるように電気料を払ってあげているからだし、
消費者が他会社から電気を買うなど思いつかない、、そ-んな お膳立てになっているためです
・・知らんかった・・
まてよ
どんな状況でも、もうけられるシステム?
そういえば、地域に1社の独占だった。。
これって、偽装自由主義経済デショ ??
絶句であります
お、おそれいりやした
がくっ
・・
チーン
なんて、、お手上げしないで、、、、
調べなおしてみたら、現在は 総括原価方式
と云うようです
解り易く説明すると、こんな風に法律で決まっています
電気料金=( A:総括原価 )+( B : 報酬 )
A:総括原価= 発電・送電・電力販売にかかわる全ての費用
B : 報酬= A に一定の報酬率(現在3%)を掛けた金額
※ さらに詳細はこちら:
http://ameblo.jp/life-is-beautiful-2010/entry-10874841067.html
報酬が電力会社の利益(もうけ)となります
つまり、基本構造は30年前の坂田さんの本が述べているのと同じです
入札をぜず、 随意契約
で買い上げるうえ、
何をどれだけ高く購入しても、 そのコストを電気料金に上乗せできます
それどころか、 高く買えば買うほどもうけが大きくなるという仕組み が見えてきます
労働契約についても同じ
高い給料を払えば払うほど、報酬(=もうけ)の算出基礎となる原価が大きくなるため、
役員・社員は人もうらやむ高給取りでいられるのです
戦後の動乱期、経済の安定を目して社会主義風な電気事業政策がとられたとしても、
もはや、そんな時代でなくなって久しいのですが・・・
我々だれしも小ずるい所があるもの、だから常に、 システムを正して おかねばなりません
早々に、独占の解消に動いてほしいものです
おいしい所は、一部に独り占めされているのだから、
(原発の下請けは最大8次まで存在するそうな@@)
電力関係で生計を立てている方も、仰天ではないかしら?
こんなカラクリに引き込まれていたのかと・・・
また、既得権をお持ちかもしれない諸方、エリート諸兄におかれてましても、
よき理解をされ、改善行動を起こしてくだると思っております
にほんブログ村
ポチありがとうございます
東日本大震災以来、ネット上で『未来、花言葉』をキーワードとする検索が多くなったそうです
かくいう私もググッた一人、 ムスカリ の花言葉に『 明るい未来 』とありました
春の花でしたね
(ツートーン色は、ムスカリ‘ラフォーテリア’です)
私たち、 未 来 に心と目を開かねば・・・
T A O chap.1 ☆ 大背黒鴎 2011.12.05 コメント(14)
『今こそ、エネルギーシフト』 2011.09.14 コメント(9)