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2008.08.10
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カテゴリ: WSプレイング
オリンピック観戦のため、更新時間がスゴイことになっていますが、気にしないで下さい。おそらくこれからしばらくの間、こんな感じの日々が続くと思われます。昨日はWSの決勝大会の日でしたが、そんなのお構いなしにKY度MAXでお送り致します。

第5回テーマ:『 最善の詰めを目指す ~第1章~ 』

初心者の方たちに送るプレイング講座も、早いもので5回目です。

「オリンピックは最後まで何が起こるかわからない。」と、連日実況の方が叫んでいますが、この「最後まで何が起こるかわからない」に関してはWSも負けてはいないと思います。

私はWSにおいてプレイングは、デッキ構築並み、若しくはそれ以上に大切だと思っています。そしてこのプレイング、上手・下手は相手の詰めの歪みなさを見ていればだいたいわかる気がします。詰めが歪みない=WSというゲームの特性を熟知している、ということになりますからね。負けそうな試合も、詰め次第でひっくり返る。逆に、勝てそうな試合も、詰め次第でひっくり返る可能性があるのがWSの面白さでもあります。さっきから何度も言っているこの『詰め』。追求すればする程とても奥深いです。最善の詰めを目指すことは、どんな勝負も決して最後まであきらめない精神を育てられますし、これを応用されられればWS全体のプレイングスキルの上達にも繋がると思います。

ただ、この『詰め』。一言で説明できるほど簡単なものではありません。最終局面の状況だって千差万別ですし、正解は一つとは限らないですからね。最も手っ取り早く理解するためには、何回も人と戦ってみて、何回も自分なりに悩んでみる、これに尽きると思います。ここではあくまでも、その手助けになればなぁという感じで進めていきます。

詰めで大事なのは、フィールドの全域をいかに読み解けるかです。一つ例を出してみましょう。

20080811001

以下は上の写真の大雑把な状況説明です。お互いにレベルは3、クロックは6枚とまさに背水の陣。リトバス側のあなたは、巨大化した『美春&音夢』の攻撃を間一髪で耐え忍びます。『鮮やかなしまぱん』やストック3で『“最強の男児”謙吾』は無事だったものの、ストックが尽きた状態であなたのメインフェイズがやってきました。さて、この状況であなたならどう動きますか!?画面のスクロールを急がずに、是非止まって考えてみて下さい。なお、手札は写真の下側に写っているヤツです。見づらいですが、わかりますかね!?(汗)



(a)20080811002

『棗 鈴』の効果の対象はもちろん右側の謙吾です。一見すると『美春&音夢』を一体倒せるようですが、はっきり言ってこれは論外。0点です。相手にストックが4枚あるのを見ると、『美春&音夢』を倒すことに意味がありません。結局アンコールされて終わりです。たとえアンコールされなくても、相手の手札の枚数や舞台を見る限り、万が一相手が生き残ったとして次のターンもキャラを3体揃えることは容易なので、やはり一体だけ倒しても仕方ないです。

それ以上に問題なのが、クライマックスの使用。確かに状況的にはクライマックスですが、意味をはき違え過ぎです。あと1点でいいのに、明らかにソウルを上げ過ぎ。更にトリガーが乗る可能性もあるので、これでは3連続キャンセルが起こっても文句は言えません。でもたまにこんな人を実際に見かけますよ!?いやっ、マジで。確かに身内同士のフリーバトルでこれをやったら、盛り上がること間違いなしですが(笑)

ちなみに、左側の謙吾を一番先に攻撃させなかった場合、-2点。『“ミステリックブルー”美魚』の効果でリバースした『葉留佳&美魚』を残してしまった場合も、-2点の減点です。理由は後で。

(b)20080811003

クライマックスを使っている時点で(a)と似ていますが、違うのはここで二体の謙吾をサイドアタックさせた場合。発想的には面白いですが、5点です。「残り1クロック」ということへの意識だけは感じ取れますね。ただ、確かに実戦でならばこれでも十分勝てるかもしれませんが、詰めを追求するという意味ではまだまだ甘い。トリガーでクライマックスカードを引いてソウルがいきなり+2され、それがあっさり止められてしまうなどの「万が一」を想定した場合に、相手のターンの攻撃のことを考えると、自分も残り1点で負けるので、前列にキャラが残っていると具合が悪いからです。

これも同じく、『葉留佳&美魚』を一番先に攻撃させなかった場合は、-2点。

(c)20080811004

おしい、8点。基本が1点ダメージ且つ相手のターンには控え室に行っているという点では中央と右側のキャラはいいのですが、問題は左側。タナトスラッシュの考え方を応用すればこの結論にたどり着くのはわからないでもないですが、やはりそうする意味が全くありません。更に言うと、相手のターンにレベル2のキャラが残ってしまうのも気になります。レベル0キャラならともかく、レベル2ともなるとサイドアタック時にソウルの減少が発生するので、相手にいいように利用される可能性があるからです。

減点基準は(a)と同様。

(d)20080811005



ちなみに今日の例、入門編です。これは是非とも10点満点を取って頂きたいところ。自分や相手の残りクロック数が2や3や4となると、更に難しくなります。まぁいろいろと試してください。『詰め』のコツ、なんとなくでもわかって頂けたでしょうか!?実際にはこんな詰めをやらなくても勝てるかもしれませんが、「最後まであきらめない」「最後まで正々堂々と、全力で相手にぶつかる」という精神を持っていると、TCGプレイヤーとしてきっといいことがあるはずです。

最後にサイドアタックについて補足。クライマックスを使用しない状況下で『美春&音夢』の前の謙吾をサイドアタックさせた場合、ソウルが減少して0になります。ここでトリガーが乗ればちょうど1点となりますが、こんな博打はやめましょう。デッキによれば2分の1程度の確率でトリガーが乗る可能性がありますが、それよりも1点のダメージが増えて相手にキャンセルが起こる確率の方がずっと低いはずです。





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Last updated  2008.08.11 04:21:50
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