化粧品トラブル911

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ニャンコ先生911

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2021.04.13
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もと、化粧品開発技術者をしていた私が断言しちゃいます。化粧品に配合されている美容成分の「王様」と言って良い存在が「プラセンタエキス」なのです。

プラセンタエキスとは、日本語で言うと「胎盤抽出液」のこと。女性が妊娠した時、お母さんからお腹の赤ちゃんに栄養や酸素を受け渡すための器官が「胎盤」という器官です。この胎盤から抽出されたのがプラセンタエキスというもの。アミノ酸、ビタミン類、ミネラル、核酸、EGF(上皮成長因子)やFGF( 線維芽細胞増殖因子 )などのありとあらゆる生理活性因子が含まれています。お母さんが出産した後、「後産(のちざん)」と言って、出産後に胎盤も体外へ排出されちゃいます。でも、こんな栄養豊富な胎盤を捨てちゃうのはもったいない!そこで、シカなどの草食動物は、出産後にこの胎盤を食べてしまうという行動(草食動物なのにお肉を食べちゃう!)が報告されていることからもそのすごさが分かります。

プラセンタエキスには、肌の細胞を元気にさせる(細胞賦活効果)、細胞を若返らせる(代謝促進、老化防止)、肌が黒くなる原因であるメラニン色素を外に排出させる(代謝美白)、そのメラニン色素を作るチロシナーゼ酵素を阻害する(チロシナーゼ活性阻害美白)など肌に良いことのオンパレード!これは私の予測ですが、まだ見つかっていない有効成分もあるのではないのでしょうか(そのうち、大発見があるかも!?)。それくらいプラセンタエキスは奥が深い成分なのです。

ところがです!(ここからがスゴイ)例えば、ビタミン C のように肌への効果が優れた成分には、逆に効果が高すぎて肌にあわない(かぶれてしまう)リスクが常に付きまといます。抗がん剤だって毛が抜けるなどの副作用がありますよね。一方、私は長らく化粧品に関わる仕事をして来ましたが「プラセンタエキスでかぶれた!」という人を見たことがありません。むしろ、アトピー性皮膚炎などの(きわめて肌の弱い)方にも積極的に使われているくらい無害です。これだけ効果があるのに、肌が弱いという方でも安心して使える成分であることに驚かされちゃいます(王様ですから!)。

ここまで読んで頂いて、プラセンタエキスに興味がわいた方に補足事項を2つほど。まず、化粧品に使われるプラセンタエキスは、以前はヒト由来でしたが(エイズ問題で使用禁止)、その後ウシ由来になり(狂牛病で使用禁止)、現在はブタや一部ウマのものが使われています。その効果にはさほど差がありませんのでご安心ください。ただし、植物性プラセンタ(メロンなどから抽出)と呼ばれるものはまったくの別物です(効果がないわけではないと思いますが・・・)。もうひとつ、「プラセンタエキス 100 %」「プラセンタエキス原液」などとうたわれた化粧品について。化粧品原料としての「プラセンタエキス」を作るには、回収してきた「胎盤」に圧力などをかけて溶媒と呼ばれる水やエタノール(一般に言うアルコールのことですね)、 1,3 ブチレングリコール(多価アルコール類と呼ばれる液体)などに抽出(成分を移すこと)します。ところが、化粧品原料メーカーの抽出条件(例えば高い圧力をかける高圧抽出法など)により成分の種類や濃度はまちまちです。化粧品メーカーは、これをそのまま薄めずに化粧品に用いることで「 100 %」「原液」などと呼んでいます。前述の通り、それらは必ずしも成分や濃度が同じというわけではありません。「この化粧品に使われているプラセンタエキスの抽出方法を教えてください」などと美容部員さんに質問して、答えられたら、その美容部員の方はとても勉強熱心かな?

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​​ ビューティーメイト





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Last updated  2021.05.03 15:23:09コメント(0) | コメントを書く


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