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父の最後のベッドにお花をたむけました
「ホームから市民病院へ救急搬送すると連絡が入ったので
これから行きます!今度は覚悟をして」
いつも落ち着いている弟の声が荒げていました
会社に父が危篤を伝えていると
直ぐに「今 〇時〇分に亡くなっていたと・・・」
弟の声が詰まり聞こえなくなった。
そのまま弟はホームに行き
病院以外で亡くなったので
監察医の方と警察の方が4,5人居て物々しい状況で
検死の為に藤沢から横浜まで遺体を運び
深夜1時までかかり、自宅のベッドに休んだのが
翌日の昼過ぎの1時でした。
死亡の前に父が苦しんだのではないかと胸が痛く涙が止まらずにいました。
しかし検死の結果は「老衰」で心安らかに亡くなったと支えになりました。
父は無宗教でしたが
長男はキリスト教でお互いに悩んでいました。
パラが介護に行っている間には心積もりが出来たようでした。
父が自宅に戻った日の18時過ぎに牧師さんが
会いに来てくれて父の顔を優しく触り、
その時にかすかに嗚咽も聞こえていました。
沢山の花に囲まれて
教会関係者の方が火葬場まで来てくださいました。
赤い椿の花が艶っぽく満開でした
青空に映える椿の花!
椿の幹は大木で迫力が有ります。
深緑色の蝋引きのように艶々の葉っぱ、
満開の椿の花と木々の下の明るい空間
特別の風景に見えました
父が亡くなる前に見た夕焼けです
夕陽が沈み黄色い尾のような輝きが見えてジ~ンとしました。