瞳
今まで見てきたものを
全部君にあげたい
甘く長い夜は
全て２人のもの
何もかもを捧げよう
君の笑顔に変わるのなら
どんな後悔も幸せに変わる
動かない真実
今の気持ちを本当は
全部君に見せたい
それさえ許されないのなら
僕は何のために生きているのだろう
許されないわけじゃない
許されたかったわけじゃない
禁じられる事で安心したかった
本当の真実
今君が何をしていようと
全部僕に関わることなんて無くて
１人で泣いてみたって
君に僕の悲しみが伝わるわけもなく
君が僕を思うときなんて
僕が君を思うときに比べれば
塵の様なもので
今更気付いた真実
何を聞いても
もう何も語らない
君の精悍な瞳が
僕の胸に突き刺さる
いつかまた道が交わる時は
きっと目を逸らしてしまうだろう
精悍な瞳がそっと語る
決して変わらない真実
僕は
いつかの
あの頃に戻りたい
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