黒板
後何回
あなたを前にして
私は笑えるだろう
後何回
あなたはあたしを
好きだって抱きしめてくれるだろう
あれが最後だったなんて
そのとき
思いもしなくて
けど
どこかで感じていた
切ない気持ち
後何回
あたしはあなたを
思って声を上げて泣くだろう
最後の日
あなたはあたしに
一切触れずに
ただ
照れたように外を見ていた
いつか向かい合える日が
そんな“いつか”は来るはず無いのに
それでもいつか
大きな愛で
あたしはあなたに包まれたい
あれが最後なんて
それは
間違いなく嘘なのだから
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