くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2006.12.11
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 来年放送予定の新しい仮面ライダー、まだ公式には情報解禁されていないようですが、児童雑誌等で少しずつ情報が出ているようです。それによると、 "今度のライダーは龍騎・剣に続くカードライダー" らしいのですが、 "桃太郎" とか "鉄道" とかアヤシいキーワードが乱舞していて中身がまったく読めません(苦笑)
 児童雑誌では新ライダーのデザインイメージが早くも出ている模様ですが、例によって早くも批判の声が・・・ま、 放送開始前の新ライダーのデザインに対してせっかちな批判が出るのは毎年毎度のことなので 別に気にはしませんが。

 しかし、管理人にとっては龍騎・剣の"カード系ライダー"は、どちらも第1話を見逃し、そして途中で見るのを止めたという点でどうも鬼門です(苦笑)ま、管理人には "第1話を見た仮面ライダーには最後まで付き合う" という自分的法則があるので、来年もそうであることを願いつつ・・・

 というわけで、昨日のカブトはリアルで見たけどレビューは今日です(笑)

<第44話>


 夜の埠頭に佇みながら、ひよりがこの世界に戻りたくないというなら仕方ないと、悲しみを噛み締めつつ諦観する天道。一方、加賀美は何か違うのではないかと感じる・・・そこへ、蓮華が皆既日食を見たと報告する。やはり、皆既日食の時にこの世界と別の時空を繋ぐ入口が現れるようだ。

 乃木率いるワームの大群は、圧倒的な攻撃力でZECT部隊の防衛ラインを悉く突破して"AREA Z"に近付きつつあった。戦いを放っておけない様子の影山だが、「おまえはいいよな、正義の味方の燃えかすがまだあって」 と矢車は冷ややか。尚も言い募ろうとする影山を「そんなもんウジ虫にでも食わしちまえ」と矢車は無情に蹴飛ばし、「生きてるって空しいよな」と一言。
 部隊の指揮を執る田所は最終防衛ラインに戦力を集中すべくゼクトルーパー部隊を後退させるが、逃げ遅れた岬が乃木に襲われそうになる。そこへ駆け付けたのは神代! 「岬は俺が守る!」神代はサソードに変身すると、マスクドフォームのままカッシスワーム・グラディウスの攻撃から必死に岬を庇い続ける。「俺は岬の言う通り現実を受け止めたんだ。今の俺ではあいつに勝つことはできないが、岬を守ることはできる!」最後はコピーされたライダースラッシュで岬共々吹き飛ばされてしまうが、満身創痍になっても「これまで岬は俺の気持ちに気付かないで突き放してきただろう・・・俺は現実を見ることにおいても頂点に立つ男だ・・・」と強がってみせる神代に、岬は「"ミサキーヌ"でいいわ」と少し心を動かされるのだった。
 現場に駆け付け、担架で運ばれていく神代を見送った加賀美は、ひよりも強がっているだけで本当はこの世界に帰りたいのではないかと考える。でなければこんな優しい絵は描けないはずだと。その言葉に、かつてのひよりとの花にまつわる記憶を思い出す天道だが、まずは乃木を倒すのが先。天道は出動するときの加賀美の「おまえとならワームを倒せる」という言葉から、二人で同時攻撃すれば奴でもコピーできないだろうと攻略手段を思い付く。二人はカブトとガタックに変身するが、そこへ蓮華から再び皆既日食が見えたとの報告が入る。今ハイパーゼクターを使えば、何処かで時空の裂け目が現れると察したカブトに、ガタックはひよりを迎えに行くよう促し、自分はカブトが戻るまでワームと戦うことを決意。頼もしく拳を打ち合わせてそれぞれの戦いに赴く二人・・・

 ハイパーフォームとなったカブトはカブトエクステンダーを走らせながらハイパークロックアップ、エクスモードとなったカブトエクステンダーは宙を舞って皆既日食へと飛び込んでいった!
 一方、ガタックは単身カッシスワーム・グラディウスと戦うがやはり苦戦。そこへ、ライダーブレスを身に付けた影山が現れてザビーに変身、ガタックと共にカッシスワームに挑む。二人はライダースティングとライダーカッティングを放つが、タイミングがずれて同時攻撃には至らず、逆にカッシスワームに二つの技をコピーされて返り討ちにされてしまう。
 変身解除して倒れたボロボロの影山の前に矢車が現れる。「兄貴、俺の燃えかすも燃え尽きたよ・・・仇を取ってくれよ・・・」と足にしがみつく影山を「おまえ、まだそんな事言ってるのか」と冷ややかに一蹴する矢車だが・・・

 一方、天道は辿り着いた別の時空でひよりと三度再会していた。「僕は天の道なんか往かないよ。ひよりの兄・日下部総司としてひよりだけを守って生きていく。それが君にできる?」と嘲笑するニセ天道="日下部総司"に「俺は世界を守る。ひよりの帰るべき世界を」と宣言する天道。人類の敵たるワームである自分は現実の世界で生きていけないと感じるひよりだが、天道は言う。自分はワームだから戦うのではなく、人を殺め、希望や夢も踏みにじる奴らを倒す。「おまえとおまえが生きる世界を守る。7年前、瓦礫の下で初めてお前に会ったとき、そう決めたんだ」その真摯な言葉に心を開いたひよりは、ついに差し伸べられた天道の手を取る。天道と共に去っていくひよりに呆然とする"日下部総司"・・・
 元の世界に戻った天道は、再びワームとの戦いに赴く。ひよりは天道のGジャンを纏い、笑顔で彼を見送るのだった。

 カッシスワーム・グラディウスの圧倒的な猛攻の前に満身創痍のガタック。その目の前にはワームの大群が! 田所はマスクドライダーシステムを奪われるくらいならと"AREA Z"の自爆装置を作動させようとする。が、そこへようやくカブトが駆け付けた。「俺たちが力を合わせれば誰にも負けない」と豪語するカブト。さらに、「俺の相棒を嗤ったのはおまえか・・・俺も嗤ってもらおう」と矢車が現れてキックホッパーに変身。三人はカッシスワーム目がけて同時にライダーキックを見舞う! さしものカッシスワームも3つ同時に浴びせられたライダーキックはコピーできず、ついに膝を屈する。そして、最後はハイパーフォームとなったカブトがマキシマムハイパーサイクロンを発射してカッシスワームもろともワームの大群を葬り去ったのだった。
「借りができたな」「今度はメシでも食わせろ」戦い終えて、ボロボロの加賀美に肩を貸して去っていく天道。矢車も影山と共に去っていく・・・

 その頃、雨の中で天道を待っていたひより。だが、そこへ現れたのは黒いカブトゼクターを手にした"日下部総司"だった! 変身したダークカブトに追われて逃げようとするひよりだったが、キャストオフしたダークカブトのアーマーの破片を身体に受けて倒れてしまう。
「壊してやる・・・こんな世界!」怒りに任せて絶叫する"日下部総司"。そこへ、斃れたはずの乃木が二人も姿を現す――――――




 強敵カッシスワームの登場以降、少々駆け足気味ながらも怒濤の勢いで物語が突っ走っています。

 自身がワームであるが故に、ワームを敵と見なす現実の世界にはもう生きられないと思い込んでいたひより。しかし、相手がワームだから戦うのではなく、人々を苦しめる奴らと戦う、ひよりと彼女が住む世界を守るという天道の言葉に、閉ざされようとしていた彼女の心はようやく救われたのでした。
 だが、彼女が一方を選ぶということは、もう一方が選ばれないということでもあります。結局選ばれなかった"日下部総司"は・・・

 カッシスワームに勝てないという自分の現実を認識し、満身創痍となっても岬を守ることに徹した今回の神代。毎度毎度ギャグ担当だったので今回は尚更カッコいいです(笑)岬もそんな彼にようやく心を動かされ始めたようですね。しかし次回は、マスクドライダーであると同時にスコルピオワームでもあるという大いなる矛盾の存在・神代剣にとっての最終章になる模様・・・岬の眼前でついにスコルピオワーム化してしまうらしい神代の未来は!? 次回は脚本担当がお馴染み井上敏樹氏ってことで、毎年この時期恒例の "物語終盤に仮面ライダーが一人死ぬ" がまたも!?(不安)
 一方、矢車と闇の世界を歩いていたはずの影山は、ZECTとワームの苛烈な戦いを見過ごせなかったのか、一度は逃げられたザビーゼクターを再び掴んでザビーに変身! 結局カッシスワームの前では噛ませ犬にしかならなかったわけですが、そんな"弟"の姿は「正義感なんて燃えかすはウジ虫にでも食わせちまえ」と突き放していた矢車をちょっとだけ動かしたようです。見捨てたはずのザビーゼクターに纏い付かれ、結局カブト・ガタックと共闘する格好になった辺り、落ちぶれた闇の住人を自認する矢車の中でも"パーフェクトハーモニー"をモットーとしていた頃の心はまだ死んでいないのでしょうか。

 そして最後は、カブト・ガタック・キックホッパーによるライダーキックの重ね打ち! 複数の仮面ライダーが共闘して同時攻撃ってのはある意味仮面ライダーの王道的シチュエーションですが、彼らのトリプル攻撃が強敵カッシスワーム・グラディウスを見事打ち破りました。最強級ワームも 三段重ね膳は食いきれないのですね (笑)
「借りができたな」「今度はメシでも食わせろ」ひよりを巡る彷徨と強敵との戦いを経て、天道と加賀美の信頼関係もまた一歩深まったように思えます。

 ・・・が、かくて二つ大火が収まったかと思いきや、容赦なく放り込まれる新たな火種。それはひよりに選ばれなかった"日下部総司"! 天の道など往かずひよりだけを守って生きると豪語し、そのひよりに去られると「壊してやる・・・こんな世界!」と現実世界を敵視し始めた彼の姿は、彼が紛れもなく「ひよりと彼女が住む世界を守る」という 天道の負の写し絵 であることを窺わせます。


 過去、最後の敵は "主人公の写し絵的存在" であることが多かった平成仮面ライダーシリーズですが、このカブトの物語の最後の敵もまた、やはり主人公・天道の負の写し絵たる"日下部総司"=ダークカブトなのでしょうか・・・





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Last updated  2006.12.11 22:38:33
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