くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2007.10.20
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 今週のガンダム00のチェックですが、今日は夜勤初日ってことで困ったことが一つ。ガンダムSEEDの時もそうでしたが、放映時間の土曜1800という時間帯は夜勤出勤前の晩飯を食う時間と被ってしまうため、視聴と晩飯とどっちを優先するか悩んでしまうのです。
 結局、今回はガンダム00は録画して晩飯後にタイムアタックで視聴しました(笑)

《#03  変わる世界》


 単独で帰投していたエクシアの前にグラハムの乗るユニオン軍のモビルスーツ・フラッグが突如姿を現した。エクシアはフラッグのプラズマソードを叩き落とすが、フラッグはエクシアの斬撃をかわして肩を取ろうとする。「手土産に破片の一つも頂いていく!」「俺に触れるな!」エクシアが抜き放ったビームサーベルに驚くグラハム。フラッグはリニアライフルを発砲して応戦するが逆にライフルを切断され、離脱を余儀なくされた。
 無事輸送機に戻ったグラハムとカタギリは、痛み分けに終わったもののガンダムのデータを得られたことには満足していた。グラハムはエクシアの動きからパイロットが若いと予想する。「モビルスーツの動きに感情が乗っていたのさ」
 一方、刹那は単独出撃してきたフラッグのパイロットの意図を訝しむ・・・

 経済特区・東京のJNN本社では、ソレスタルビーイング関連のニュースの準備に慌ただしい中、絹江は一人イオリア・シュヘンベルグについて調べていた。シュヘンベルグは21世紀後期に出現した希代の発明王で、太陽光発電システムの基礎理論の提唱者だったが、公に姿を見せることはなく名前だけが後世に語り継がれていた。この人物がソレスタルビーイングを創設したなら才能的にも資金的にも納得がいくが、何故200年も経った今になって動き出したのか?
 一方、AEUの諜報機関も同じくシュヘンベルグについて調査を進めていた。シュヘンベルグの血縁は彼の代で完全に途絶えており、資産の行方も不明。諜報機関は周到に記録が操作されていると睨む。

 人革連の軌道エレベーター"天柱"。その宇宙港のフロアの一画にロックオン、アレルヤ、ティエリアが集まっていた。そこへ遅れて刹那も合流するが、彼に用意されたのは何故かミルク。ロックオンのおごりだというそれは、セイロン島でのミッションで勝手に突出したことへの当て付けか・・・

 母艦プトレマイオスはガンダムなしでは活動時間が極端に制限されるため、ティエリアはコロニー開発用の資材にヴァーチェを紛れ込ませ、トレインを使って軌道エレベーターから母艦の待つ宇宙へと飛び立っていった。一方、刹那たち3人は3rdミッション遂行のためそのまま軌道エレベーターで地上に降りるが、彼らが降り立ったゲートのすぐ隣では偶然にも人革連軍のセルゲイが降りてきていた。自分の目で見たものしか信用しない主義のセルゲイはセイロン島へと向かう。
 一方、ユニオン軍のMSWAD本部では、ガンダムを目撃したグラハムとカタギリに対して新設される"対ガンダム調査隊"への転属命令が下されていた。こうなることを予見していたのかとのカタギリの問いにグラハムは言う。「私もそこまで万能ではないよ。因縁めいたものを感じてはいるがね」

 東京の高校に通う沙慈は、講義でイギリスの北アイルランド問題について学んでいた。軌道エレベーターの保持とスペースコロニーの開発が今後の技術革新の中心となる中で、各国の技術者との交流のためにも歴史観の醸成が必要ということだが、沙慈は工学部なのに何故歴史の単位が必要なのかとカフェテリアでルイス相手にボヤく。そんな彼にルイスは自分の留学終了まであと2年なのを思い起こし、将来のことをどう考えているのか聞くが、沙慈は「漠然とね」と今一つはっきりしない態度。ガールフレンドである自分のことまで漠然となどと言われたルイスは怒ったように席を立ち、戸惑う沙慈にハッパをかけるように言い放った。「こういうとき、追いかけるの!」

 夜、何処かのラウンジでくつろいでいたスリップドレス姿の留美に、ユニオンの有力者であるアレハンドロ・コーナーが声をかけてきた。留美はアレハンドロに3rdミッションの開始を告げる・・・
 セイロン島の人革連軍駐屯基地では、到着したセルゲイが現地に放棄されたキュリオスの爆撃用オプションを確認していた。パーツには最新素材や独自開発のミサイルが使用されているものの、他者に見られても問題ないものだった。イオリア・シュヘンベルグやこのパーツからは叩いて出る埃はないだろうと睨むセルゲイ。
 一方、グラハムと共にガンダムと交戦したフラッグをチェックしていたカタギリは、フラッグの6倍というガンダムの出力と機動性に着目し、ガンダムが放出している光の粒子がそれらを実現させていると推測する。そこへ、対ガンダム調査隊の技術主任であるレイフ・エイフマン教授が姿を見せた。自分たちより何十年も先の技術を持つガンダムに大いに興味を示す教授に対し、グラハムは自分のフラッグのチューンアップを要請する。そんな中、南アフリカと南米タリビアにガンダムが出現したとの報が!
 南アフリカでは鉱物資源を巡る内戦に介入すべくデュナメスが資源採掘場を攻撃していた。とはいえ、作業用ワークローダー相手の一方的な殲滅戦にロックオンは乗り気でない様子。デュナメスに上空から一方的に狙い撃たれた敵部隊は瞬く間に退却していった。
 一方、南米タリビアでは爆撃用オプションを装備したキュリオスが麻薬畑を焼き払っていた。報告を受けたエイフマン教授はタリビアに向かおうとするグラハムを止め、麻薬という紛争の原因を断ち切ろうとするガンダムの行動を支持する。
 さらに、エクシアが再びセイロン島に現れて人革連軍の駐屯地を攻撃してきた。セルゲイは自ら高機動型ティエレンに乗り込んでエクシアに挑む。セルゲイのティエレンは片腕を犠牲にしてエクシアの斬撃をかわし、エクシアの首を取ろうとするが、エクシアはビームサーベルを抜いてティエレンの手足をナマス斬りにして沈黙させた。「俺に触れるな・・・」刹那は呟く。
 宇宙では、軌道エレベーターを発進してコンテナから放出されたヴァーチェがプトレマイオスとのドッキングに成功していた。待っていたスメラギは3rdミッション終了の祝杯を挙げようと誘うが、ティエリアは素っ気なく辞退するのだった。

 夕刻の東京。マンションの自宅に帰ってきた沙慈は、自宅の隣に住んでいるらしい一人の青年と出会う。沙慈の挨拶に愛想なく自己紹介だけしてさっさと部屋に引っ込んだその青年は刹那だった。
 自宅に戻った沙慈と入れ替わりに、ジャーナリストである姉の絹江は呼び出しを受けて慌ただしく出勤していった。一人残った沙慈の元に、ルイスからTVのニュースを見るよう携帯電話が入る。そのニュースでは、イギリス・北アイルランドの武装組織リアルIRAがテロ行為の完全凍結を発表したと報じられていた。それは、400年以上にわたった北アイルランド紛争の事実上の終結を意味するもの。沙慈は呆然とニュースを見ながら呟く。「世界が・・・世界が、変わってる・・・」


△△△△△△

 3話目にして少しずつ動き出した感のあるガンダム00。イオリア・シュヘンベルグなる人物がソレスタルビーイングの創始者らしいことが判明し、AEUや人革連はそれぞれその線から情報収集を始めたようですが、シュヘンベルグはすでに物故した歴史上の人物。あらゆる意味で世界に変革をもたらした太陽光発電システムの基本理論の提唱者である彼が、200年後の2307年にさも存命であるかのように姿を現し、ソレスタルビーイングを通じてその世界に挑戦するという構図は、大いなる謎であると同時にどこか皮肉めいてもいます。
 そして、ガンダムという驚異のハードウェアにそれぞれの方法で接近しようとするグラハムとセルゲイ。どちらも第1話で壮絶な噛ませ犬を演じたパトリックとは違い(笑)、結局エクシアと痛み分けたものの善戦していました。しっかし、「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命」だの「強引でなければガンダムは口説けない」だのと一々 腐○子に余計な燃料を投下する 萌え台詞の多いエーカー少尉(爆)一方のセルゲイは最近のガンダムシリーズでは少なくなった渋いオヤジキャラですが、中の人はオーキド博士なんだよな(笑)
 しかし、刹那=エクシアばかりにライバル格が2人も付くのはちょっと面白くないので、他の3人にもいずれそれぞれライバル的な存在が現れるのでしょうかね。

 ソレスタルビーイングはセイロン島に続いて南アフリカと南米で紛争介入ミッションを継続。南米ではキュリオスが麻薬畑を空爆で焼き払っていましたが、ここで浮き彫りになっていたのは、 ソレスタルビーイングが"紛争要因の排除"という彼らの正義を行使する一方で、麻薬という非合法な手段しか生活の糧がない人々がその糧を一方的に奪われるという矛盾に満ちた構図 でした。この辺の描写にも、ガンダム00が単に"ソレスタルビーイング=正義"という構図だけで物語を描くつもりがないことが窺えます。

 さて、今回はエクシアのビームサーベル初披露をはじめとしてガンダムの技術力の一端が垣間見えた話でもありました。本作におけるガンダムの動力源は"GN粒子"という設定で、アレルヤが"太陽炉"と呼んでいた辺りから察するに核融合系のリアクターと思われます。さらに興味深いのは、4機のガンダムの"太陽炉"が母艦プトレマイオスの動力源でもあるという点。モビルスーツ等の機動メカが自前の動力源を持たず母艦からエネルギーを供給されるという設定は機動戦艦ナデシコやガンダムSEED Destiny等で見られましたが、本作はその逆を行くわけですね。しかし逆に言えば、ガンダム全機が出払ってしかも帰投が遅れれば遅れるほどプトレマイオスは脆弱になっていくというソレスタルビーイングのアキレス腱でもあるわけです。しかも各ガンダムは単機で大気圏突入できるものの逆に単独での宇宙への帰投は困難という運用上の難点も抱えています。今後は各陣営がいつそれらの秘密に気付くかと、恐らく自らの脆弱性を認識しているであろうソレスタルビーイング側がそれをどう克服するのかが気になってきます。

 前回のスリランカのタミル人紛争に続いて、今回はイギリスの喉に刺さった骨・北アイルランド問題が出てきてましたが、北アイルランドの武装組織はソレスタルビーイングの出現を受けてかテロ完全放棄を宣言・・・・・・ 紛争終結早っ! (爆)まぁ今回はストーリー展開上早く片付けたのでしょうが、ソレスタルビーイングから武力介入という刃を突き付けられた各地の紛争当事者たちがどんな動きを見せるのかも本作の注目点になりそうです。
 一方、第1話から一連の事件を一介の小市民として傍観してきた東京の沙慈君。自分の将来はおろか彼女であるルイスとの今後にまで「漠然」というイメージしか持っていない辺りは如何にも今時の高校生といった感じですが、驚いたことにそんな彼の家のお隣に刹那は仮の住まいを構えていました。世間を騒がす謎の武装組織の一員が何も知らない一般人の隣に住むという構図に、つい思わず 『過激派は貴方の隣にいます』 という警察庁のポスターの文句を思い出してしまったよ(笑)まぁそれはともかく、沙慈君が刹那を通じてソレスタルビーイングと接点を持つ可能性が出てきたわけで、この出会いがいずれは彼のまだ漠然とした自分の未来へのイメージに何らかの形を与えることになるのでしょうかね。





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Last updated  2007.10.29 00:03:34
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