くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2007.11.16
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 今回の電王は明野に行っていたためガンダム00共々録画でチェック。しかし、結局第41話が放映されてからの記事立てになっちゃったよ(苦笑)
 さて、今回からオープニングテーマがモモタロスたち良太郎側イマジン4人の唄う『Climax Jump DEN-LINER form』に変わりました。オリジナルと少し異なり力強いビートの利いた曲風になっていますが、イマジン4人の野郎声のせいか何だか 暑苦しく 感じます(苦笑)

【第40話  チェンジ・イマジン・ワールド】


 食堂車で食事したりと和気藹々と過ごすモモタロスたちとデネブを見ながら、大事な記憶がこんなに簡単に失われてしまうことにショックを受ける良太郎。「そう、人の記憶は強く脆い。街一つ元に戻してしまうこともあれば、瞬き一つで消えてしまう。残酷であり、優しい・・・」冷静に言うオーナーだが、良太郎は納得できない。それでは確かに存在していたはずの侑斗がいた時間は何なのか? しかし、オーナーはあくまで冷静だった。「そんな時間は存在しません。人の記憶こそが時間なんですから・・・そういえば、侑斗くんは"特異点"ではなかったことになりますねえ、なるほど・・・」
 元の世界に戻った良太郎とハナは、"特異点"が如何なる存在であるかを改めて実感する。過去に何があっても影響を受けないが、他者と同じではいられない、それが"特異点"・・・と、その時、突如伸びてきたスネールイマジンの触手にハナが攫われてしまう。良太郎はモモタロスを呼んで電王に変身しようとするが、モモタロスばかりじゃ不公平だというデネブに仕切られてキンタロスを呼んで電王アックスフォームに変身、イマジンを追うが、そこにはカイが待ち構えていた。侑斗が消えたことを知っているということは、カイも"特異点"なのか?
 吊し上げにされていたハナを助けて変身解除した良太郎に、カイは自分の目的を明かす。桜井侑斗は"時の分岐点"が繋がる未来を決める"鍵"たる存在であり、彼を消せばカイの望む時間、イマジンの時間に繋がるという。つまり、イマジンが過去に飛ぶのは過去の時間を彷徨う桜井を抹殺するため? 変わった時間の方がいいというカイの言葉を否定する良太郎に対し、カイは笑顔で言い放つ。「え? そっか? 誰か悲しんでるか? 誰もいないよな? 今の時間は最高に上手くいってるって気がするよ」

 "桜井侑斗"が存在しなくなった現在の時間を過ごす良太郎。尾崎や三浦は愛理や良太郎と関わることなくそれぞれの生活を営んでおり、デネブは侑斗を心配する必要もなくデンライナーでモモタロスたちと楽しく過ごし、良太郎に憑依して買い物に励んだりしている。そして、悲しい記憶のなくなった愛理もまた屈託のない幸せな笑顔を見せている。確かにこの時間では愛理は幸せなのかもしれない・・・だが、それでもこの時間が上手くいっているとは思えない。疑問をぶつける良太郎を、カイはみんな楽しくやってるだろと嘲笑う。だが、良太郎は絶対に侑斗を忘れないと宣言し、逆に"分岐点"で繋がるのは本当に君の時間なのかとカイに問う。もしそうなら自分に付きまとう必要もなく、ハナにも変化が現れるはず。つまり、まだ未来は決まっていない。「はははははは、俺、今めちゃくちゃ気分悪いって気がするよ」良太郎に看破されたカイは笑いながら怒りを露わにし、自分が仕掛けた現在の時間の改竄が一時的なものでしかなかったことを明かす。ちょうどその頃、愛理の店は元の『Milk Dipper』に戻り、尾崎と三浦もいつものように店に入り浸っていた。愛理の手元には侑斗のために研究中のコーヒーのレシピノートが・・・
 良太郎を消すべくカイの合図で姿を現すスネールイマジンたち。だが、スネールイマジンの銃撃をゼロライナーが遮った。そして、良太郎とハナの前に侑斗が姿を現す。侑斗は"特異点"ではないが、ゼロノスには過去からの影響をセーブする機能があり、それによって時間はかかったものの消滅を免れたのだ。故に、カイは直接桜井を追いかけて抹殺するしかないらしい。カイはカレンダーノートから1999年2月1日を選ぶと自ら過去への扉を開いてスネールイマジンを過去へと飛ばしてしまう。
 変身しようとした良太郎は、侑斗が持つゼロノスカードの裏が赤いことに気付く。「そろそろ未来の俺の記憶だけじゃ足りなくなってきたらしい」侑斗はそう呟いてゼロノス・アルタイルフォームに変身、良太郎も電王プラットフォームに変身する。ゼロノスはスネールイマジンを追ってゼロライナーで過去へと向かい、電王は現代でゲッコーイマジンとニュートイマジンを迎え撃つ!
 1999年2月1日。ビルの屋上に佇んでいたカイが消滅すると同時に実体化したスネールイマジンは、階下に桜井の姿を見つけて銃口を向けるが、現れたゼロライナーがそれを防ぎ、桜井は逃走する。スネールイマジンとの戦いの最中、ゼロノスは意を決してカードを赤い面に向けてセットする。すると、イマジンの攻撃で倒れたゼロノスの身体に無数の光の粒子が降り注ぎ、その身体を錆びたような赤色に変えていく。そして、それと引き替えに愛理と侑斗の出会いの日々の記憶が錆び付き、消えていく・・・
「最初に言っておく、俺はかーなーり強い!」「ついでに言っておく、俺は自分でもビックリだ」デネブが変身した新武装デネビックバスターを手に、新たな姿・ゼロフォームとなったゼロノスは、激しい銃撃戦の末に必殺技バスターノヴァでスネールイマジンを撃破! 勝利したゼロノスの手の中で赤いカードが砕け散る。
 一方、イマジン2体を相手に苦戦していた電王プラットフォームだったが、ケータロスでクライマックスフォームに変身してゲッコーイマジンとニュートイマジンを圧倒し、最後はボイスターズキックで撃破した!

 戦い終えて、まだ武器の姿のままのデネブと漫才みたいなやり取りをしながら去っていく侑斗。だが、その懐から錆び付いた指輪付きのチェーンがこぼれ落ちる・・・
 一方、店に戻った良太郎は元に戻った愛理や尾崎たちの姿に安堵する。が、愛理は自分が作っていたはずの侑斗用のコーヒーのレシピノートが何なのかわからなくなっていた。ハッとなった良太郎が望遠鏡に駆け寄ると、下に隠されていた桜井の懐中時計は錆び付いていた。その意味を察した良太郎は表情を強張らせる――――――

「人の記憶は強く、そして脆い。そしてまた残酷であり、優しい・・・」


□□□□□□

 ゼロノスに変身する代償として過去の自分の存在の記憶を食い潰した状態で、過去の自分を殺されたことによって時間から抹消されてしまった桜井侑斗がどのようにして甦り、改竄された現代が元に戻るのかが注目された今回でしたが、実は ゼロノス自体に過去からの影響を防ぐ仕掛けがなされているようです 。それにより、時間はかかったものの侑斗は復活し、改竄された2007年の時間も元通りに修正されたのでした。それ何てご都合主義とかツッコミがきそうですが、良太郎やハナとは違い"特異点"ではない=過去の影響を受けるというハンデを補うために桜井があらかじめ張った予防線と考えればいいのでしょう。
 カイの計略によって生じた"桜井侑斗のいない2007年の現在"は、デネブが良太郎側のイマジンの一人として和気藹々と過ごしたり、最初から侑斗の記憶を持たない愛理が屈託のない笑顔で明るく生きているなど、一見するとカイの言う通りすべてが上手くいっている世界でした。しかし、良太郎にとっては桜井侑斗という確かにそこにいた存在を意図的に消し去っての幸せなど、どんなに居心地が良くても受け入れられるものではありませんでした。そして結局、改竄された2007年の現在は、過去の侑斗がゼロノスによって守られていたことによって一時的に時間が捻れていたに過ぎず、カイはそれを利用して良太郎に自己の正当性をアピールしようとするも逆に未来をまだ掌中に収めていないと看破されてしまったわけです。

 今回明らかになってきた、カイがイマジンを過去に送り込もうとする理由の一端。桜井侑斗は"時の分岐点"に繋がる未来を決定する鍵となる存在だそうで、彼を消せばこの世界はカイやイマジンが望む未来へと繋がるようです。イマジンが現代の人間の願いを叶えるという名目でその過去を改竄しようとするのは、その過去の時間に潜む桜井を捜し出して抹殺するための手段というか口実であり、一見無作為に見えた契約者の選択もどうやら桜井の存在する過去の時間に繋がる人間を選んでいたと思われます。考えてみると随分迂遠な手段のようにも思えますが、上で書いたゼロノスの仕掛けにより、過去の桜井侑斗を抹殺して存在を消そうとしても自動的に元に戻ってしまうため、こうした手段を取るしかないのでしょう。
 つまり、何らかのきっかけで自分が"分岐点の鍵"であり、カイやイマジンから狙われていると知った桜井は現在から姿を消して過去を逃げ回り、イマジンに対する防衛策として過去の自分にゼロノスの力を与えたということになるのでしょうか。

赤いカードは過去の侑斗がこの2007年で築いてきた存在の記憶を失わせていく ようです。つまり、赤いカードを使えば使うほど、2007年でも彼の存在を知る者はいなくなっていくわけです。そして、その残酷な等価交換の最初の犠牲者は皮肉にも愛理・・・
 しかし、そうなると"特異点"である良太郎やハナは影響を受けないかもしれませんが、物語が進むにつれて他の人々はおろかモモタロスたちや果てはデネブまでも侑斗の記憶を失っていくことにならないでしょうか? そういえば、改竄された2007年でもオーナーは侑斗を覚えていましたが、彼も"特異点"なのか?
 何かを失いながら戦うヒーローというのは悲壮ながらも燃えるシチュエーションではありますが、ゼロノスは平成ライダーでは笑顔を失いながら戦い続けたクウガ以上の過酷さを背負った存在といえるのではないでしょうか。
 しかし、自身を摩耗させながら戦う赤錆びた戦士って、何だか『Fate/stay night』のアーチャーを彷彿とさせますねぇ。

 今回は久々に電王クライマックスフォームが登場。全然4人の息が合ってないのに攻撃はしっかりイマジン2体を捉えているってどういう連係プレイなんだか(笑)それにしても、ここは任せるとのゼロノスの声に「任せて~」と言いながら敵イマジンに抱え上げられて放り投げられてる電王プラットフォームが情けない・・・(笑)
 あと、恐らく今回だけの登場になるであろうデネブが憑依した良太郎ですが、もし電王にデネブベースのフォームがあったとしたらどんな姿になってたんでしょうね。





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Last updated  2007.11.20 00:16:31
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