くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

2007.12.15
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 ガンダム00公式サイトにアンフやグラハム専用フラッグ等の設定が上がりましたが、ちょっと気になったのはアンフが内燃機関動力という設定。内燃機関のピストン運動を直接駆動系に伝達しているとは思えないので(そんな構造にしたらやたら複雑化してしまいそうな気が)、現代の通常動力潜水艦のように内燃機関で発電してその電力で駆動系を動かしたり電装品を稼動させてるのかなと推測します。


《#11  アレルヤ》


 一方、ビリーはエイフマン教授と共にガンダムの特殊粒子の分析を進めていた。多様変位性フォトンと呼ばれるその特殊粒子をガンダムは自らの機関部で作り出している。それはガンダムが現時点で4機しか現れないことと関連があるのか。エイフマン教授は2世紀以上も前にこの特殊粒子を発見し基礎理論を固めていたイオリア・シュヘンベルグに改めて驚嘆すると共に、そんな人物が戦争根絶という夢のような行動を起こした理由を"紛争の火種を抱えたまま宇宙に進出する人類への警告"と推測する。

 宇宙に浮かぶ母艦プトレマイオスでは損傷の修復作業が行われ、"ナドレ"もパーツを再装着されてヴァーチェに戻されていた。一連の事態の責任をスメラギに問おうとするティエリアだが、ロックオンに"ナドレ"を公に晒したことを逆に突かれて二の句が継げず、今後はヴェーダからの作戦指示を優先すると言い置いて艦橋を後にする。生真面目な彼が珍しく八つ当たりする様に思わず苦笑するロックオン。
 一方、アレルヤは自室で一人自分の記憶を辿る。自分の前に現れたティエレンを"超兵"用の高機動仕様と見抜き、乗っていたパイロットが自分と同じ存在だと気付いた彼は、自身の暗い過去を思い起こす・・・

 人革連の低軌道ステーションで作戦失敗を上官に報告するセルゲイだったが、ガンダムの性能が自分たちの予測を超えていたとして処分は下されなかった。上官は人革連の国家主席が極秘裏にユニオンに接触を図っていることを告げる。それはソレスタルビーイングへの対応が新たな段階に入ったということか・・・一方、待機中のソーマは同志を失った女性士官の無念の声に「作戦完遂に全力を尽くします。私はそのためだけに存在を許されているのですから」と冷静に応える。
 その頃、ティエレンタオツーのミッションレコーダーを分析していた超兵特務機関の技官は、相手のパイロットが脳量子波の影響を受けていることに気付き、ある被験者のデータを思い出す。E-57と付番されたその少年は脳量子波処置後に凶暴性を持つ新たな人格が発生したため、データ収集後に処分されたはずだった。その事実が上層部に発覚することを恐れた技官は、セルゲイからの確認に対して情報を隠して報告する。

 プトレマイオスの艦内で一人考えるアレルヤ。事実を報告すべきか迷う彼に"ハレルヤ"が言う。あの忌々しい機関が存続して自分たちのような存在を生み出しているなら、それは戦争を幇助する行為だと。アレルヤは同類たる彼らを消すことを躊躇うが、"ハレルヤ"は自分に身体を渡せばあの時のように速攻で片付けてやると豪語する。それは幼少の頃、別人格と化した幼いアレルヤが仲間の少年を殺そうとした記憶――――――
 彼らを保護することもできると言うアレルヤを、戦闘用に改造された人間にどんな未来があると一蹴する"ハレルヤ"。自分には戦うことしかできない、それが自分たちの宿命だと嘲笑う"ハレルヤ"をアレルヤは必死に否定するが・・・

 アザディスタン王国でアレハンドロとの会談に臨むマリナ。太陽光エネルギー受信アンテナの建設が遅延する中、建設現場の表敬訪問を彼女に勧めるアレハンドロに対し、同席していたシーリンが国連の支援の意図を率直に訊ねる。アレハンドロはアザディスタンへの支援を今後の中東諸国への支援活動のモデルケースと位置付けると共に、ソレスタルビーイングの存在も考慮して紛争をなくすための支援が重要だと応える。

 東京の自宅で母に和食を振る舞うルイス。大喜びの母だったが、実はそれは沙慈が料理したものだった。ルイスとの交際は認めないと言いつつも料理の腕は素直に褒めるルイスの母であった。
 一方、絹江はイオリア・シュヘンベルグの足取りを追うべく、同じくシュヘンベルグを追うユニオンの安全保障局のエージェントの行動を張っていた。そして、ユニオン側が接触した人物から話を聞くことに成功する。その人物の曾祖父は200年前に材料工学の権威だったらしい。絹江はシュヘンベルグが自らの計画のために当時の科学者をスカウトしていたと睨む。

 一人ヤケ酒を煽るスメラギを訊ねたアレルヤは、自らの過去の清算ともいえる人革連軍の超兵特務機関に対する武力介入作戦のプランを進言。そして、アレルヤとティエリアは超兵機関、刹那とロックオンは南アフリカの国境紛争へとそれぞれ武力介入ミッションに赴く。艦内のデータルームでスメラギとアレルヤの会話を知ったティエリアは呟く。「人間というものはここまで愚かになれるのか・・・」
 キュリオスとヴァーチェは第4ラグランジュポイントにある人革連のスペースコロニー"天球"に接近、ヴァーチェが防衛部隊を引き受ける間にキュリオスはコロニー内に侵入する。やがて、居住区内の超人機関研究施設に辿り着いたキュリオスだが、中にいる自分の同類たちの存在を感じたアレルヤは攻撃を躊躇ってしまう。そんな彼を"ハレルヤ"が嘲笑う。彼らを不幸だと言うアレルヤを、"ハレルヤ"は「奴らは自分が不幸だなんて思ってない」と否定、アレルヤの優しさを独りよがりな言葉を相手に押し付ける偽善に過ぎないと切って捨てる。「敵に情けをかけるな! それとも何か、また俺に頼るのか!? 自分がやりたくないことに蓋をして自分は悪くなかったとでも言うのか!? 俺はやるぜ。他人なんかどうでもいい、俺は俺の存在を守るために戦う!」"ハレルヤ"の言葉がまだ躊躇うアレルヤを追い詰める。「立場で人を殺すのかよ!? 引き金くらい感情で引け! 己のエゴで引け! 無慈悲の限り!」そして、アレルヤは撃ちたくないと絶叫しながらミサイルを放ち、研究施設を灰燼に変える――――――
 アレルヤのミッション完了を受け、超兵機関の情報をマスコミにリークするよう指示したスメラギは、大スキャンダルだと気楽に呟くリヒテンダールをやめなさいと一喝する。
 ソレスタルビーイングによる超兵機関襲撃が世界に知れ渡る中、ガンダムのパイロットの中に超兵機関出身者がいる可能性を知りながら報告を怠り、自陣営を不利に追い込んだ責任として、セルゲイは自身の権限で低軌道ステーション内の研究機関を閉鎖、技官の拘束を命じる。ソレスタルビーイングに花を持たせる結果となったことに苦渋の表情のセルゲイ・・・

 プトレマイオスに戻ったアレルヤは、その日ちょうど20歳を迎えていた。また酒を飲んでいるスメラギを訊ねた彼は、気分を紛らわせようと自分にも1杯分けてもらう。初めての酒の味に戸惑うアレルヤにスメラギは言う。「そのうちわかるわ、きっとね」


△△△△△△

 というわけで、アレルヤの過去に本格的にスポットが当たった今回ですが、

人革連軍超兵機関壊滅早っ!


 いや実際の所、もうちょっと引っ張るかと思ってたんですが案外あっさり潰されてしまった感が・・・そういえば、超兵機関の施設があった人革連のスペースコロニーはいわゆる島1号型(球形)のようで、島2号型(リング形)や島3号型(円筒形)が大多数のガンダムシリーズでは珍しい気がします。ガンダム00の世界観ではスペースコロニーは軌道エレベーターの次の段階とされてるようですが、宇宙ステーションの延長線上の研究拠点みたいな形で多少は実用化されてるのでしょうか。
 さて、かつてE-57という番号で超兵機関の被験者となっていたらしいアレルヤですが、脳に調整を受けた後に別人格が生まれ、それによって不適格と見なされて処分された(と思われていた)ようです。回想での仲間らしき少年を殺そうとする血まみれの彼は、その別人格である"ハレルヤ"が何らかの理由で暴走した結果なのでしょうか。
 自分と同じ存在である研究施設の被験者たちを助けたいと思ったアレルヤと、所詮施設でしか生きられない存在になってしまった彼らを助けるなど所詮偽善だと言い切る"ハレルヤ"のせめぎ合い。結局、アレルヤはもう一人の自分と戦いながらも自らの手で研究施設を消滅させたわけですが、アレルヤにとって"ハレルヤ"はある意味自分がやりたくない汚れ役を押し付けられる都合のいい人格となっていたのかもしれず、今回はそんな自身の甘えを振りきる転機となるのかもしれません。ミッション終了後に20歳を迎えて初めて酒を口にするラストと相まって、重く暗い過去に自ら決着を付けて一歩前に踏み出すという彼の成長の第一歩が印象的でした。ただ、アレルヤがソーマと感応すると動けなくなるという問題が解決したわけではないので、その辺の対策は今後必要でしょうね。あと、後々"ハレルヤ"に完全に乗っ取られてしまうのではないかという危惧も・・・
 今回"ハレルヤ"が言っていた「施設にいる奴らは自分が不幸なんて思ってない」という台詞は、そのまま今の"超兵1号"ことソーマにも当てはまるわけですが、彼女もいずれは自分自身の存在意義に疑問を持つ日が来るのでしょうか。一方、ソレスタルビーイングに出し抜かれた格好とはいえ、ここぞとばかりに自分の気に入らない超兵計画を潰しにかかったセルゲイが何だか強かです。

 一方、前回の自分の失態を棚に上げてスメラギにケチを付けていた大人気ないティエリア(笑)こんな調子ではそのうちスメラギの指示を無視して勝手に作戦行動を進めそうで気がかりですが、それでもアレルヤの暗い過去を知って彼の過去との決別を後押ししてやる姿勢には好感が持てました。それにしても、艦内のヴェーダのデータルームとおぼしき場所で宙に浮かんでスメラギとアレルヤの会話を認識していた彼は何やら瞳が光ってましたが、物理的接続なしにどうやって情報を認識してるのか? まさか実はアンドロイドとか? あるいは電脳化か?(笑)


 相変わらず本筋と絡まないまま進んでる沙慈サイドですが、料理の腕を披露してちょっとだけルイスの母に認めてもらえたのかな? この調子で少しずつ認めてもらえるというのがこの手の話のお約束展開ですが、どうなることやら・・・


 さて、次回は刹那が故国クルジスとアザディスタンに赴くようですが、前にマリナに素性を明かしたツケをここで払わされることになるんでしょうか?





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Last updated  2007.12.16 22:26:20
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