くれーじーくえいる ぶろぐ

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2010.08.14
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カテゴリ: 作品色々見聞録
 今やすっかりハリウッドを代表するSFクリーチャーの一つとなったプレデター。2004年と2007年にはエイリアンとの"共演"を果たした『エイリアンvsプレデター』2作が制作されて話題となりましたが、奇しくもポケモン劇場版と同じ先月10日からシリーズ最新作 『プレデターズ』 (ニムロッド・アーントル監督)が公開されました。プレデター単体の映画としては1997年の『プレデター2』(スティーブン・ホプキンス監督)以来実に13年ぶりとなります。


<ストーリー>

 ひとまず状況を把握すべくジャングルを進むロイスたちだったが、やがて彼らは多数の罠を仕掛けながらあっさり何者かに殺された米軍特殊部隊の兵士や、明らかに地球のものではない生物の死骸に遭遇する。さらにまるで猟犬の如く動く不気味な生物の群れや、姿を隠した何者かに立て続けに襲われ、ここが地球ではない別の惑星らしいと悟る。そして、イザベルは自分たちを襲った敵がかつて南米のジャングルで米軍特殊部隊を襲った謎の生命体に酷似していることに気付く。
 やがて、ロイスたちは彼らと同じくこの惑星に連れてこられた生存者のノーランドと出会い、この惑星の真相を聞かされる。実はこの惑星は他の知的生命体を狩ることを楽しみとする地球外生命体プレデターの"狩場"であり、彼らはロイスたちのような戦闘能力の高い生命体を拉致してこの地に送り込んで狩り立てているのだ。
 ロイスは途中で遭遇した被支配層のプレデターを利用して彼らの宇宙船でこの惑星から脱出しようと計画、他の面々を率いて行動を開始するが、そこへ3体のプレデターがロイスたちを狩るべく執拗に襲いかかる――――――


 プレデターシリーズ最新作の話は以前から知っていたもののついうっかり忘れていたため、映画館での上映が終了する今頃になってやっと見に行った次第です(苦笑)地元の新居浜TOHOシネマズでの上映は昨日12日に終わってしまったため、13日が最終となる東温市のシネマサンシャイン重信で最終のレイトショーを見ることにしましたが、おかげでポケモン映画を新居浜で、その後プレデターズを重信で見るという人生初の映画館ハシゴをするハメになりました(爆)もっと早く見に行ってれば日本語吹替版を見られたのになぁ・・・

 さて、ハリウッドを代表する鬼才ロバート・ロドリゲスが制作総指揮を担当した本作は、1987年の第1作『プレデター』(ジョン・マクナティアン監督)のもう一つの続編であると同時に同作のリメイク的要素も盛り込んでいます。
 舞台がジャングルというのも第1作を彷彿とさせますが、大きな違いは地球ではなくプレデターの"狩場"になっている別の惑星という点です。これまでの作品ではプレデターが自分たちにとっての異世界である地球に現れるというパターンでしたが、今作では逆に プレデターが主導権を握る世界に地球人が放り込まれる という地球人側からすれば結構絶望的なシチュエーションになっています。ただ、劇中ではプレデター側が"猟犬"を放って追い立てる描写などはあるものの、あまりその辺の優位さは明確になってなかった感もありますが・・・
 今作では4体のプレデターが登場しますが、第2作以降にメイン武器となった槍やレイザーディスクはあまり使用せず腕のリストブレイドと肩のプラズマ砲を主に使用する辺りは第1作へのオマージュ的でもあります。また、過去のシリーズでその種族としての性格が作られてきたプレデターですが、本作では プレデター同士でも強い種族が弱い種族を虐げるという種族間抗争の構図が存在する ことが明らかにされました。柱に括り付けられていた被支配層のプレデターがロイスの要求を受け入れて自分たちの宇宙船を地球へ向かうよう設定してやる展開は『エイリアンvsプレデター』での人間とプレデターの共闘を彷彿とさせます。
 しかし、最後にロイスが戦うプレデターは今までよりも凶暴凶悪な"スーパープレデター"という触れ込みなのに、 顔が一層醜悪 "弱い" という印象が否めませんでした。

 一方、今作でプレデターの獲物となった9人の地球人たちですが、手持ち式に改造したM134ミニガンを持つニコライや、クライマックスで日本刀を片手に一人プレデターに挑むハンゾーは、第1作でミニガンを担いでいたブレインやマチェット1本でプレデターに挑んだビリーを彷彿とさせ、この辺も第1作のリメイク的な部分です。それにしても、相打ちとはいえハンゾーがプレデターを一太刀に斬り捨てる結末は何だか アメリカ人の間違った日本刀最強伝説 に新たな一ページを加えてしまったような気がしないでもない・・・(笑)
 様々な"殺しのプロ"が集まる中、一人だけ場違いに思えた医師のエドウィンでしたが、実は裏の顔は異常殺人者で、馬脚を現したところをロイスにあっさり捻られるという展開は超お約束ですね(爆)

 結局、プレデターの宇宙船で脱出することは叶わず、3人のプレデターを退けて生き残ったロイスとイザベルが再び脱出のチャンスを掴むまで生き延びる決意を固めるところで物語は終わりますが、果たしてこの2人のその後が描かれる機会はあるのでしょうか・・・





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Last updated  2010.08.20 22:54:48
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