わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

May 14, 2004
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カテゴリ: 仕事関連の日記
雨ニモ負ケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ

ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
ヨクミキヽシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病氣ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稻ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ

ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ

サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ

今日、ある人と打ち合わせをしていて、気づきがあった。
初心忘れるべからず。
私が、中小企業診断士の勉強をしようと思ったきっかけは、コトラーの「マーケティング原理」を読んで、感銘を受けたからだった。
そこには、こんな意味のことが書いてあった。
「マーケティングの基本理念は社会貢献である。企業は社会貢献をする義務があるというわけではなく、むしろ社会に貢献する企業しか生き残れないと考えるべきである」
当時の私には、とてもショックな概念であった。
当時の私は、家庭用品の営業マンで、正直言って、つまらない商品でも、会社のために販売しなければならないと思っていた。
しかし、この考えを知ってから、つまらない商品を売るのは、社会に対するマイナス要因であり、大きな意味でいえば、自分の企業にとってもマイナスになるのだと思うようになった。。。
きっと、やりにくい従業員だったでしょうな…
(でも、今から思うと、被雇用者だから言えた意見もいっぱいあったと感じるが)
営業という仕事を誇りに思うようになったし、自分の仕事をまっとうすることで、よりよい社会を実現したいと思うようになった。

私が日本酸素を辞めたのも、自分の信念に従うならば、このままでは、続かないと思ったからだった。

そして今、初心を貫いているだろうかと自らを振り返る。
なんか、ふらふら迷っている自分がいるのである。
食うために独立したわけじゃなかったのに、食うために仕事をしている自分…
もちろん、生活しなければならないのだから、当たり前のことをしているのだが、最初描いたイメージと違うのである。

「成功する秘訣は念ずることですよ」そう言ってくれる人がいた。
そうなんである。ビジョンを描くこと、念ずること。

価値を創る。
この言葉をもう一度、見直してみよう。。

宮沢賢治の該当の詩を、私は、コンサルタントの基本理念と考えている。賢治は、発表する意図もなく、自分の手帳に、この詩を書き付けていたのである。彼は、詩人であり、童話作家でもあったのだが、農業の技術指導者としての人生もあった。彼は、地元の農家をサポートするために、件の決意で臨んでいたのである。

経営コンサルタントを志す者は、賢治のこの精神を理解しなければならん!

*宮沢賢治は、最も美しい日本語の文章を残した作家です。特に未完の童話『銀河鉄道の夜』の美しさと完成度は、他の誰もが辿りつけない境地に至っています。天才宮沢賢治。その名前は有名ですが、実際の評価はその内容に比べてまだまだ低いと私は思います。断言しますが、22世紀に、夏目漱石や森鴎外のことを知ってる人は殆どいないでしょう。しかし、宮沢賢治の作品は、日本語が続く限り、生きつづけるに違いありません。









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Last updated  May 15, 2004 01:08:57 PM
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