わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

March 11, 2005
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カテゴリ: 仕事関連の日記
■本日は、中村酒店へ。「久保田二十周年記念酒」の発売へ向け、準備に忙しい。先日、朝日酒造をたずね、生原酒を味見してきたらしい。久保田らしいすっきりしたいい酒であったとのこと。非常に楽しみである。

■中村酒店はまさにランチェスター「弱者の戦略」の実践者である。酒販店の未来に危機を感じ、早くから、日本酒1本に絞り込んだ。さらに、日本酒の中でも、酒蔵の理念や姿勢に共感しなければ仕入れないという方針である。だから、儲かるという理由では動かない。

■このあたり、物腰は柔らかいが頑なな部分である。納得しないと動かないが、一度、納得すると貫く強さがある。こういう人は息が長い。

■もともと中村さんが、日本酒に絞り込み、命運を賭けたのは、朝日酒造という酒蔵の姿勢に強い共感を覚えたからであるという。日本の農業文化に誇りを持ち、いい酒を作ることにとことんこだわる姿勢は衝撃だった。こういう人たちと働いてみたい。この時の思いが、今の中村さんの拠り所となっている。

■朝日酒造は、日本に地酒文化を根付かせたパイオニアである。先駆者がいないところで、久保田という酒を創り上げたのだ。先の中越地震で、数十億円の被害を受けたということだが、わずか1ヶ月で出荷を再開した。社員だけでISOを取得したというから、製造工程の復旧も、社員が自信をもって取り組んだのであろう。

■中村さんにしても、朝日酒造にしても、信念をもって仕事に取り組んでいる。その部分に、私は圧倒され、信頼を感じる。情けないが、仕事が生き甲斐という人を羨望する。


こころよく我に働く仕事あれ それをし遂げて死なんと思う(by石川啄木)





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Last updated  March 18, 2005 10:02:02 PM
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