わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

May 6, 2005
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CS放送で、松井証券の松井道夫社長が出演していた。
これも変わった人物である。自らをエイリアンと称するが、確かに変人である。あまり友達にはなりたくない御仁である。

松井社長は、奥さんの父親から松井証券を引き継いだ。(婿養子であるらしい)そのときの義父の言葉が「まあ、おやんなさい。でも、つまんないよ」(笑)
何がつまんないのか?松井社長の発言を聞いていると、当時の金融庁の方針に振り回される証券会社経営そのものがつまんないという意味であったと想像される。証券会社は、顧客よりも、金融庁の顔色を見てビジネスをしなければならなかった。

松井社長の発想は「顧客のためになることをせよ」である。当然のことなのだが、業界全体が、金融庁方針がすべて、横並びが当たり前だと思っているから、革命的な存在となってしまった。
社長によると、「顧客のためにならない事業は虚業」なんだとか。証券会社を虚業の世界から実業の世界に戻すをテーマにして取り組んできた。
例えば、証券会社ではあたり前であった「外交営業員」。これって、必要なの?と社長は考えた。そもそも株式なんて、自己責任でやってもらう世界なのに、相場予測とかを説明する営業員は無駄である。つまりそんなコストを顧客に支払わせることはない。と、外交営業員を廃止してしまったのである。
こんなバカ社長のもとではやってられれんとベテラン営業員が次々辞めていったそうである。(^^;

だが、発想が顧客志向なので、顧客の支持を得たことは周知の通りである。松井証券は、営業員を置かない代わりに、手数料や保管料を撤廃したり、大幅に下げたりしていったのである。松井証券といえば、インターネット証券というイメージがあるが、あれは、顧客志向を貫いた結果にあるものであって、当初は、顧客にとっていらないものを1つ1つ取り除いていったということである。



それにしても自社の専務のことを「私に言わせれば新入社員と変わらん。社長と役員の間にはそれぐらいの差がある」「副社長や専務を次期社長にするほどバカなことはない」と言い切る。正論だが、社員はやりにくいだろうね。





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Last updated  May 6, 2005 10:06:50 AM
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