わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

March 4, 2006
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カテゴリ: 書籍の紹介
半島を出よ(上) 半島を出よ(下)

村上龍の話題作。ひょんなことから手にとって読み始めたらやめられなくなって一気に読破。

物語は、北朝鮮のコマンドが福岡を占拠するという話。情報がいっぱいつまっていて、さもありそうに思わせる話である。

村上龍の本は何冊か読んだことがある。この人、暴力に敏感である。
どうも、日本のぬるい状況に嫌悪感を覚えているのか、外部から来たとんでもない存在が、日本に殺戮をもたらすというテーマが多いような気がする。

村上龍がしきりに警告するのは「この世界の現実を直視しろ」ということなのだろうか。そういうことなら、直視しましょう。
確かにこの世は暴力に支配されている。暴力より確かなものなんてない。それは認める。

けっこう読んでいて暗くなる話である。北朝鮮の拷問なんてのもリアルだし。

北朝鮮に対抗するのは、平和ぼけした日本政府ではなく、また違った形で暴力を発するグループである。暴力には暴力で。

これでいいんだろうか?


一部の登場人物は暴力ではない解答を求める。成就しないが。ただ、私はその人物に唯一の救いを見出した。

確かにこの世は暴力に支配されている。
だからといって暴力を誇示する側には回りたくない。
(暴力を誇示するやつはクソである)

これが私の総合的な感想である。





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Last updated  March 8, 2006 06:08:33 PM コメントを書く


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