わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

April 15, 2007
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カテゴリ: 書籍の紹介
■私は特に落語ファンでもないのだが、友人のT君がこれを読んで面白かったというものだから読んでみた。

果たして、これは大変な価値を持つ本である。

■この本の副題は「上方落語地図」

稀代の考証家でもある桂米朝が、大阪の古い町にまつわる上方落語を紹介する。中には、サゲ(オチ)が古びてしまい滅びた話もある。というか、多い。

上方落語入門としても楽しめる。

■ただ、私が興味深かったのは、そこに描かれた大阪の町の様子である。

堂島、新町、北新地、鶴の茶屋、十三、中之島、淀屋橋、淀屋小路、大川町、高津、産湯、馬場町、天満、太融寺町、桜宮、長柄、崇善寺、浪速橋、船場、今橋、道修町、安堂寺町、賑町、千日前、鰻谷…

普段、何気なく通り過ぎている町のいわれや江戸時代の様子が紹介される。

例えば。。

新町は日本三大郭のひとつ。ただ格の高さが戦後の復興を遅らせた。
中之島は大名の屋敷が多かったから町方の手が入りにくい。だからバクチ場がよく立った。などなど。

そんな町の状況に合わせた落語が紹介されるわけである。

■落語に乗せて語られると、実に活き活きと情景が浮かんでくる。

大阪の町に愛着が沸くこと間違いなしです。



■やっぱり、たまにはこういう本も読まないとダメですな。ビジネス本ばかりでは、人間潤いがなくなります。





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Last updated  April 16, 2007 10:22:37 AM
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