わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

July 1, 2007
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カテゴリ: 映画の話
■今日の名言。

おれはころしがすきだころしをするのはたのしい

byゾデアック(新聞社に送りつけた暗号の内容の一部)

■「セブン」のデビッド・フィンチャー監督の新作は、ゾデアック事件を題材にしています。ゾデアックといえば、連続殺人界のビッグネーム。マスコミを巻き込んだ劇場型犯罪として、一世を風靡し、しかも今に至るまで未解決のままです。

気味の悪い暗号といい、KKKのような覆面姿といい、内容を一度知ると忘れられない強烈な事件です。

犯人は無差別に5人を殺し、その犯行声明をマスコミに送りつけます。巨漢で白人。軍関係者。高い知能。断片的にしか情報がありません。警察の単純なミスで犯人を逮捕する決定的な瞬間を逃すということもありました。暗号は一般人が解読しました。

しかも奇妙なことにある時期にぴったりと犯人の足跡が途絶えます。連続殺人が途中で止まるというのは非常に珍しいことです。犯人に何があったのか?

■未解決事件をどのように描くのか。デビッド・フィンチャー監督は得意のケレンミを極力抑えて、淡々と描いています。まさにドキュメンタリーです。この事件に対する地味だが執拗な距離のとり方がこの映画の持ち味です。

事件の説明は最初に終え、後は、事件を追う刑事と記者、イラストレーターの姿を描きます。

わざと盛り上がりがないようにした演出。だから緊張感が最後まで続きます。4時間近い映画ですが、気を抜くことができません。



犯人は誰か?そこに映画は答らしきものを用意していますが、断言はしていません。むしろ、ぼやかした描き方で、謎めいた印象はそのままです。

■この映画、インターネットで検索してみるとあまり評価が高くないようです。なんでだろう?

でも私は、非常に満足しています。久々に、手ごたえのある映画でした。

ゾデアック





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Last updated  June 10, 2014 06:52:19 AM
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