わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

September 26, 2008
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カテゴリ: 小説の話
■キャリア20年。100冊以上の著作があるという今野敏氏のヒットシリーズです。

この方は沖縄空手の達人でもあり、そちらの方を先に知りました。

ちなみにご本人は自分のことを「売れない演歌歌手のようだ」と言っています。

売れないのに長く続けているだけ。というわけです。ご謙遜を。

本当に苦労したんでしょうねーー

しかし100冊もあるということは、相当の需要を持っているということです。また技術も確かでしょう。まさに職業作家ですね。

■この方の小説は何冊か読みましたが、あっという間に読み終えます。

内容がない。。。というわけではなく、ストーリーテラーなんですな。

今まで売れなかったというのは、刺激に欠けるからだと思われます。



ただそのお陰で、確かな技術を身につけることができたわけですから、よしとしなければなりませんな。

■この小説も、娯楽小説のお手本のようです。

すぐに物語に入る冒頭。

特異なキャラクターの手際よい紹介。

中立な語り手を仲立ちにしたキャラクター同士の対立。

共通の敵の登場。

二転三転する物語。

物語の収束とキャラクターの和解。

■手堅い展開です。

手堅すぎて、物足りないかも知れません。

でも、一度読むと、また次のシリーズを読みたくなります。キャラクターに馴染んでしまうわけですね。



まるで何でも顧問契約に持ち込もうとするコンサルのようです^^

■それにしても、このよくある話を一気に読ませる手腕は大したもんです。

ものすごく勉強になります。

私も身につけたいものです。





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Last updated  September 26, 2008 01:26:08 PM
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