わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

January 23, 2010
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■日本の金融機関は欧米に比べて遅れているといわれます。

先日、CS放送を観ていると、日本の金融、特に投資ファンドに関する話をしていました。

それによると、欧米の狩猟型ファンドに馴染まない日本人は、いわば農耕型とも言いたくなるようなリスクの少ないファンド運営をすることが多いそうです。

しかし、もともとファンドはリスクテークするものであり、安全な運用ばかりでは、ファンドマネージメント能力そのものが育ちません。

皆が安全策をとるために、金融危機の時など横並びでいっせいに業績を落としてしまいます。

本来、投資家がリスクヘッジするためにポートフォリオを組むのですが、ファンドが安全策をとるので、ポートフォリオが組めない状態になってしまいます。

■これなど日本人の特性が世界標準に合わないために表れた悪い事例ですね。

もちろん日本人らしさを出すことで、世界に伍していける分野もあります。

製造業などコツコツと積み上げていくような事業については、日本は得意です。



金融や投資の世界は、欧米に一日の長があります。特に現代の投資は、日本人は自分のものにしていないのではないか。だから未だ独自のものを生み出すには至っていないわけです。

■CS放送では面白いたとえをしていました。

野球は、50年近い歴史があり、アメリカ野球に追いつけ追い越せと切磋琢磨してきた。だから「日本人らしい」野球というものが可能となった。

しかし、サッカーには、そこまでの歴史がなく、世界レベルにないために「日本人らしい」サッカーというものを生み出せない。

要するに、基礎能力がないのに、独自のものを生み出そうとしても世界には通用しないという理屈です。

■世阿弥に守破離という考え方がありますね。

破が差別化だとすれば、守は先行者の模倣をする段階です。

模倣をして基礎能力をつけなければ、破にも離にも到達できません。

安易にオンリーワンなどと言わないようにしようと律します。





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Last updated  January 23, 2010 04:26:01 PM
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