わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

June 12, 2010
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カテゴリ: 仕事関連の日記
■楠木建氏の「ストーリーとしての競争戦略論」を読んでいます。

まだ途中ですが、これは良著です。

従来の戦略論のもやもやを払拭してくれます。

■CS放送でも同じテーマで楠木氏自身が講師で1時間番組(7回シリーズ)を始めていますので、観させていただきました。

この人、著書も軽妙ですが、実際の語り口はもっと軽妙ですね^^

■楠木氏は、競争戦略論を専門とする大学教授です。

彼は、実務家から理論など机上の空論だと言われることが多いらしく、本当に役に立つ理論とは何だろうかとずっと悩んでいたようです。

このあたり、私は共感いたします。

私もそう言われてきましたから。



まあ、私に言わせれば、そんなことを言うやつに限って、狭い経験だけで判断していて理屈がないので応用が効かないんですがね。

■ただし楠木氏は、理論は必要だが、万能ではない。という立場です。

ある一つの法則ですべて対応できるというものではありません。経営はアーティスティックな部分の多い実務ですから、一つの方程式で対応できるはずがありません。

この法則が世界を証明するなんて人がいれば詐欺師です。

だから多くの経営戦略は、ポーターにしろドラッカーにしろ、ある一定の条件下でという注釈がつきます。

彼らは誠実ですから、自分の理論が万能でないことを認めていますが、それが又聞きになった時、まるでそれですべていくかのような言われ方をしてしまいます。

ランチェスター戦略も同じです。セミナーの受講者の中には、万能の法則を探しにきている人がいますが、残念ながら不毛な探求ですね。

■楠木氏は、経営理論は分析的、要素還元的ではいけない。それはコンサルタントの商売にひっかかっているだけだと主張しています。

それは綜合的でなければならない。

綜合的とは、動的、因果的であるということです。

私は戦略的思考の4要素として、全体、長期、合目的、因果(プロセス)を挙げていますが、楠木氏の考えは、それをさらに進めるものですね。



戦略はストーリーのように流れるようなものでなければならない。

戦略は、ストーリーのように楽しく、ワクワクするもので、他人に話したいようなものでなければならない。

というわけです。

■実は、戦略を作ることはそれほど難しいものではない。それを実行してもらうことの方が難しいわけです。

だから戦略づくりには、なるべく多くの当事者に関わってもらいます。確かに、うまくいく時は、戦略を作る皆さんのノリが違ってきます。ワクワクするような興奮があります。



■戦略におけるストーリーとはどういうものなのか?

まだ全部を読んでいませんが、この本に非常に期待していると、この時点で言っておきます。





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Last updated  June 12, 2010 03:15:25 PM
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