わたしは価値を創る

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July 8, 2012
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日本の電機 復活できる?



結論からいうと、韓国企業をライバルと見なした場合、ニッチ分野への特化、製品サイクルの遅い分野(重電、エアコンなど)へのシフトを勧めています。

■韓国企業の特長は、巨大企業にも関わらずリーダーシップが利き、決断が早い、経営にスピード感があること。事業チェーンの中でも得意分野に特化して、他の企業と提携することがうまい。

これに対して、日本企業は、リーダーシップが利かず、合議制のため意思決定が遅い。自前主義が基本で提携が下手です。

ただしメリットは、ミドル層の能力が高いこと、基礎的な技術の蓄積があることです。

■私なりのフレームワークで捉えると、韓国企業は「戦略的なポジション取り」に優れており、チャンスとみると一気呵成に市場を押さえてしまいます。欧米企業もこれが得意ですね。

日本企業が得意なのは「経営資源を蓄積する」ことで強みを発揮することです。技術や人材の持つノウハウや経験を活かす経営です。だから時間がかかりますが、じっくり腰を落ち着けてやる分野では他の追随を許さない圧倒的な強みとなります。

■だから「ニッチ市場に特化する」という方法は、日本企業が持つ優秀なミドル層をミニ社長に仕立てて、細かいが多くの市場を押さえてしまおうという考え方です。

細かい市場をちまちま押さえるというのはみみっちいように思えますが、これを貫くと、ホームセンターのコメリのように、他社が太刀打ちできない強みを持つようになります。



ただし課題は非効率性をいかに克服するか。管理システムの工夫と、市場を見つける際にシナジーをいかに捉えるかですね。大抵は、この非効率さに耐えられずに断念するでしょう。その意味では、京セラが得意なアメーバ経営の仕組みを研究するのもいいかも知れません。

■「製品サイクルが遅い分野へのシフト」というのも、自社に蓄積されたノウハウをじっくりと活用できる施策です。

重電、産業用機器などは、市場の動きがそれほど早いわけではないので、技術的優位性、経験の蓄積が効きます。

技術開発の方向性を絞りやすいというのも、日本企業にとってはいいことです。

■日本の家電企業が総負けみたいな雰囲気になっていますが、強みもあるのだし、戦いようはあるということです。

大切なのは、戦うからには勝つこと。逆にいうと、勝てる分野で戦うことです。

上記2つは、その一例ですね。企業の状況によって勝てる分野は違うでしょうから、それぞれが考えていただきたいと思います。





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Last updated  July 8, 2012 11:09:19 AM
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