わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

December 20, 2013
XML
カテゴリ: 映画の話
img_1508242_62175110_0.jpg



脚本が「ノーカントリー」のコーマック・マッカーシー。テイストはあの映画そっくり。ウェットさのまるでない殺伐としたスリラーです。

監督はリドリー・スコット。「プロメテウス」は残念な出来でしたが、今回はキレていますよ。

それにしても、出演者がえらい豪華ですね。

さすがリドリー・スコット作品です。無駄に豪華かもしれない^^;

■原題は「カウンセラー」弁護士の意味です。

男前でいかにもまっとうな弁護士が、結婚資金捻出?のために一度だけ麻薬取引に手を染めます。

ところが邪魔が入って、麻薬が奪われてしまいます。

弁護士の仕業ではないのですが、組織から追われる羽目に。



■この映画、とにかく説明が少ない。状況説明が皆無です。

バキュームカーを溶接するシーンや、オートバイの車高を測るシーンなどがぶつ切りで示されるだけなので、よく観ていないとわけがわからなくなります。

その割に、登場人物たちは饒舌で、一見関係のない話をしゃべりまくります。

バカ話やエロ話かと思っていたら、妙に哲学的な話になったりして、油断ができません。

映画は、そうした登場人物たちの会話と、ぶつ切りの即物的な描写で、成り立っています。

■弁護士はともかく、周りの登場人物は、欲にかられた連中ばかりです。

見事に自分のことしか考えていない。

徹底しているので、ある意味、すがすがしい。

キャメロン・ディアスなど、道徳観念のかけらもない動物のような女という設定ですが、普通の女性と会話していても、とんちんかんでわけがわかりません。

そのあげく「あんたの世界って変わってるわね」と言い放ちます。

そんな通常の倫理や常識の通じない連中とかかわってしまったために、まっとうな感覚を持つ主人公は、地獄の苦しみを味わうわけです。



だから、結末に至る筋道が、今一つ理解できません。

もどかしい思いが残るものの、それが、この映画の味となっています。

すべての謎が解けないとダメな人にとっては、ろくでもない映画でしょうね^^;

しかし、それだけに、救いのない不安さが際立ちます。

この映画が描きたかったのは、そういう恐ろしさなんでしょうね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 10, 2014 06:24:13 AM
コメントを書く
[映画の話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: