わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

December 31, 2016
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カテゴリ: 仕事以外の日記




今や対戦相手に困るほど強さが知れ渡った井上。今回もランキング上位の選手に片っ端かっら声をかけて拒否されたと噂されます。そこで王者陥落したばかりの河野に声をかけて日本人対決の実現です。興業としては盛り上がりますし、しぶとい河野のことだから面白い試合展開になるかも知れないと期待を抱いていました。

果たして井上が実力の違いを見せつけることに。ホント底知れませんね。

序盤、左ジャブをつかれて距離をとらされると滅多打ちに合うことを知った河野が頭を低くして突っ込み距離をつぶす作戦に出ます。っていうか、それしか手がありません。若干戦いにくい雰囲気も見せた井上でしたが、接近戦でも慌てずしっかりガードしています。逆に、河野はボディやアッパーを効かされ、攻撃するしかないとなったところで狙い澄ましたカウンターを当てられジエンド。どちらがベテランかわからないような試合展開でした。

最近の井上は、調整の失敗や拳の怪我で序盤の勢いが続かず、中盤アウトボクシングに切り替えてポイントを稼ぎ、終盤怪我を押してラッシュするという試合が続いていました。ポテンシャルを活かせない試合が続くというのは、それが実力か、あるいはトレーナーに問題があるということです。しかしそれでも大差で勝つのだから異次元なんですが。

その反省か、今回の試合では7、8分の力でパンチを打っているような感じがしました。それで十分倒せるわけですな。もっともその方法がロマゴンに通用するのかは疑問です。老獪さならロマゴンの方が上でしょうし、引出も多いはずです。ロマゴンは違う展開に持っていこうとするでしょうから。

来年末には実現してほしいですが、その前にもう少し強い相手と経験しておいた方がいいじゃないかと思いました。

■IBF世界Lフライ級 タイトルマッチ [王者]八重樫東 [挑戦者]サマートレック・ゴーキャットジム(タイ) 12R2分13秒 TKO ※八重樫が防衛に成功

どんな相手とやっても激しい打ち合いになるということで人気がある「激闘王」八重樫。しかし今回は「打たせずに勝つ」ことをテーマにしていたようです。終始、相手のパンチが当たらない距離に身を置いてこちらのパンチだけをコツコツ当てる戦い方は、井岡一翔か!と突っ込みたくなるもので、危なげないが物足りなさが残りました。もっとも激闘ばかりしていたら脳がもたないですからね。八重樫の気持ちもわかります。



来年にもタイトルマッチが噂される村田の世界戦前哨戦だそうです。ガードを固めて前に出て、ワンツーで仕留める戦い方がパターンになってきました。打ちおろしの右ストレートは威力十分です。しかし、弱い相手とばかりやっていて大丈夫だろうか。村田はスピードがないし、攻撃のバリエーションが少なすぎる。今のミドル級は案外層が薄いという話もありますので、仕方ないのかな。これでチャンピオンになれたら儲けもんですな。

■フェザー級 清水聡 カルロ・デメシーリョ(フィリピン) 3R1分09秒 KO 清水が二連勝。

村田と同じロンドン五輪メダリストの清水プロ二戦目です。前回の試合が今一つだったとかで前評判は低かったのですが、なかなか興味深い戦い方でした。相手が弱いということもあったでしょうが、ほぼ一方的に打ちまくっていました。いっけん手打ちですが、こういうパンチでも効かせられるボクサーかも知れない。だとすれば面白い存在です。案外、いけるんじゃないですか、この人。

■WBO世界Lフライ級 王座決定戦 モイセス・フエンテス(メキシコ/同級1位) 田中恒成(畑中ジム/同級2位) 5R1分52秒 TKO 田中が二階級制覇。

すみません。見てません。テレビでやってほしかったなあ。

■WBA世界フライ級 王座統一戦 [王者]井岡一翔 [暫定王者]スタンプ・ギャットニワット(タイ) 7R2分51秒 TKO 井岡が王座統一。

2ラウンドに右フックを受けて井岡がダウン。それ以外はいつも通りの危なげない試合運びで井岡が快勝。タイミングよい左ボディなど達人の域です。安全運転が続く井岡ですが、そろそろ冒険的な相手とやってほしいものですね。

■IBF世界Sバンタム級 タイトルマッチ [王者]ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国) [挑戦者]小國以載 3-0の判定で小國が王座戴冠

パワーもスピードも兼ね備えた王者グスマンから、まさかの王座奪取。番狂わせです。もっとも前回、和気との試合の時も、後半失速したグスマンでしたからスタミナに難があるようですね。しかし強打を振り回すグスマンに対して果敢にボディを攻めたのですから、おちゃらけた会見が多い小國とは思えない冷静で勇敢な試合運びでした。

■WBA世界Sフェザー級 タイトルマッチ [スーパー王者]ジェスレル・コラレス(パナマ) [挑戦者]内山高志 内山2-1の判定負け

日本のエースだった内山がまさかのKO負けをした相手との10か月ぶりのリターンマッチでした。しかし今回も勝てず。前半は相手のカウンターを警戒するあまり攻められず。後半は逃げ回る相手を捕まえきれず。あの強かった内山はどこへ行ったのだろう?きつい言い方になりますが、こういう変則的な相手に対応できないというのは、楽な相手ばかり選んできたツケではないでしょうか。特に内山のスピードのなさが気になりました。これでは今回勝ったとしても世界レベルには通用しないのではないかと思いました。残念です。



単調な試合でしたね。あまり印象ありません。でも勝ててよかった。王者として次の試合を組めますからね。

■番外 RIZINでキックボクサーの那須川天心がMMAに挑戦しました。しかも29日と31日に二連勝。なんなんだこいつは!?
那須川は、16歳でプロキックボクシングのトーナメントに出場し全試合KO勝利で優勝した怪物です。先ごろムエタイの現役王者にもKO勝ちしています。現在18歳。
その那須川がRIZINでMMA挑戦するというので、いくら話題性があるからといって無茶させるなよと呆れたのですが、あっさり勝ってしまうとは。しかも2試合も。
本人は二刀流でいくとか言っています。できるかも知れないが、個人的には怪我しそうで怖いです。しかしどうせやるならボクシングも含めて三刀流でいってほしい。那須川ならボクシングでもチャンピオンになるかも知れません。ボクシング側が複数競技のプロなんて認めないのが残念です。こういう天才っているんですね。





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Last updated  January 3, 2017 07:52:55 PM
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