わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

January 21, 2017
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■日経新聞の有料会員限定記事です。すみませんm(_ _)m

カゴメについて書かれています。

トマト加工食品の大手で売上高は2000億円。営業利益は92億円。(営業利益率4.6%は、低いですね…)

■創業時のエピソードが興味をそそります。

日露戦争から帰った創業者が実家の農家で珍しい野菜の生産販売を始めたのがきっかけです。

キャベツやパセリなどは高値で売れるが、トマトは生食に向かないとか言われて売れない。

意地になったのか、トマトを加工して売ることを決意。アメリカのトマトソースを研究し、独自のソースを開発し、トマト加工会社となっていきます。

■そのままキャベツやパセリを販売していれば苦労しなかったのに…と思ったりしますが、そこが非凡なところです。

簡単に儲かる事業分野は、簡単に新規参入を招くので危険です。それよりも苦労しないと売れない分野では競争も少なく、ナンバーワンの地位を作ることができます。

この発想は、創業時のアシックスと同じです。(物資不足で靴ならなんでも売れた時代に、あえて技術的に難しいバスケットシューズに特化して、シェアトップを狙った)

狭い分野、誰も手を出そうとしない分野に地位を作って、シェアを占めるのは、ランチェスター戦略の基本です。

■創業から100年を超え、カゴメはトマト加工品のトップ企業となっています。

飲料:760億円。加工品:240億円。農作物:120億円。海外440億円。(会社四季報より)

※筆頭株主はアサヒHD 

今後の方向性を、トマト以外の野菜と海外進出としています。

 ランチェスター戦略には「グー・パー・チョキ戦略」があります。簡単にいうと、まず柱となる事業を一点集中して作り上げ(グー)、それを中心に手を広げ(パー)、そののち取捨選択する(チョキ)という成長のプロセスを示した戦略なのですが、カゴメの動きはそれに応ずるものだと感じます。

つまりこれからパーに入ろうというわけです。

■ただ苦言をいうと、戦略展開が遅いですね。

ケチャップなどの事業が軌道に乗ってきた1957年、蟹江はトマト産業を視察するため米国を訪れ、まだまだ技術に差があると痛感させられた。それから60年、磨き上げてきたトマトのノウハウを武器に、国内外で新たな勝負に挑もうとしている。

 とありますがトマトのノウハウを磨き上げるのに60年もかかったのでしょうかね。

その当時は戦略方向性を描けなかったということなんでしょう。その当時から戦略が明確であれば、もっと世界的企業になっていたのではないかと思います。





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Last updated  January 23, 2017 05:54:31 AM
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