アトリエCRYSTAL

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Feb 2, 2004
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うさうさ



そんななか、チャペルタイムのお話をさせていただくことになりました。
今日、お話させていただいたことを、美羽の学生生活の思い出として、
ここに残したいと思います。
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チャペルタイムの奏楽を4年間続けた理由(4年間を振り返って)
私は、2000年の春に、この大学に入学しました。その年の6月から今年の1月まで、私はチャペルタイムの奏楽をさせていただきました。
私が1年生の時のチャペルタイムは、まだこのホールがなかったため、教室で行われていました。1時間目の授業が終わると、教室はチャペルになって、賛美歌の伴奏はピアノで弾かれていました。
私が2年生の途中からホールでチャペルが行われるようになって、まだ椅子も並んでいない頃から、パイプオルガン奏楽者のための講習会があったのを覚えています。初めてパイプオルガンに触れたときは、ピアノと比べて、鍵盤を押す感触が柔らかく、ピアノで伴奏をし続けたいなと思っていました。今では、もうそれにも慣れて、貴重な体験をさせてもらえて良かったなぁと思っています。

チャペルタイムの奏楽をしていると、チャペルタイムに出席しているのと同様に、先生方の様々なお話を聞くことができます。自分の幼いころの話や、時の話題、現代の若者と、聖書のなかのお話を掛け合わせて話されるので、内容は色とりどりで、どれも心の奥深くに問いかけるようなお話でした。
その内容こそ、様々ですが、先生方が私たちに伝えたいことはひとつだなと感じていました。それは、「人を愛すること」です。
その「人」とは、周りにいる身近な人、世界中で苦しむ私たちの仲間、そして、私たち自身のことです。
私たちの周りにいる身近な人、世界中で苦しむ私たちの仲間、そして、私たち自身、その全てに共通するのが「ただ、そこにいるということが許されている」という点です。人間が人間として生きていくうえで、それは当然の権利ですし、それを守っていくのは私たちひとりひとりの義務でもあります。しかし、その当然のことが守られていないのが現状です。
まず、世界に目を向けて下さい。内戦や暴動などの紛争によって、住む家が奪われ、食べるものもなく、命までも奪われていく人たちがいます。病気が流行していても、貧しいために薬も買えず、十分な治療を受けられず、まだ幼いのに命を落としていく子供達がいます。父母の給料だけでは生活していけず、また、父母を亡くして、自分たちの力だけで生活していかなければいけなくて、学校へ行くこともできずに働いている子供達もいます。
次に、国内に目を向けて下さい。金銭トラブル、誘拐、いじめなどで命を奪われたり、命が危険にさらされたりする人たちがいます。そして、親による虐待によって命を落とす子供達もいます。
こうしてみると、「ただ、そこにいるということが許される」という、人間としての当然の権利が守られていないように感じられます。
私は、こうした人間としての当然の権利が守られていない人たちが、その権利を得られるようにする唯一の手段が、「人を愛すること」なのではないかと思います。無関心、無感情でただ毎日を過ごすのではなく、周りで起きている様々な問題に目を向け、関心を持つこと、そして自分の心でキャッチすることが大切だと思います。心が動かされると、それを行動に移せるようになります。もちろん、問題によっては、危険が伴い、すぐに行動に移すことが困難といえるものもあるでしょう。そういうときは、焦らず、できることからひとつひとつ進めていけばいいと思います。
それが、私にとって「チャペルタイムの奏楽」でした。最初は1年間だけで終了するつもりでしたが、チャペルタイムに様々なお話を聞いているうちに、できることで役にたちたいと思うようになり、特技であるピアノを活かして、チャペルタイムで大切なメッセージを伝えるお手伝いをさせていただこうと思い、4年間の奏楽を決意しました。そして、チャペルタイムの奏楽を続けることで、私自身が「ただここにいるということが許される」という実感をえることができました。また、チャペルタイムにそうした形で参加することで、話したことのない先生と話すきっかけを得たり、悩み事ができたときに、親身になって聞いて下さるチャプレンとコミュニケーションをとったりすることができました。
今できることを、今、始めることは、周りの人を幸せにするだけでなく、自分自身も幸せになることができます。私はそうしたことをこの4年間の活動を通し、学びました。それが、私がチャペルタイムの奏楽を4年間続けてきた理由です。
最後になりましたが、4年間もチャペルタイムの奏楽をさせていただけたこと、ここに立ってお話をさせていただけたことを心から感謝します。



本当に、この4年間、チャペルの奏楽をさせていただけたこと、感謝いたします。





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Last updated  Feb 2, 2004 11:31:18 PM
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