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2018.03.05
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カテゴリ: ニュース
「3/3(土) 11:55配信 テレ朝 news」
なんてむごい。




本当にむごい。
「午後8時半ごろ、さいたま市大宮区で、
車道の左端を自転車で走っていた中学3年の女子生徒が後ろから来た乗用車にはねられ」
「死亡し」たという事故。



埼玉県と言えば、高校入試もあらかた終わっています。

受験の報告ですかね。
まだ残っている入試もあるけど。




この一年間、なのか
もっと長い時間なのか、
やりたいことも我慢して、
楽しいことも我慢して、
明るい未来のために、一生懸命勉強していたのでしょうね。



「明日」を信じて



それが、突然切り落とされてしまった。
そんなに悲惨なことがあるでしょうか。




もうやるせない。



この事故の根が深いと思うのは、
自転車と車の角逐が透けて見えるからです。


映像を見ていると、
さいたま市にはよく見える風景で、
歩道と車道は分かれていて、
歩道を自転車で走るには、歩道が狭い。




だが、自転車が車道に出ると、
自転車が走ってしまうと、
車が追い抜くことのできないような道なのです。


多分、亡くなられた中学生は、
道交法をしっかりと守って、車道を走ったのですね。



単純に、この容疑者のドライバーが安全確認を怠ったということなら、
それでも許せませんが、
社会としては、そのような存在を完全に排除することは出来ませんから、
なんとか腹を納めることもできます。


ただ、これはそういうことじゃないと思うんですね。


自転車で走っていると、本当にすれすれを掠めていく車はたくさんいます。
本当にたくさんいます。
びっくりするくらいいます。


例えば、対向車がいて
それでも追い越すために、すれすれになってしまったというのなら、
まだわかるのです。


尤も、道交法では、追い越す際に安全な間隔を保持出来ないのであれば、
追い越してはいけません。


でも、二車線道路だったり、
対向車が来ていなかったりしても、
おそらく懲罰的に、すれすれを追い越していく車はいるのです。

その背景に、「自転車が車道走るなんて、邪魔だな」
という「正義」があるんですね。
あくまでも、その人の「正義」
道交法ではない




もしそれでぶつかったとしても、
車道を走っている自転車が悪いということなのでしょう。


先日私が車で走っている時、
前をのろのろとおじいちゃんの自転車が走っていました。

生憎対向車線は渋滞していて、
その自転車をパスするだけの間隔を取ることが出来ず
結局、対向車の列が途切れる迄、
おじいちゃんと走ることになりました。


確かに、すれすれを掠めれば追い越せたかもしれません。
でも、それをしたら、人として御終いですよね。



そうやって、「車道を走る自転車は、安全な間隔をとることなく抜かない」というのが当然な社会であることを企図する。

逆に、「自転車は邪魔だ」と正直に言うのならともかく、
自転車はみんな道交法を破っている、
というようなもっともらしいプロパガンダが行われる。



スマホにジュースを持った女子大生の自転車が
お年寄りを殺してしまった事故は
本当に悲惨ですね。
それは事実です。



ただ、実際の死亡事故では、
車が加害者になる事故の方が、
圧倒的に数が多い訳です。


その比率を無視して、
自転車の加害事故を大きく取り上げる。
すると、みんなの中に
「やっぱり、自転車は酷い」という既成概念が出来上がるのですね。


結果、車道を適法に走っている自転車すら、
「邪魔だ」と思い、時に道徳的な制裁を与えるのです。
それが幅寄せだったり、クラクションだったりする


だって、渋滞して前に進まない時に、
前の車にクラクション鳴らします?
鳴らしませんよね
だって、自分も前の車も
同じように渋滞の一部なんですから
何も間違っていない。


でも、自転車はそもそも車道は走ってはいけないから、
その自転車にはがんがんクラクションを鳴らすわけです



大抵の人間は、相手に何の落ち度もないのに、
脅かしたりはしないものです



で、幅寄せする





そもそも自転車は、一定程度ふらふらして走るものですから、
幅寄せをし過ぎると、
ひっかけたり、轢きつぶしたりすることになります。



逆に言えば、自転車を安全に追い越すということを
多くのクルマが実施していれば、
事故現場になったような道は、
がくんと車の走行速度が落ちた筈です。



事実上抜けないかもしれない。



まだ夢も未来もある中学生さんの命が
可惜失われるようなこともなかったかもしません。

勿論、今回の事故が幅寄せ結果だと断じている訳ではありませんが
そのような可能性を孕んでいる
本当に嫌な事故です





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最終更新日  2018.03.05 18:20:04
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