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るうとくん

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2006年04月05日
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でこさん の日記をご紹介させて下さい。

毎年、キレイに咲く桜。

そこには、こんなお話もあったんですね。。。(涙)







一昨年の夏、私の父親は突然亡くなりました。

62歳、今まで長年勤めていた会社を定年で退職をし、

お客さんたち総勢30人ほどの方たちが、父の定年祝いで

パーティを開いてくた、その後一時間後になくなりました。

パーティの後、駅まで迎えに

来た母親の車の中で、皆さんがお祝いをしてくれた

話をしている最中に、気分を悪くし、自宅に着いて

安静にしようとしたとき、呼吸が止まったそうです。


あれから一年半・・・・

通勤の車の中から、桜が満開に咲く姿を見るたびに

父の笑顔を思い出します。

父は今から15年ほど前から、桜を植え続けました。

毎年、毎年、毎年60本近くの桜を全国に植え続け

ました。当時、父の会社の経営がうまくいかなくなった

のか、給料は今までの半分ぐらいまで落ち込み、4人の

兄弟のいる、私の家庭では教育費もどうしたらよいか

と、母親が頭をかかえている時期でした。

しかし、父はそれでも植え続けました。

私も当時父親に、「桜を植えるのはやめてほしい。その

お金があるくらいなら、もっと家庭にお金をいれてほしい」

そんな話をした覚えがあります。

そして一昨年、まだ桜を植え続けている父に

「何のために、うえつづけるのか?」と質問すると、

「でこ、人の命には限りがある。私もいつまで元気で

 働けるかわからない。しかし、桜は私が亡くなった

 後でも生きつづけるんだよ。でこの娘、また孫の代、

 また何十代も何百年も先の人たちまで、みんなを

 喜ばせることができる。

 一年に一度、桜の木の下で、家族みんなが集まって

 笑顔になれるんだよ。そして、娘、息子たちに

 じいちゃんの植えた桜だよっていえるじゃないか。

 また、悩んでいる人もきっと桜をみれば笑顔に

 なれるんだよ。」そんな会話をしました。


 そして、今年の3月・・・・

 父の思いを継承し、父の目標だった

 1000本目の桜を岐阜の根尾村、薄墨桜ちかくに

 記念のさくらを植えることができました・・・・

 今後も2000本めざして頑張っていきます。


 もう一つ、生前から父の言っていた言葉

 お前たちにはお金という財産はのこさない。

 ただ、人という財産だけは残していくよ。

 お金は使えばなくなるが、人という財産は

 使えば使うほど、どんどん育っていくからね・・・



 私はお金よりももっと大事な財産をこんな父から

 いただきました。






桜の木の寿命は5~60年。今ある桜のほとんどが、戦後まもなく植えられたものだそうです。


「お金は使えばなくなるが、人という財産は

 使えば使うほど、どんどん育っていくからね・・・」



彼のお父さんは 「桜」 というツールを使って、人の繋がりを、次の世代に残したんですね。


毎年当たり前のように、開花宣言。お花見。

違う感じ方が、出来ました。


今日の雨で、散っているところも多いけど、残った桜で一杯♪


そんな氣分です。







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最終更新日  2006年04月05日 15時44分22秒
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