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rose_chocolat @ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2009.10.18
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カテゴリ: 洋画(た行)



監督:ヴァレリオ・ミエーリ

出演:イザベッラ・ラゴネーゼ、ミケーレ・リオンディーノ、グレン・ブラックホール


コンペティション部門 インターナショナル・プレミア

第22回東京国際映画祭 『テン・ウィンターズ』 ページはこちら。



<Story>



小さなフェリーがヴェネチアの水上を横切っていく。
大学でロシア文学を学ぶため小さな町からやってきたシャイな18歳の少女カミッラ(イザベッラ・ラゴネーゼ)は、群集の中からひとりの少年(ミケーレ・リオンディーノ)に気付く。
彼もまたスーツケースを抱えてやってきた新参者だった。
彼女は控えめに、そして彼は大胆に、視線を交わす。

本作は、10年におよぶ愛の物語であり、そのプロローグを絵画的に描いた作品である。
関係がゆるやかに繋がりつつ、困難を乗り越え大人へと成長していくふたりの人生には、冬がめぐってくるたびに、新たな窓が開いていく。




<感想>

TIFFのチケット、どれ買おうかなーと見てたら、
この映画の写真の雰囲気があまりにも素敵だったんで、絶対にこれは行こうと決めてました。

すてきー。




DSCI0460
DSCI0460 posted by (C)rose_chocolat






ヒルズの、メトロハットを上がってすぐ右にあった、コンペティション部門の映画を集めた噴水パネル。
これ、雪が降っているみたいだったんで、思わず1枚撮ってしまいました。





DSCI0462
DSCI0462 posted by (C)rose_chocolat






題名の通り、10年の歳月をかけて育まれていく男女の恋物語。
そして舞台は必ず冬。
出逢いの冬、波瀾の冬、疑惑の冬、転機の冬。
決して同じ冬は来ない。
冬が来るたびに変わっていく2人の距離も見逃せないところ。


カミッラは、よくありがちな、女は黙ってついていく。。。 というタイプの女性ではないです。
むしろ自分に訪れるものには積極的にチャレンジしていくタイプ。
それが失敗に終わっても、理不尽だったとしても、まずはその道でやっていこうとする。

だけどまっすぐに自分に正直に、彼女は人生を泳いで行きます。


対するシルヴェストロは、典型的なやんちゃな若者。
何を考えているのかどっちつかずで、カミッラに対しても様々な態度で接する。
だけどカミッラから何となく離れられない。
その彼がだんだんゆっくりと、 大人の男に成長していく姿はいいものです。

男と女の役割が入れ替わっているようにも見えるのは、世相なんでしょうね。
でもとても好感持てます。


言いたくても言えない、言わない。
言ってしまった瞬間に、壊れてしまうから。
大切なものは、大切な時に、大切にしてあげる。
何か素敵な映画でした。






終映後、トークショーがありました。
登壇者は監督のヴァレリオ・ミエーリ氏と、プロデューサーのウリアナ・コバレバ氏。


ヴァレリオ・ミエーリ監督:
「これは自伝的要素が強いです。
映画の製作は、ローマの映画学校にいた時に実験的な形で始まって、初めはとても小さい構想だったのですが、プロデューサーが可能性を伸ばしてくれて、ここまでの作品となりました。
初めての仕事だったが、周りの経験豊富な方々と一緒に仕事をすることができて、この作品もベネチア・東京と2つの国際映画祭に出すことができました。」


プロデューサーのウリアナ・コバレバ氏:
「ロケ地は、ベネチアとロシアです。
いい脚本があったら映画化したいと思っていたところに、ヴァレリオ・ミエーリ監督の作品があった。 ありのままを描いた感じがとても気に入りました。 彼は哲学の学位を持っており、シンプルで深い発想がそこから出ていました。」


Q:カミッラがとても大人びていて、シルヴェストロの変化がゆっくりなのがとても面白かった。 男女が10年間で変化していく様子について、どこに気をつけて制作していきましたか?

「カミッラの方が変化が激しい。 シルヴェストロは我が道をゆっくりと行くというタイプにしました。 というのは、男性の方が精神的な成長が遅いからなんです。
映画の終わりで、シルヴェストロは今の自分とほぼ同じ年にして、カミッラと対等になるように設定してます。
カミッラはハッキリとした性格だけど、ドの冬もいろいろなことに直面していて、ロシアの出来事も、シモーネとのことも間違いだったということに気が付きながら進んで行く。
この2人が愛し合うためには、それぞれが違う清張を送らなければならなかった訳です。」


Q:キャスティングについて。

「自分で決めました。 シルヴェストロ役のミケーレ・リオンディーノは悪役が多くて、このイメージに合うかどうかというところはあったのですが、最初に観た時から数か月後に彼に会った時にイメージが変わっていて、この役で行けそうという予感がして、彼に決めました。
カミッラ役のイザベッラ・ラゴネーゼも、快く引き受けてくれました。」


この映画、どうやら監督とプロデューサーが下敷きになっていたようで、映画と同じように10年前に出会って、ゆっくりとお互いが必要となる関係になっていったようです。
だからとてもリアリティに溢れてて。
そういうところもこの作品の素敵なところなのかもしれません。
イタリアとロシアの初の合作映画、そこも興味をそそりました。
一般公開されたら、もう1回観たくなるような1本でした。





今日の評価 : ★★★★










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Last updated  2009.10.27 05:34:10
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