残念ながら、オーソドックスなおせち料理は、子どもはすすんで箸をつけない。私自身、今でこそ、それぞれの味わいが好きになり、お正月だけたべられる「ごちそう」と思うようになったが、子どもの頃は好きな食べ物ではなかった。子どもが喜ばないのは先刻ご承知だ。
長男など、「好きじゃない」と言うけれど、「これは文化だから」で納得させている(つもり)。
ハタから見ると、ずいぶん抑圧的かもしれない。有無を言わさず、お正月3が日に食べるもの、と受け入れさせているから。
でも、文化ってそういうものじゃないかと。
思考停止なのか、伝統なのか。
受け継がれてきたという事実が、前者でないことの証だと思っている。
まあでも、あまり無理強いはしない。元旦の朝の食事では、「全てを少しずつ、必ず食べてね」と言う程度だ。
喜んでというわけでなくとも、そのとおりにするところをみると、子ども達もわかっていると思う。
強制しないといっても、黒豆やなますなど口直しにはちょうどいいから、ちゃっかりお弁当に入れている。今日の豚肉しょうが焼きには、良い組み合わせなので、タップリ。
もっと大人になって、伝統料理の大切さに気がついてくれればいい。
