両側乳がんからの復活

両側乳がんからの復活

★48歳 シングルマザー
(家族は、20歳の娘と21歳の息子&12歳のミニチュアダックス♀)
★2016.2月に定期検診で両側乳がんを告知されました。
(ステージ2b.ステージ3a しこりの大きさ5センチ 。6センチ)
★両リンパにも転移。
9ヶ月のホルモン治療を経て
★2016.12月に全摘出& 同時再建手術完了
(腹直筋皮弁による自家再建)
★放射線25回の治療を終えて、現在は3ヶ月に一度のリュープリン注射と
ノルバデックスの飲み薬を服用中
★2017.8月に乳頭再建手術
★2018.1に乳輪タトゥー完了


ガンと告知され、まじかーーーー!っと思いましたが、すぐに、
よし!人生の勝負の時!と腹をくくりました。

このまま鬱ぎ込んで生きるか、もしくは、よし頑張ろう!と前に向かうか、
どちらを選んで生きるかは自分の心ひとつですものね。

私はガンになったことで、今までの健康な人生が、いかに幸せだったか。
家族と過ごせることも、素晴らしい仲間や職場がある事も、全てが大感謝すべき事だった!ということに改めて気づくことができました。

ガンにならなければそんな当たり前な毎日がどれだけ幸せな事なのか
気づかぬまま人生を過ごすところでした。

今は、自分の縁する人たちにどれだけ恩返しできるか、
感謝の気持ちを言葉や形に表したいと思いながら1日1日を過ごしています。

病は気から。
今日も元気だ!絶好調だ!と思っていると本当に生きる力が溢れてきます。

腕の痛み、関節の痛み、腹筋を二本、胸に移植したことによる負担や腰痛…
様々な不自由もありますが、自分の人生を精一杯生きて、かけがえのない最高に幸せな毎日を送っていきたいです。


2018年07月23日
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先日、1人で映画を見に行ってきました。
今回見たのは、 ワンダー 君は太陽
という映画。​​

顔に重度の障害を持って生まれた10歳の少年オギーの物語。

オギーは、生まれた時から顔に奇形を伴っているために、人目を避けていつも大好きな宇宙飛行士のヘルメットをかぶって顔を隠している。

そんな彼は、数十回も入院や顔の手術を行っていたため学校へは行けず、母親と家庭学習で勉強をしているんだけど、小学校5年生の新学期から、みんなと同じように学校へ通わせる事を母親が決断する。

両親と姉からの愛情いっぱいの中で守られながら育ってきたオギーが初めて親元を離れて、ヘルメットを外し、顔を晒して小学校に通い始めるところから物語が始まるんだけど。

もう。



家族が朝、学校の門のところまで一緒に行ってオギーを見送るんだけど。
顔をさらして、一人で門を入っていくオギーの背中を見守る家族の気持ちがとにかく切ない。

好奇の目に晒されて、まるで、ばい菌を見るようにみんながオギーから離れていく。

いじめられたり嫌なことをたくさんされて、学校で孤立するオギー。
給食の時も、誰もオギーに近づかず一人ぼっち。

観ている私は、いちいち切なくなって、涙が止まらないんだけけど、でもそれよりもオギーの愛くるしい性格と、可愛さが、なんとも言えない安らぎと心地よさを感じさせてくれる。

容姿がどうであれ、愛おしいと感じさせてくれるような、本当に可愛い子なんだよね。オギー。

そんなオギーは、学校でずっとひとりぼっちで過ごすんだけど、次第にオギーの前向きさや、頭の良さ、面白さ、明るさなど、、彼の内面に触れることで、オギーの人間性や魅力を理解していく子達が増えていく。

子供って素直だから、時に残酷だけど、その分だけ、柔軟な心も持っているから優しさや、友情はどんどん広がっていくよね。

それがとにかく泣ける。
子供達の友情って素晴らしいって気づかせてくれる。



この映画の不思議なところは、障害の子供が題材でも、お涙頂戴的なつらくて悲しい話ではなくて、終始、温かい感情や、優しさ、人を守る勇気や、心の強さなどを感じさせてくれる映画だっていうところ。


オギーは顔に障害があるわけだけど、とにかく可愛いくて愛くるしい。
困難に負けない生き方と、彼を取り巻く家族がユーモアたっぷりで、先生たちの教育も愛があって素晴らしい。

ハンディーを持っている人はこの世の中にたくさんいると思う。
私も乳がんだしね^^


内臓の疾患とか、体のどこかの部分に障害がある人は多いと思うけど、オギーの場合は、顔の障害。
顔の障害がどれだけ大きな試練かは、想像がつく。

それでも、オギーのその存在自体がとにかく尊いと思わせてくれた。


終わって映画館から出た後もずーーーっと、幸せな余韻が続くような。
心が優しくなれるような。
そんな愛にあふれた素晴らしい映画でした。

映画の中で先生が
【偉大さは強さの中にはない。
正しく強さを使うことの中にあるのだ・・。
もっとも偉大な人とは、自分自身の魅力で多くの心を動かす力を持っている】というセリフがあった。

深いね。
人は、外見なんて全く関係ない。
全てはその人が持つ人間性だと感じました。


この映画は、夏休みに子どもと一緒に観に行くとすごく良いかと思います。

子供たちがこの映画を通して、人の痛みがわかり、人を守れる強さを得られる。
そんな素晴らしい作品だと思います。


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ヤフーのニュースに、ある小学校でこの映画が上映されて、映画を見終えた子供たちの前に、オギーと同じ障害であるトリーチャーコリンズ症候群の大学生の男性を招いて、講演をした記事を読んだ。

初めはその彼の顔を見て、みんなぎょっとするんだけど、彼が話し始めるとみんな真剣に話に聞き入り、質問コーナーでは積極的に手を挙げて彼に質問をしたらしい。

そして公演後は、給食をその大学生と一緒に食べれるという発表がされると、子供たちから喜びの歓声が上がったらしい。

子供たちってホントに素直でかわいいね。
心が柔軟だから、受け入れるのも早い。
学校ではどんどん、教育したほうがいいと思う。

人はみんな同じじゃない。
みんな違うんだから。
その、差異を認めるということができれば、いじめなんかにならないのに。と思いました。

余談ですが

私が小学生のころ、そろばん塾に通っていて(なつかしい)
そろばん塾の待合室は子供たちでごった返してるんだけど、ある日そこに、赤ちゃんがいて。(たぶん誰かの弟)

赤ちゃんなんて珍しいから、後ろ姿を見ただけで【かわいーーーーっ】って近寄って行ったんだけど、赤ちゃんが振り返った途端、一瞬心臓が止まりそうになるくらい、顏に大きな障害を持っていたんです。

すごくびっくりしたわけだけど、その赤ちゃんの動きを見ていたらとにかくかわいくて。
結局みんなで【かわいいかわいい】ってその赤ちゃんと遊びだしたんだよね。

本当にかわいいんだよね。
初めは見たことがないからびっくりするだけで、すぐに目が慣れる。
なれたらもうかわいいし、その子の個性としてすんなり受け入れられちゃう。
そろばん塾にいたみんなが、最終的にはその赤ちゃんを受け入れてたよ。
可愛い可愛いって。


差異を認めることが当たり前になれば、この世に偏見なんてなくなるのに。


ワンダーの映画を見たら、偏見を持っている人のほうが恥ずかしいと感じてしまう。
人を守る勇気、思いやり、友情をとにかく大切にしたくなる。
強くなりたいって感じさせてくれる。
それがこの映画の最大の魅力だと思います。

心がいつまでもいつまでも、ほんわかする映画。
是非是非!
お勧めします。


本もあるよ^^
👇
絵本ってなってるけど
小説です。


Wonder ワンダー 絵本 子供 赤ちゃん 幼児 おすすめ 人気 知育 誕生日 誕生日プレゼント 出産祝い

児童書だから小学生でも読めます。
大人が読んでも、ぎゃん泣き間違いなし。

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rblog-20180723233506-00.jpg

文字はこんな感じ。
お勧めです^ ^








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最終更新日  2018年07月23日 23時35分07秒
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