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本日でブログを始めて、ちょうど4年が経ちました。ふりかえれば、いろいろなことがありましたが、今は更新することが、誠にむつかしくなっている状況。そこで。今日で、とりあえずブログを休止したいと思います。今後、また再会するかどうか、先のことは分かりませんが、今までブログを通して関わっていただけた皆さん、まことに、まことに、ありがとうございました。また、いつか、どこかで、お会いしましょう。それでは、ごきげんよう。さようなら。ベッティーニョ
2008.03.20
2008年になって、はや二ヶ月が過ぎました。もう3月です。春です。そう思うと本当に早いと実感します。◆しかし、今年の元旦に立てた「毎日走る」という一年の計。これを考えたとき、「まだ二ヶ月しか続けていないのかぁ・・」という思いに駈られます。実際、もう正直辛いんですけど・・とくにヤセるわけでなし、引き締まるわけでなし…などと、かなり後ろ向きな気持ちになっていたのですが。。きのう、今年になって初めて会った人に、「引き締まったんちゃう?」という、まさかのポジティヴ発言に、すっかり消えかけていたやる気の炎が少しだけ再燃(ちょっとだけよん)。われながら、単純な性格をしていると思いますが、もう少し続けようと思います。
2008.03.01

最近、チリのピノ・ノワールも中々美味しい、のではないか・・と思い出している今日この頃…というよりも、むしろすっかり高くなってしまったブルゴーニュに、半ばフェドアップして新たなピノの(安くて旨い)フロンティアを求めて新世界を開拓中です。■ ピノ・ノワール・レゼルバ [2007] ヴィーニャ・グラシア ■□ Pinot Noir Reserva [2007] Vina Gracia □これは前回のコノスル・コンバージョンとは打って変わって、濃くはないですが、野性的で力強く、ピノらしさの、というよりも、品種の個性の乏しい強い味わい。でも、千円以下のワインとして考えたときには、充分満足感は高い、と思います。しかしながら、コスパの高いチリワインは山ほどあるので、リピートには至らず。
2008.02.23
久方ぶりの大雪が降って驚きましたが、私自身も久方ぶりの「しもやけ」になって、大雪以上にびっくりしました。まさかこの年になって「しもやけ」になるとは…中学生以来じゃないでしょうか?最初、それと気づきませんでしたよ。。というか、地味にしつこく痒い…でも、どことなくなつかしい…
2008.02.10
もう二月も一週間が過ぎようとしています。まことに、時間が過ぎるのが早うございます。そして、なんだかんだと一年の計も継続中。しかし。近年稀に見る(私の記憶が正しければ10年ぶり)降雪で一ヶ月以上続けてきたロードワークも潮時か…と思いましたが、とりあえず表へ。。路面に雪が積もっているので雨よりタチが悪い。でも、表へ出たので、走ってみる。。走ってみた。。。結局、2・3分で帰ってきました。。が、にもかかわらず、わんさと身体に雪が積もりました。足もずぶずぶになりました。しかしながら(2・3分とはいえ)、どうにか継続の糸を断ち切らずに済みました。雪が降ると、訳もなくうれしかった時代もあったんですけどね・・・
2008.02.09

■ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ [2004] フェウド・モナチ ■□ Aglianico del Vulture [2004] Feudo Monaci □アリアニコといえば、濃くて甘くてスパイシーで…というイメージがありますが、さすがに千円のワインでそんなことは、ありませんね。。期待してはいけませんね。なので、濃くはないのですが、アルコール感は強いです。そして、荒さもあります。決して悪くはないのですが、値段を考えれば、他に選択肢があるようにも思えます。
2008.02.01

せっかく。久しぶりに(本当に久しぶりに)飲んだワインを更新しようと、カチャカチャしてたら、データ消してしまうし…やる気急降下。なので、ゴチャゴチャ言わず、サラリといきます。■ サンジョヴェーゼ・サン・ジョルジョ [2006] ディ・マーヨ・ノランテ ■□ Sangiovese San Giorgio[2006]Di majo Norante □今まで気にはなりつつも、その「いかめしい」ラベルに触手が伸びなかったワイン。なのですが、届いてみると、実物は写真より数段「いかめしい」です、このラベル。フレスコ画風のラベルなのですが、騎士が竜(ドラゴン)を串刺しにしています・・ワインのラベルとしていかがなものか?…と思わなくもないですが、このワインにまつわる伝説が、何かあるのかも知れません…それはそれとして、ワイン自体はそんなネガティヴな印象とは関係なく、南らしい分かりやすく溌剌とした味わいでこの価格にして充分に美味しかったです。友人とワイワイやるときにいいですね。…とかなんとかいってたら、サラリ・・ではなくダラダラと書いてしまいました。。
2008.01.25

最近飲んだカバを2本ほど。まずは、一喜。 ■ カバ・ブリュット・ナチュレ [N/V] カステル・デ・ラ・コマンダ ■□ Cava Brut Nature [N/V] Castell de la Comanda □共同購入(6本で送料無料)で798円(税抜)で購入。ですので、期待は禁物。。ですが、これが当たりでした。日々のあわ、としては申し分のない味わい。フルーティで少し芳醇な味わいは、すでに千円では買えなくなってしまったモンサラに似た印象。繊細さとか複雑さとか、そういうものはさておいて、単純に美味しい、ということがデイリーワインには大切な要素だと思います。というわけで、追加購入しました。千円以下の泡としては、掘り出し物でした。◆◆◆そして、一憂。 ■ カバ・ブリュット・ナチュレ [N/V] バルフォルモサ ■□ MVSA de Vallformosa Cava Brut [N/V] Vallformosa □以前、ハウスカバとして愛飲していたクラシックの一応下のラインのカバ。クラシックが千円では買えなくなってしまったので、テクニカルを見る限り、クラシックとのあまり差がないようなので、試しにコチラを購入してみました。とはいえ、実際はラベル不良商品のオークションで1円(だったと思う)で落札。なので、状態が悪いとか、そんな、文句は絶対に、絶対に、言えませんよ。ただ、この店の自社輸入商品は、個人的にかなり怪しい、と感じています。で、ネットゆえ、このカバが自社輸入商品だと分からなかったんですね。まあまあ。1円ですから・・いや、1円でよかった、というところでしょうか。
2008.01.17

最近、新世界のピノも良くなってきた、んじゃないでしょうか。。■ ピノ・ノワール・コンバージョン [2007] コノスル ■□ Pinot Noir Conversion [2007] Cono Sur □去年、初めて飲んでから、すっかりハウスワインへとコンバートしつつあるワイン、ですが、2007年!?・・です。ので、早いのかな、と思いきや、イイですよ、かなり。チリのワインにヴィンテイジによる出来の差があるのかどうか、わかりませんが、2006年よりも、さらに美味しくなったような、そんな気持ちになるほど、イイです。品種に関係なくただ濃いワイン、とは一線を隔した、ピノの個性をキチンと感じるワイン、ですね。非常に、非常に、好感色。で、千円チョイという価格を考えれば今年もまたお世話になりそうな予感が、ムンムン、というか、ムラムラしています。
2008.01.16
元旦からはや二週間…「一年の計は元旦にあり」元旦、ということで少し気持ちが大きくなっていたのか「毎日走る」などという大風呂敷を広げてみたものの、正月が終わり普段の生活に戻ってみると、この計画を続けていくのはまことに、まことに、困難であることを実感しています。とにかく時間がないんですよね。。◆とはいえ、なんとか続けてこれました、二週間。だから、もうそろそろいいでしょ?ほん…っとに時間がないんですよ、ほんとに。。◆でも、思いの外、体形に変化が見られないので、これは口惜しい、かなり口惜しい。のでもう少し、少しは身体に異変(?)が起きるまで続けていきたいと思います。
2008.01.13

最近飲んだスペイン赤をサワサワっと紹介。はからずも同じヴィンテイジでした。■ グラン・レゼルバ [1999] フィンカ・ロス・アルトス ■□ Gran Reserva [1999] Finca Los Altos □これは確か、税抜き798円だったので、まったく期待していなかったのですが、キレイに熟成していて、大満足、でした。アタリのボトルだったのかも知れませんが、変なエグミもなく、この価格でこの味わいは、なかなか味わえないように思います。 ■ カベルネ・テンプラニーリョ・レゼルバ [1999] ビーニャ・アルバリ ■□ Cabernet Tempranillo Reserva [1999] Vina Albali □このワインはずいぶんと前ですが、一度、飲んだことがあるのですが、そのときに「やっぱりアルバリはグランレセルバにかぎるっちゃね」と思ったのですが、果たして今回も、まったく同じ印象でした。普通に熟成したワインなのですが、何かが足りない・・逆にいえばグラン~の方には、その何かがあるんですけれど。◆という訳で、私が買った時には、上のアルトスよりも高い値段(千円以上)でしたが、個人的には、アルトスの方が美味しいと感じました。こちらはリピートOKですね。
2008.01.11

なんだか無性にフラスカティが飲みたくなったので、飲んでみました。で、安くて美味しいフラスカティといえば、コレですね。 ■ フラスカティ・スペリオーレ・セッコ [2004] ポッジョ・レ・ヴォルピ ■□ Frascati Superipre [2006] Poggio Le Volpi □このワイン、値段の割に、フラスカティの割に、美味しいんですよねー・・って思っていたら、何か値上がりしてるーーっ!!私が買ったときには1050円だったんですけど。。これなら、カサルを買うかな・・でも、なかなかフルーティ&爽やかで美味しいですよ(もう遅い!?)。デイリーワインで100円違えば気持的に全然違ってくる・・と思うのは私だけでしょうか。。
2008.01.09

遅ればせながらの2007年印象に残ったワイン。今回は白ワイン。■ シャルドネ [2004] クロ・デュ・テュエ・ブッフ ■□ Chardonnay [2004] Clos Du Tue=Boef □ムッシュ・ティエリー・ピュズラの白ワは本当に美味しくて、しかも、そんなに高くない…最近は、少しずつ値段が上がってきていますが、それでも、そんなに高いとは思いません。いつもソーヴィニヨン・ブランなのですが、初めてのシャルドネだったので、どうかな…?と少し思いましたが、そんな不安も杞憂に終わりました。メチャクチャに美味しかったです。美味しいシャルドネ、ではなくて、ただただ美味しいワイン…美味しいピュズラのワイン・・そうなんですね、「シャルドネらしい」味わい、ではなく、「ピュズラらしい味わい」なんです。3000千円以下で飲める白ワイン(←あら?どこかで聞いたことのあるフレーズ・・)としては、相当に、相当に、もうウキウキ裸音頭を踊ってしまうくらいに、美味しいワインだと思います。
2008.01.06

まことに、まことに、遅ればせながら。2007年、自分で購入して飲んだワインの中で最も印象に残ったものを。とりえあずは、赤ワイン。■ シャトー・グラン・コルバン=デスパーニュ [1998] サン=テミリオン ■□ Ch.Grand Corbin-Despagne [1998] Sant-Emilion □去年の父親の誕生日に開けたワイン、ですが、文句なく素晴らしいワインでした。タイミングも良かったのでしょうし、1998年という年柄も良かったのでしょう。2500円程だったと思いますが、香り、味わい共にほぼサルガッソー状態のワイン。美味しい!!と思えるワインには、まあ、多くはないにしても、出会えるのですが、どこかに飛んでいってしまいそうな、なにかヘンなものとか見えてしまいそうな、トリップトリップワインには、ナカナカ出会うことは、真実むつかしい・・のですが、出会っちゃいました。そして、こういう出会いがあると、もうやめられませんね。。
2008.01.05
早いもので、今日で2008年も4日経ちました。モヤモヤ過ごしてたら、もう4日ですよ。。年末年始は私自身にとって不幸な出来事が重なり、正直、ショックだったのですが、「日にち薬」とはよくいったもので、平常心を取り戻しつつあります。完全には癒えてませんが。◆で、一年の計。今日も遂行。まだ4日ですが、こころなしか日を追う毎に、走行距離が短くなってきている様な気がしますが・・気にしない、気にしない。大切なのは距離ではなく、続けること、ね。気楽に、気長に。◆そして、風呂上りの体形チェック。ふむふむ・・どことなく締まってきたような気がしますが。。はい。気のせい、気のせい。でも、鏡の前に立つのが楽しみになりつつありますよ。そして、食事の量やカロリーを今までよりは気にせず、食べることができるのが、何より一番うれしいですね。
2008.01.04
とつぜん、大学のY先輩から連絡が入り、急遽、滋賀の先輩宅にて新年会をすることに。渋滞が予想されるので、電車で行ってきました。が、同じ近畿地方とはいえ、ふつうに旅行気分。◆明日、先輩が仕事ということで、早くからダラダラと飲みました。白ワインが好きだというY先輩に何かワインを・・思ったのですが、なにぶん急だったので、気の利いたものが用意できませんでした。□ ディー・エー ソーヴィニヨン・ブラン [2006] ドメーヌ・アストラック □■ d / A SAUVIGNON BLANC [2006] Domaine Astruc ■が、「おいしいで」と思いの外、喜んでくれてひと安心しました。いわゆるソーヴィニヨンらしい青臭さは、ほとんど感じられず、フレッシュ&フルーティーでさっぱりしていて飲みよい感じです。もう一押し凝縮感があれば、いうことナシですが、値段的には◎納得の味わいで、ココのピノも一度、飲んでみたくなりました。◆一応、赤も持参したのですが、いつもはワインなどない先輩宅にタイミングよく赤わいんがあり、遠慮なく、それを頂くことに。□ モルゴン シャトー・ド・ベルヴュー [2002] ルイ・ジャド □■ MORGON CHATEAU de BELLEVUE [2002] Domaine LOIUS JADOT ■抜栓して間もなくは、フルーティでタンニンも少なく、スルスル飲めてガメイらしいチャーミングな味わいでした。。が、時間が経つにつれて、徐々に艶っぽい香りがモラモラ出てきて、幾分タニックになってきて、ひとつぶで二度美味しい、価格を考えればお買い得な1本だと思います。ガメイも旨いモノは旨い、ですよね。もっと飲まれてもよい気がします。◆一年ぶりに会ったのと、美味しいワインも手伝って、話は尽きることもなく、いつの間にか夜は更けていき、楽しい時間は夜半過ぎにお開きとなりました。
2008.01.03
毎日、走る。と、きのう、一年の計を定めてしまったので、とりあえず今日も走ってきました。なんとか二日目、クリア。まだ二日目ですが、これはなかなか大変なことだなぁ、と早くも不安になってます・・が、あせらない、あせらない、気楽に行きましょう。三日坊主にはなりたいんですけど…すでにもう体中が痛いんですけど…やはり不安。いや、あせらない、あせらない、気楽に行きましょう。◆走り終えてお風呂に入り、鏡に身体を映してみました。が、とくに変わった様子もない。。当り前ですか・・ね。Rome was not built in a day.はい、あせらない、あせらない、気長に行きましょう。
2008.01.02
一年の計は元旦にありといいますが、たしかに、たしかに、何か新しいことを始めようとするのに、元旦はふさわしい日だと思います。というわけで、私も、ひとつ。毎日走るこれは、今まで何度となく志した決意であって、そして、今年ふたたびそれを志す、ということは、今まで続いたためしがない、ということの証です。が、今回はそんなに力まずやろうかな、と。もちろん決意するからには続けたいという思いはあるし、“継続の力”を十分に、十分に、認めるものではありますが、経験上、気負い過ぎると体調を崩したり、怪我したりするのでかるーくいこうと。無理せず、できる範囲で続けていこうと。大切なのは量ではなくて、続けることだと。少しずつでも‥ね。というわけで、今日、まず走ってきました。当たり前ですが…あと、心に秘めた決意も幾つか。。これらは不退転の決意で取り組む所存です。
2008.01.01
初夢。ですが。。例年は覚えていないことが多いし、起きたときに覚えていても、すぐに忘れてしまっているのですが、今年はなぜか覚えていて。で、覚えているうちに書き留めておこうと。というわけで、2008年の記念すべき初夢は・・・仕事の夢。。。でした。ちなみに、2007年最後の夢、つまり、昨日の夢、ですが、それも、仕事の夢でした。しかも、ほぼ同じようなシチュエイションの夢。だからどうってこともないのですが、普段は仕事の夢なんてみないんですけどね。。
2008.01.01
新年 明けまして おめでとうございます本年も よろしく お願いいたします
2008.01.01

2007年最後のワインの日。ということで、日本人がフランスで造るワインを。白はシャルドネ。赤はグルナッシュ、で、1樽しか造られなかったというレアもの。なんですが…何度か彼のワインを飲んでいるのですが、どうにも相性が悪いらしく、なかなか良い思いをしていないのですが、果たして今回もダメでした。なんなんでしょうね。。ネガティヴなビオの特徴が出てしまっています。本当は美味しい(と願いたい)のでしょうが、私が飲んだものに関しては素直に美味しいと思える味わいでは、決してありませんでした。残念ヌ。こういうワインを飲むと、正直、ビオはむつかしい、と思わざるを得ません。しかしながら、それでも、やはり日本人としてこの造り手を応援していきたいという気持ちは大いにありますし、ビオでも美味しいものもあるので、がんばって欲しいです。
2007.12.20

お手ごろ価格のメルロを飲み比べてみました。■ メルロー・バラエタル [2006] コノスル ■□ Merlot [2006] Conosur □やはり、というか、しつこくコノスル、です。バラエタルの赤ではメルロが一番親しみやすいと思うんです。どれも若いですからね。これも2006年です。さすがにフレッシュ、というより若くて幾分角が立ちますが、問題なく美味しいと思います。でも、その分長く(3~4日は)美味しく飲めます。そして、この価格。やっぱりおかしい。何がどうなってこの価格になっているのか…知らないほうが良いのかも知れませんが。。ともあれ天晴れ。■ L.T.B. メルロー [2004] ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワゼ ■□ L.T.B Merlot [2004] Domaine La Tour BOISEE □初めて飲むワインですが、さすがにコノスルより2年古い(?)だけあって各要素が溶け込んで、角がとれて滑らかで丸い味わい。少しマチュアな味わいでしょうか。これはこれで美味しい。こちらは千円ちょいしますが、その価値は十分あると思います。若いワインのようなフレッシュさや果実の力強さはあまりないですが、まったりとした包容力を感じます。千円チョイしますが、十分その価値はあると思います。◆そんなわけで、メルロの違う側面を見れて面白かったです。どちらが美味しいかは好みの問題で、私はどちらもそれぞれに美味しいと感じました。◆◆
2007.12.08

白に引きつづき。最近(でもないけど、気にしない、気にしない)千円以下の赤(ロゼ)ワインをぽろっと紹介。■ カルメネール・ヴァラエタル [2006] コノスル ■□ Carmenere [2006] Conosur □はい、コノスル。いつもの、ですね。でも、カルメネールは初めて。若いこともあって硬い、固い。3日後くらいがちょうど良かったのですが、若干下り気味で、帯に短したすきに長し、という感じ。もう少し待ちたいところです。が、コノスル、回転速いんですよね。これが欠点といえば欠点かも。私の好みとしては、ヴァラエタルの赤ではメルロが一番分かりやすく、コスパが高いと思います。■ プロトコロ・ロサード [2004] ドミニオ・デ・エグレン ■□ PROTOCOLO Rosado [2004] Dominio de Eguren □エストラテゴ・レアルやエピコ(コディセ)等でお馴染みのドミニオ・デ・エグレンの造るロゼワイン。2004年ということで、ロゼらしいフレッシュ感やフルーティーさはもはやなく、香りもヨワヨワです。味わいも、びみょうに微妙な感じ…でしたが、気のせいかも知れませんが、3日目に開きました。ただ、すべてのボトルがこれと同じとは思えませんが。やはりロゼは若いうちに飲みたいですね。■ パヌール・カルメネール [2006] ビニェードス・エラスリオ・オバリェ ■□ PANUL Carmenere [2006] Vinedos Errazuriz Ovalle □カルメネールが好きでネ。これもそう、ですが、これはイケマセンよ。強引な表現が許されるならば「これはワインではない」と言っちゃいます。イエローテイルとかが好きならば話は別ですが。。しかしながら、こういうモノを飲むと、「やっぱりコノスルはスゴイでごわす」と改めて実感できます。■ カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ [2005] ビウ・マネント ■□ CABERNET SAUVIGNON RESERVE [2005] VIU MANENT □個人的に、や○やで一番コストパフォーマンスが高い、と、昨年、2004年を飲んで思ったワイン。で、2005年ですが。なにかちがう、どこかちがう。美味しいのは美味しいのですが、2004年より樽がでしゃばっていて鼻につきます。2004年は、もっとこうバランスが良くて、凝縮していて・・・もちろん気のせいかも知れないし、記憶が美化されているのかも知れないし、飲むタイミングが早かったのかも知れません。。ので、売り切れていなければ、また買ってみたいと思っています。■ パヌール・ピノ・ノワール・リザーヴ・オーク・エイジド [2005] ビニェードス・エラスリオ・オバリェ ■□ PANUL Pinot Reserve Noir Oak Aged [2005] Vinedos Errazuriz Ovalle □「これはワインじゃない」と言ってしまったモノと同じ生産者「パヌール」が造るピノのレセルブ。これは、イケます。ふつうに美味しいです。さすが高いだけのことはあります。甘味は強いですがヘンに濃くないですし、“オーク・エイジド”と記されているワリには、そこまでケバくもないです。ただ、その分、個性もありません。ので、リピートするまでには至らない、という感じでしょうか。■ ピノタージュ [2005] ビフェアヴァレー ■□ PINOTAGE [2005] Fairvalley □南アフリカのワインで、南アの固有品種ピノタージュ。南アで有名な(らしい)フェアヴューで働く非白人の人々によって建てられたワイナリーの造るワイン。ピノタージュなんていうと、鼻で笑われそうですが、意外に好きです。あやしい香りとソルティな味わいがクセになります。でも、このワインにはその(私が思っている)ピノタージュらしさ、があまり感じられません。あっさりスッキリ、よくいえば洗練された味わい、と言えますし、万人受けする味わいだとも思います。が、一方で物足りなさも感じます。スタイリッシュで小奇麗な味わいを求めるならわざわざピノタージュは買わない訳で、その辺りに素直に美味しいと言えないサムシングが。いや、美味しいですよ。ただ、私的に千円以上出して…という感じではない、とは思います。◆というわけで、白に続き赤ワインも紹介してみました。パヌールのカルメネールをのぞけば、どれも値段を考えれば納得のいく味わいだったと思います。また買うかどうかは別にして。
2007.12.02

久しぶりに更新で、久しぶりに飲んだワインなどを。すっかり飲んだワインがたまってしまいましたので、まとめてご紹介。今回は、1000円以下の白ワインってことで…すが、けっこうありました。最近、ユーロ高に嫌気がさして、とくに白は新世界のものを頂いてます。というわけで、左から概ね飲んだ順番に並べています。では。■ コンバージョン・シャルドネ [2006] コノスル ■□ Conversion Chardonnay [2006] Conosur □このコノスルのコンバージョンシリーズは、バラエタルより若干お高いのですが、その価値はある、と思っています。で、このシャルドネも今まで飲む機会がなかったのですが、一度飲んでおこうと。初日は、香りも味わいも表情が硬くて悩ましい感じでしたが、2日目、3日目と日ごとに美味しさを増していきました。ピュア、というよりも、酸もきっちりあってカチッと造っている、という印象です。時間が経てばもっと美味しくなると思いますが、その頃にはヴィンテイジが変わってるでしょうね。■ ソーヴィニヨン・ブラン [2007] コノスル ■□ SAUVIGNON BLANC [2007] Conosur □再び、コノスル。こちらはバラエタル。バラエタルの白ではソーヴィニヨン・ブランが一番ヌ、と、個人的には思ってます。で、ほうほう2007年か…ふーん…って、2007年!?今年やん!!ていうか、ヌーボー!?たしかに南半球だから、こちらの春に収穫なのでしょうけど、にしても回転速過ぎでしょ!?と、おっかなびっくり飲んでみたら、案外ふつうに美味しく飲めました。でも、やはり若さ、青さは否めなく、同じ700円程度のアナケナのソーヴィニヨン・ブランの方(といってもこちらも2006年です)が、こなれている気がします。気のせいかも知れませんが。■ シャルドネ [2004] ラスカサス デル・トキ ■□ CHARDONNAY [2004] LAS CASAS DEL TOQUI □これは、や○やで800円。安かったので買ってみましたが、個人的には頂けませんでした。ワイン自体どうこうよりも、状態が怪しいような気がします。赤はそうでもないんですけど、ここで買った白は(そんなに多くないですが)、ハズレばかりですが(アタリはあるのか?)。■ パソ・ソーヴィニヨン・ブラン=シャルドネ [2006] ボデガ・エル・ポルティーリョ ■□ PASO Sauvignon Blanc - Chardonnay [2006] BROOKLAND VALLEY □これはアルゼンチンのワイン。690円。ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネ、とありますが、シャルドネがかなり勝っている印象。なので、少しキレがなくモッタリした感じが否めない。しかし、値段を考えれば十分及第点。好みの問題で、これが好きな人もいると思います。■ ソーヴィニヨン・ブラン [2006] アナケナ ■□ Sauvignon Blanc [2006] Anakena □今年、初めて飲んでコレがすでに3本目、というお気にワイン。700円。この値段なら文句ナイです。良くも悪くもいかにもソーヴィニヨン・ブラン、という香り・味わいです。猫の何某の臭いもバチリ。和食には、ある程度キレのある酸があったほうが合うと思っていますので、これなどはもってこい。なかなか安くてキレがあって、しかも果実味も…となると、ないんですよね。バランスが良いです。■ サラ・ビベ・ブリュット [N/V] サラ・ビベ ■□ SALA VIVE BRUT [N/V] SALA VIVE □なんとメヒコのワイン。しかも泡。で、これもや○やで。安かったのでダメもとで買ってみました。で、やっぱりダメでした…。状態が、飲めないほどではないのですが、美味しくはない状態でした。メヒコがダメなのか、店に来るまでの過程がダメなのか、は分かりませんが、ちょっと残念ですね。■ シャルドネ・マカベオ [2006] ボデガス・カスターニョ ■□ Macabeo Chardonnay [2003] Bodegas CASTANO □これも意外に美味しくて何度かリピートして飲んでいるワイン。このヴィンテイジは初めてで、このラベルになってからも初めて。ちょっと良くなりました。で、中身のほうですが、こちらは相変わらず美味しいですね。値段は若干上がってますが、まだお買い得だと思わせる味わい。果実味と酸のバランスといい、凝縮感といい、とてもがんばっていると思います。美味しいです。◆ということで。勢いに任せて7本も書いて、ちょっと疲れてしまいましたが、かなりたまっていたので、これで少しはスッキリしました。しかし、まだ書けていないワインがたっぷりあるので、なんとか時間を見つけてやっつけていきたいと思います。◆◆
2007.12.02
周りを見渡すと、目に鮮やかで壮美な紅葉が広がっていました。こんなに紅葉が美しいと思ったのは久しぶりだ…と、思ったと同時に、いままでこんなに美しい紅葉に気づかなかったんだ…とも、同時に思いました。たしかに、ここ二週間ほど全速力で走り抜けてきました。そして、手ごたえのある充実した毎日だったことも確か…でも、と、はたとつまずく。その手ごたえのある充実した日々と引き換えに、季節の変わり目に自然が見せる、大きな、時には小さなそれぞれの悠然とした優美な表情を見逃してしまうことはまことに、まことに、勿体無いことだと思いました。いいときも、わるいときも、どんなときにも周りを見渡す心の余裕が欲しいものだと思いました。
2007.12.02
夜 冷えると思ってみればはや霜月と思いたったら今日がわたしのこたつ記念日
2007.11.06
今日、東京から帰ってきました。少しまとまった休みが取れたので、久しぶりに関東に遊びに行きました。東京は2年ぶりくらいでしょうか。今回はむっちりスケジュールを組んでできるだけたくさんの友人と会ってきましたが、やっぱりイイですねー。◆久しぶりっていうこともあるのでしょうけれども、もう、めちゃくちゃに‥いや、わやくちゃに楽しかったですね。で、久しぶりに遊び疲れました。◆付き合ってくれた皆さん、本当に有り難うございました。今後ともよろしく。
2007.10.31
今朝、明け方に夢をみた。目が覚めて気がついた。一度みたことのある夢だと。でも、そのときにはすでにそれがどんな夢だったのか忘れてしまっていたけれど。
2007.10.20
約二ヶ月ぶりに休肝日。を取りました。しかも、二日連続で。◆理由は口内炎。痛い。美味しく飲めなければ、意味がないですからね。あしたには…治っていて、ほしい。ほしい。ほしい。
2007.10.16

今日は、えー半年くらい…いや、一年くらい・・かな?とにかく最近気になっていたワインを開けてみました。なので、3日間にわたってじっくり付き合ってみました。■ テルラーネル・クラッシコ [ 2006 ] テルラン ■□ Terlaner Classico[2006]Terlan □初日。レモンやオレンジの爽やかな香りとは裏腹に、意外にふくよかでマッタリした味わい。香りはソーヴィニヨン・ブラン、味わいはピノ・ビアンコが表に出てきている様な気がします。◆2日目。ちょっとシャルドネっぽさも混じって、香りがより複雑になったように感じますね。味わいも、初日より酸がシャープになって、ボリュームはその儘にシャキリとしまった印象。◆3日目。尻上がりに美味しくなっています。なるほど、混醸の良さを分かり易く味わえます。3日目が、ヘタるどころが一番凝縮していて、複雑な味わいが集中しているように思えます。◆◆で。この価格帯の白だと、ソーヴィニヨン・モックを思い浮かべますが、アチラは単一品種。コチラは3種の混醸。印象は違いますが、コスパという意味では甲乙付け難いほど高いです。◆◆◆
2007.10.11
気がついたら、近所のスペイン料理店が、教会に変わっていました。季節の色と同様、街の色もうつろいやすいものですね。
2007.10.07
ふと、見に覚えのある香りが、ふわりと。あ。あ。金木犀。周りを見渡せど、その姿は見えず。匂いだけが、その存在を、秋の到来を、ふわり、とやさしく知らせる。匂いで季節を感じるというのも、なかなかいいものだなあ、と思う。
2007.10.06

秋の夜長にロワール祭。■ ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー [2005] ドメーヌ・ド・ラ・ルヴトゥリ ■□ TOURAINE GAMEY [2005] Clos Roche Blanche □ミュスカデって私の中でアリゴテとかぶるんですけど・・違いますか?ああ、そうですか。。個人的には好みではないようで。もちろんミュスカデでもアリゴテでもビューだと感じるものもいくつか(ミュスカデならコレとか、アリゴテならコレとか)あったりするのですが、これはミュスカデらしい(つまり、特別ビューではない方の)ミュスカデでございました。まあ、あっつーい日に、水代わりに(水代わりなんだ・・)飲むにはイイかも知れませんね。◆■ トゥレーヌ・ガメイ [2006] クロ・ロッシュ・ブランシュ ■□ TOURAINE GAMEY [2006] Clos Roche Blanche □先日、ワイン夜会で飲んだこの造り手のコーにビビっときたので、別なものも・・ということで、今回はガメイを選んでみました。が、ガメイだからか若いからか、コーほどのビビっと感はない。味筋は同じ系統だと思うんですけど、何かが違う。しかしながら、しばらく置けば良い方向に変わるかも知れない、という予感も。◆◆
2007.09.27

さまざまな理由があるのでしょうけれど・・ワインの価格がみるみる上がってきています。そんな中、少し離れたヴィンテイジの手ごろな価格のワインがひょっこり出てくると、思わず手を伸ばしてみたくなります。コレもそんなワインのひとつ。■ リューリー“レ・キャトル・ヴィーニュ [2002] ミッシェル・ブリデ ■□ RULLY Les 4 Vignes [2002] Michel Briday □ブルゴーニュの良年といわれる2002年の、ボーヌではありますが、一応、畑名つきの村名。これが、税込ニ千円を切っていた(1890円)ので、とりあえず、とりあえず買ってみました。◆すでに熟成の香りがあり、しいたけや動物的な香りにアセロラのあま酸っぱい香りも。正直、もう少し厚み(濃さではなく)が有れば・・と思いますが、二千円以下ならオケ。熟成感もある一寸美味しいACブルという印象。アタリではないけどハズレでもない感じ。◆そうそう掘り出し物などには出会わないものですね。だから掘り出し物、なわけですが・・そうと頭でわかっていながらも、「もしかしたら・・」と買ってしまうのが人情というもの。でも、ACブルが普通に二千円を超えてくるご時世。多大な期待をしなければ楽しめます。◆◆
2007.09.25

ひなげしとりんご・・およそワインとは関係ない、と一見思われる名前のついたワイン。両者とも、オーストラリアのワインで、ぶどうはシャルドネ。しかも同価格帯。飲んだ日は違うけど、比べてみました。■ トール・ポピー・ヒルサイド アンウッディド・シャルドネ [2005] A・F・ワイン・カンパニー ■□ TALL POPPY Hillside UNWOODED CHARDONNAY [2005] AF Wine Company □■ アップル・ツリー・フラット シャルドネ [2006] ローガン・ワインズ ■□ Apple Tree Flat Chardonnay [2006] Logan Wine □ほぼ同じ値段(リンゴの方が若干安く買えましたが)で、千円前後でした。が、当たり前っちゃあ当たり前ですが、中身はかなり違っていました。私の飲んだボトルに関する限り、アップルツリーの方が断然良かったです。◆トールポピーは、香りもあまり立ち上がってこず、味わいも鈍重で芯がない感じ。一方、アップルツリーは、香りも味わいもフレッシュ+フルーティで凝縮感もある。◆トールポピーに関しては、何かしら状態が悪かったのかも知れませんけれど、アップルツリーは、単純に美味しく、デイリーワインとしてよくできている、と思います。それにアップルツリーは、なんとスクリューキャップなんです。個人的にコレは大きなアドバンテイジです。ラクチンさんです。また買います。◆◆
2007.09.24

折角、ワインの日なので何か思考を凝らして・・と思い、同じ造り手、同じヴィンテイジの赤と白を開けました。個人的に大好きな生産者、テュエリー・ピュズラのドメーヌ、クロ・デュ・トゥエ=ブッフの白はシャルドネ(右)、赤はピノ・ノワール(左)の2本。ヴィンテイジは共に2004年。ラベルの絵は、羽の生えた牛…そんな風に見えますが、どうなのでしょうか。。ね?◆■ シャルドネ [2004] クロ・デュ・テュエ=ブッフ ■□ Chardonnay Vin de Table [2004] Clos du Tue-Boeuf □とくにピュズラの白が好きなのですが、これは今まで飲んだピュズラの白の中でも一番美味しい。そして、今年飲んだ白ワインの中でも一番美味しい。ちょっとびっくりしました。すばらしいです。美味しいシャルドネ・・かどうかは別にして、とにかく美味しい白ワインであることは、間違いない。正直、ここまで美味しいとは思っていなくて、思いもせず至福のときを過ごすことができました。◆■ シュヴェルニー・ルージュ “ラ・カイエール” [2004] クロ・デュ・テュエ=ブッフ ■□ CHEVERNY La Caillere [2004] Clos du Tue-Boeuf □至福の白のあとで、少し分が悪い感は否めませんが、こちらも美味しい。ピュアで柔らかい味わい。このワイン、2003年から飲んでいて、美味しいのは美味しいのですが、年々価格が上がってるし、ガメイとの混醸の二つのシュヴェルニーと味筋が似ている(だと少なくとも私には思える)ので価格を考えると、どうしても飲みたい・・という感じではなくなってきている、かも知れませんね。◆ともあれ、今回はすばらしい白に出会えて幸せでした。。しかも、このワイン、まだ売っています…ぜひ一度飲んでいただきたいワイン、ですね。あ、もちろん私は買いましたよ。あしからず…はい。◆◆
2007.09.20
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ふと思いついて、ずいぶん前に買ってあった(賞味期限が今年の1月)ウコン茶を飲みだしたら何か調子がいいようですよ。気のせいか、気候のせいか、も知れませんが。もう少し早く気づけば…と思いますが、まだ暑い日が続きそうなので、今からでも重宝しそうですし、来年はコレで夏を乗り切ろうと思います。独特の臭いがありますが、慣れたらこれがけっこうやみつきになります。
2007.09.19

月に一度は泡を頂きたいものですね。というわけで、今夜はカバ。■ モンサラ・カバ・ブリュット・ナトゥーレ [ N/V ] バルティネット ■□ MONTSARRA Cava Brut [ N/V ] Bardinet □久しぶりのモンサラです。最後に飲んだのが去年の年末、ですから約9ヶ月ぶり…飲まなくなった理由は、値段が(少しだけど)高くなってしまったと、いうことと、他に安くて美味しいスパークリングを見つけたから。です。例えばこのカバとか。◆それはさておき。やっぱりいいですね。相変わらずです。フルーティでコクが有って。ちなみにコレは、泡だらけのセットの中の1本で、割安だし送料無料なのでビュー。千円の泡ですから、変に背伸びせずに、分かりやすくて美味しいものがよいですよね。泡が好きな人なら、千円程度の下手な白ワインを飲むより満足感は高い、と思います。◆◆
2007.09.15
先週末は、ようやく来たか、秋!と思える爽やかな天候。今週末は、え、まだいたの、夏?と思える蒸し暑い天候。空はすっかり秋模様。なのに、空気はかわらず夏模様。こうやって毎年、思わせぶりに秋はやってくるんですよね。
2007.09.15
昨晩、いつもより早く床に就いた。暑苦しくて中々寝つけなかった。朝方、あまりの寒さで目が覚めた。どないやねん、と思った。そして、秋が来た、と思った。
2007.09.10

マルサネが好きです。名前がなんか好き。マルサネ…響きがいいですね。マイナーな村なので、それほど高くないのもいい。◆そんなわけで、見かけるとついつい惹かれて、ほいほいと買ってしまいます。今回は、飲み頃であろうと思われる2000年が、2400円ほど…はい、ほいほい。■ マルサネ [ 2000 ] アンリ・リシャール ■□ Marsannay [ 2000 ] Henri Richard □派手さや重さはなくて、繊細で少し緊張感のある、静かで涼しげな佇まいです。村名、と聞くと、やや物足りなさを感じますが、値段を考えると納得できます。ただ、一ヶ月ほど前に飲んだ、ほぼ同じ値段で購入したシルヴァン・パタイユのマルサネ・クロ・デュ・ロワ’03の方が、満足度は少なからず高いように感じます。◆
2007.09.02

最近頂いたボルドーをぼるっと。左から、おおよそ飲んだ順番だと。■ シャトー・シトラン [ 2003 ] オー=メドック ■□ Chateau CITRAN [ 2003 ] Haut-Medoc □この中で一番高かったワイン。ですが、この中で一番残念だったワイン。でした。初めて飲む銘柄で、このヴィンテイジがそうなのか、このボトルがそうだったのか分かりませんが、なんとも言いようがないです。残念…と、この一言に尽きます。◆■ ル・オー=メドック・ド・ジスクール [ 2001 ] オー=メドック ■□ Le Haut-Medoc de Giscours [ 2001 ] Haut-Medoc □このワインは好きなワインで、どのヴィンテイジにおいてもそれぞれに良さがあり、どれも満足度が高い。このヴィンテイジも2・3本飲んでいて、やはり美味しいです。程よく熟成を感じますが、まだフレッシュさも残しており、バランスの良い味わい。良い意味でボルドーらしさを感じるワインです。そして、なにより価格が魅力です。◆■ シャトー・ロック・ド・ヴィルプルー [ 2005 ] ACボルドー ■□ Chateau Roc de Villepreux [ 2005 ] AOC Bordeaux □税込み千円を切るボルドー。ですが、これは侮れません。いや、侮れませんよ。ボルドーらしいかどうかは別にして‥というより、そんなことはどうでもよいくらい千円のワインとして美味しいです。以前飲んだシャトー・ド・アリもそうでしたが、個人的には、新しいボルドーの息吹を感じる1本、だと思いました。嬉しい発見。◆■ シャトー・ジゴー・キュヴェ・ヴィヴァ [ 2003 ] プルミエ・コート・ド・ブライ ■□ Chateau GIGAULT Cuvee Viva [ 2003 ] Premieres Cotes de Blaye □数年前に飲んだこの2001年が、非常に綺麗で透明感があり、非常に印象的でした。そして、これがセールされていたので購入。2001年とはすこし違う雰囲気ですが、程好い濃さとまろやかな味わいで、二千円以下という価格を考えれば充分に納得。◆◆一番期待していたワインがコケてしまいましたが、思わぬ収穫もあり、プラマイ…やっぱりマイナスか!?いえいえ、こういうことはワインにおいては日常茶飯事。そういうことも含めて、ワインを楽しむことのできるトレランスが必要、必要、と…やっぱり考えられないよっ!?いやいや、考えられるように最近なってきました。そうそう、人生もワインもあきらめが肝心・・・って、ちょっとサビシイ!?
2007.09.01

今年の夏は暑かった…というか、今年の夏は暑い。現在進行形です。まだ暑い。だからかどうか、今年の夏はスパークリングを開ける機会がかなり多かった…いやいや、こちらも現在進行形。スパークリングを開ける機会が多い、ですね。そんなわけで、今日も。めずらしくスプマンテなど。■ スプマンテ・ブリュット [N/V] モンテベッロ ■□ Brut Vino Spumante [N/V] MONTEBELLO □思ったよりドライでサッパリしてます。泡は荒くて厚みもないです。金属的な感じもあります。が、個人的には好感色でした。甘ったるくてふにゃっとしているものよりもこの方が好みです。◆やはり基本的に食事と合わせて飲むので、ドライでキレの良いモノの方が、ありがたいですね。フルーティで厚みがあるカバもいいですが、たまにはこんな細身でシャープな泡もいいですね。◆◆
2007.08.31
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いよいよ8月も終わり・・子供の頃、夏休みの宿題といえば、読書感想文があったなぁ・・と思い出す。思い出してみれば、夏休みの宿題をすべてやり終えた記憶がありません。読書なんかも殆どしなかったんじゃないでしょうか。人間変わるものですね。というわけで、この夏に読んだ本を。天切り松闇がたり 第一巻 「闇の花道」/浅田次郎初・浅田次郎。ライターをしている友人Pが好きで、前から「読んでみ」と薦められていた作家。実家に、「鉄道員(ぽっぽや)や「天国までの百マイル」なんかはあったのですが、どうしてもそれらは読む気になれず、たまたた古本屋で見つけたこの本を手始めに・・選んでみました。読み進むうちに物語の世界へスルスルと引き込まれていって、最後は迂闊にも感動してちょっと(って、ちょっとだけよん)涙が出そうになってしまいました。・・・って年のせい!?でも、やはり「鉄道員(ぽっぽや)」や「天国までの百マイル」は、読む気にはなれませんが。友人P曰く、「蒼穹の昴」がいいよん、とのことなので、今度それを読んでみるとしましょうか。◆深い河/遠藤周作これは以前読んだ阿刀田高さんのエッセイ「日曜日の読書」の中で取り上げられていた小説。で、気になったので買ってみました。氏の作品はエッセイは何冊か読んだ事があるのですが、小説を読むのは初めて。ですが、渾身の一作、という言葉にふさわしい力作だと思います。クリスチャンである著者自身が、さまざまな経験や思考を経て、たどり着いた信仰のカタチ、を描いた集大成といえる作品なんだろうと思いました。それほど作品から強い力を感じました。◆イン・ザ・プール/奥田英朗これは私のお気に入りの松尾スズキさんが監督した映画の原作で、観たかったのに観れなかった映画の代わりに原作を読んでみようと。そうしたら、この作家さん直木賞を取ってたんですね。文章は少しごわごわしていますが、軽いタッチで描かれているので、スラスランヌと読めます。内容もヘンテコでかわいくて、どんな映画になったのかな、などと想像しながら楽しく読めました。◆◆寝る前に本を読む習慣がついて、半年くらい経ちますが、最近では床に就くのが楽しみなほど。自分でも少しコワイなぁ・・と思わないでもないですが、やはり読書は楽しいものだと思います。
2007.08.31
顔に降りかかる雨で、目が覚めた。目覚め最悪。外は土砂降りで、気分も最悪。ここ2・3日、昼間はともかく、夜はかなり過ごしやすく、眠りやすくなったので、ホッ…としていたのも束の間、季節の変わり目のせいなのか、体調を崩してしまった。そして、昨日、送ったはずのメールが今朝、まだ届いていないことが発覚。[Delivery to the following recipients has been delayed.]昨日中に届かないと困るメールだったのに・・しかもその通知が今日届いた。どうにもやりきれなくて、やりきれなくて、何もやる気がおきない。
2007.08.31

自然。と聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか。◆昨今は、ワインにおいても「自然」という言葉が持て囃されているようですが。ワインにおいて「自然」という言葉からは、「優しい」という印象を持ちます。◆確かに、自然には人の心を癒すような美しさや壮大さ、厳粛さを持っています。しかし。同時に、自然には人の命を奪うような破壊力や無慈悲さも持ち合わせています。◆このワインを飲んで、ふとそんなことを考えました。■ サクラ・ナトゥーラ [ 2005 ] セリョール・ピニョル ■□ Sacra Natura [ 2005 ] Celler Pinol □スペイン・カタルーニャの有機ワイン。その名もサクラ・ナトゥーラ、“聖なる自然”というワイン。いかにも、な名前のワインなんですが。◆ビビリました。ムチャクチャ濃いです。色も味も何もかも。色は黒より黒いほど黒く、食感も固体に近い液体で、むっちむちのプルンプルンです。まちがいなく今年飲んだワインの中で一番濃いです。もう暴力的に濃いです。もうほんと、わやくちゃです。◆「自然」という言葉から、まさかこんなに濃いとは思わなかったので、軽い気持ちで開けてましたが、完全にヤラれてしまいました。でも…濃いぃ、と、思いながらも飲めてしまえます。美味しいんでね。いや、美味しいんです。だから飲めるんです。◆でも、もう少し先に飲みたいワインですね。自然の底なしのパワーをまっざまざ見せつけられた1本でした。怖いもの見たさに飲んでみるのもよいかも知れません。ただし、舐めてかかると痛い目に合います。自然をあなどってはいけませんよ。◆◆
2007.08.28

最近、いただいた…と、書こうと思ったけれど。すでにいつ飲んだのか定かでなくなってしまいました・・が、せっかくなので、パラリ、と記しておくことにします。あ、右から順番に。■ ル・カノン・ルージュ [2005] ラ・グランド・コリーヌ ■□ LE CANON Rouge [2005] La Grande Colline □フランス、ローヌで日本人が造っているワイン。そう聞くと単純に応援したくなります。単純です。以前に1度(2002年かな)飲んだことのあるワイン。今回で2度目です。が、どうもこのワインとの相性は良くないらしく、前回も、そして今回も、印象はイマイチよろしくなかったです。ザンネンヌ。本当は美味しい、のでしょうけど・・ビオンヌのむつかしさ、悩ましさはこの辺りにあると思います。◆■ ラ・デマラント [2004] マキシム・マニョン ■□ la demarrante [2004] Maxime Magnon □よく分からず、ラベルが気になり、なんとなく(安かったし)買ってみましたが、美味しかったです。カリニャン100%。甘酸っぱくてちょっとほろ苦いて、体にスルリと染み入る地味深い味わい。◆■ ララモン [N/V] マルキ・デ・ミュール ■□ Laramon [N/V] DOMAINE MARQUISES DES MURES □パカレの義兄が造るワイン、というフレコミで、とりあえずミーハーな人差し指が反応しました。実際、冷静になって考えてみれば「義兄ってどうよ!?」と思うのですが、その時はダメなんです。こうやって詭弁的な宣伝文句に踊らされて、足がもつれて転んでしまう・・・悲しきダメ人間。で、このレイモンさんがアラモン種で造るララモンという名のワインですが…案外、美味しい。この中では一番ブリブリ度が高いです。大根おろしに梅干、でキノコ。こんなのも、好きです。価格を考えれば「訝しんでゴメンナサイ」という感じで、個人的には、満足度が高かったです。◆■ レッド・ピフ [2006] ヴィヌメンティス ■□ RED Pif [2006] VINUMENTIS □数年前に’04年を飲んでいます。が、その時よりも高感度UP。この4本の中では一番濃いですが、野暮ったさや鈍重さはなく、涼しげですらあります。なので、夏場でもぷりぷりイケてしまいます。暑い時期に何を合わせるか・・悩ましいですが、私は迷わずハゲ男のバニラorアズキミルクです。◆◆
2007.08.26

近頃いただいた新世界、を、ぱらぱらっとご紹介。といっても、ここ数年はあまり飲まなくなってきましたが、こうして飲んでみると、やはり単純に美味しくて、そして、やはり単純に安いなぁ、と再確認いたします。偶には・・偶には、ですが、飲んでみるとよいです。特に南米。アンデス、ヨイデス。◆それでは、写真の右から順番に。■ カベルネ・ソーヴィニヨン / カルメネーレ [2006] コノスル ■□ Cabernet Sauvignon / Carmenere [2006 CATENA □チリといえば・・の、コノスルのオーガニックのワイン。何本か飲んでますが、さすがに2006年、早いです。強いです。けれど、美味しく飲みました、というか、カルメネーレ、が好きなんです。◆■ アラモス・カベルネ・ソーヴィニヨン [2002] カテナ ■□ ALAMOS CABERNET SAUVIGNON [2002] CATENA □こちらもアンデス、なんです、が。かなりしっかりした造りをしていて、5年経ってますが、まだまだバリバリです。3日目くらいが一番良かったでしょうか。濃くて滑らかな味わい。◆■ モンテス・アルファ・シラー [2004] モンテス ■□ MONTES ALPHA Syrah [2004] MONTES S.A. □なにかどこかで高く評価されたらしいですが・・忘れました。でも、この味はなかなか印象的。シラーは、ややもすると鈍重で野暮ったくなりがちですが(そこが好きという人もいるかも)、これも充分に濃い、のですが、透明感があって鈍さを感じません。ので、そんなに疲れません。ただ、それはシラーに限らず、このシリーズはどれも端正でキレイな味わい、だと思います。◆■ ソーヴィニヨン・ブラン [2004] フーヤ ■□ Sauvignon Blanc [2004] Huia □ソーヴィニヨンらしいソーヴィニヨン。ドライで爽快。シャープな酸と引き締まったミネラル、そして、邪魔にならない程度の果実味の厚み。二千円以下なら、価値がある、と思います。ほんと最近、ニューワールドの白は(個人的にはソーヴィニヨン・ブラン)あなどれないです。◆■ ピノ・ノワール [2001] イエリング・ステーション ■□ PLATYPUAS RUN Pinot Noir [2001] Yering Station □オーストラリアの赤ワインってブドウの種類に関係なく、同じような香りがするなぁ、と思うのは私だけでしょうか。ミントというか、なんというか・・これもまた、その独特の香りがするんですね。ジャミーで、しまりがなく、大味で複雑味はないですが、値段を考えれば悪くはないと思います。◆◆というわけで、こんな感じです。どれも値段を考えれば、ネガティブな印象は持ちませんでした。中でも(価格的にもそうですが)モンテスさんが頭ひとつ抜き出ている、といった感じでしょうか。相変わらずのユーロ高ですから、この際、新しい世界を開拓してみるのも良いかも知れませんね。
2007.08.25

■ ブルゴーニュ・ルージュ [2001] サンソン=ロシニョール ■□ BOURGOGNE Rouge [2001] Sainson-Rossignol □今年の3月に同じ銘柄の2003年を飲んで、意外にも美味しくて、また飲みたいなぁ・・と、思っていたところにお手軽価格でバックヴィンテイジが。それでは、と試し買い。◆しかしながら、なかなか二匹目のうさぎってのは現れないものですね。むつかしいです。ボトル差かもしれませんが、私の飲んだボトルに関しては、すでにピークを超えている、そんな儚くも寂しげな雰囲気。それでも旨味が乗あれば良いのですが、特にそれもなく。◆ええ。こういうこともあります。それに美味しくないわけではないし。ほんの少し、期待し過ぎただけ。また飲んでみたいとも思いませんが。
2007.08.23

ワインの日、なので少し良さそうなのを‥と思い、ラベルの素敵なワインを開けました。■ ボルゲリ・ロッソ [ 2005 ] レ・マッキオーレ ■□ BOLGHERI ROSSO [ 2005 ] LE MACCHIOLE □たしか2004年からこのラベルに変わって、かっちょよく名前も新たに生まれかわりました。いや、それまでのラベルは(個人的に)正直、ぱっとしないなぁ‥と思っていたのですが。◆しかも安くなっていて(安くなったのは’03から?)、(たぶん)02年を飲ませてもらい、好感色だったことを記憶していたこともあって、さっそく購入。で、待ちきれず開栓。◆さすがに05年は早いだろうと思ってましたが、やっぱり早い‥でも思ってたより飲めます。強すぎて、硬すぎて、飲めないことは全くないですね。ジューシーで濃厚で‥やっぱ強い。私は2日目が一番よかったです。も少しこなれた方がイイかも知れませんが、美味でした。2・3年後にまた…と思うのですが、その頃に手に入れようと思っても、遅いでしょうね。2005年は、まだ市場にあるようなので、2・3年後に備えて買うのもよいかも知れません。
2007.08.20
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