2010.07.25
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カテゴリ: 極真空手
 大石道場ウェブマガジンに掲載している「最高師範 空手日記」より。
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 6月10日(木)


 13:30 道場へ
 13:40~14:20 稽古
 基本→補強
 *その後、長野県諏訪市にある長生館へ行く。その長生館の関先生に体の調整をしてもらう為である。
 長生館は全国にある。もちろん、静岡県にもある。その数ある長生館の先生達の中でも、関先生は別格である。何が、腕がである。調整する能力がである。
 最初に調整してもらったのは、今から22年前、私が38才の時である。65kgのバーベルでバックプレスをしていたら、左肩の下に違和感を感じた瞬間に力が入らなくなり、バーベルを落としてしまった。以来、左手の5本の指のうち、親指、人差し指、中指の3本が痺れ、残り2本も軽く痺れる状態が続いた。数ヶ月の間に、いくつかの病院で診てもらったが、いっこうに良くならない。そんな時、山梨の私のいとこが、関先生を紹介してくれた。
 諏訪に行くまでの車の中で、関先生の人となりをいとこから聞かされ、なるほどと感心したが、内心は半信半疑であった。このうっとおしい、痺れを何とかしてほしい。その時はただ、それだけであった。長生館へ着き、関先生の手を見た時は驚いた。手がタコだらけであった。特に右手の人差し指と中指の第2関節は、異様に盛り上がっていた。
 関先生は私を正座させ、そのタコだらけのコブシで、私の背中を上から下へ押し付けていった。そして、「ここだ」と言った。それは、私の左の肩甲骨の下あたりだった。そこを、あの人差し指の第2関節で、これでもかという位に押し付けてきた。私は、あまりの痛さで、顔が笑っている様に見えたという。脂汗を流して我慢している私に、関先生が「大石さん、手を握ったり開いたりして下さい」と言った。驚いた事に、あれだけ悩まされた痺れが、9割位消えていた。もちろん、今は無い。長い文章になってしまったが、当時を思い出して書いてみた。
 以来、22年間の付き合いである。と言っても、関先生から見れば、私は数え切れない位の患者さんの一人である。2~3年に1度、関先生に診てもらいに諏訪に来ている。
 関先生の目は、と言うより手は、ごまかせない。手入れをしている体か否かは、すぐに判ってしまう。「大石さんの体は、よく手入れ(稽古)をしている体である」と、誉めてもらった。もちろん、体は変化するが、手入れを怠らなければ、あと10年は大丈夫、と言われた。まあ、当然と言えば当然なのであるが、やはり、素直に嬉しく思った。





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最終更新日  2010.07.25 05:24:08


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