2016.10.29
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カテゴリ: 極真空手
 世界大会が終わって一週間。
 ホッとした安堵感と、心に重いものが乗っかっている感じがする。この重い物の正体はなんだろう。それは、
ジャッジの曖昧さ、審判ルールの曖昧さかもしれない。

 公明正大な判定で、極真空手は支持を受けてきた。審判員は、自分の道場生の時は控えの審判員と交代しな
ければならない。それが、したりしなかったりと、曖昧さが残った。これは、最高審判長の私の責任である。

 体重オーバーによる減点からのスタート。これも、私がもう少し確認をしておくべきだった。体重が申告より
2kgオーバーしたら注意を取られ、注意1、減点1から始めると、明確に伝わっていたかどうか。伝わってい
て申告をごまかしていたら、バカとしか言いようがない。果たして、そんなバカをするであろうか。解釈の仕方、
体重の測り方等、もっと厳しく伝えてやればと思った。有力選手が、減点1注意1からのスタート。あまりに
かわいそうである。有力選手は、体重を誤魔化す様なセコい真似はしないはずである。伝え方と伝わり方で、
誤解が生じたのかもしれない。

 昔、全日本を代表するキックボクサーが「私がキックボクシングに命を懸ける事が出来たのは、タイのレフリ
ーが本当に公明正大だから、命を懸ける事が出来た」と言っていた。そのレフリー達が、0.5ポイントで勝ち
と言ったら勝ち、負けと言ったら負けと、どっちにいっても納得出来たと言っていた。

 総極真が、真の極真空手を受け継ぐには、審判員の自覚と本当の審判講習会を積み重ねていく事だと痛切に
思った。

 大会は、結果が全てである。その結果を出してしまったら、もう何人(なんびと)も何も言えない。絶対の
所である。その絶対の試合場という極地に、公明正大な審判員を置く事が、これからの総極真の最大の課題と
使命であると思った。

 審判員達は、観客達や多くの関係者の目を、決して侮ってはいけない。結果を出したら全て終わりではない。
曖昧な判定をした審判員達の姿は、ずっと記憶に残るのである。空手家としてでなく、公正な判断の出来ない
人間として記憶に残るのである。





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最終更新日  2016.10.30 09:14:31


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