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モコ0805さんコメント新着

私はこう見えてもごく小さいころから少女漫画どっぷりで育ってきたのです。
少年誌はあまり読む機会がなかったので、少年漫画にはうといのですが、それでも水木しげるさんの作品は覚えてます。
画風があまりに独特で子どもながらに強烈な印象を受けた記憶があります。
それから、戦争で南洋に行ったときの体験マンガもよく覚えていますよ。
自分の体験を距離をもって 深刻なのにちょっと客観的なユーモアを感じさせる作品でした。
こうして振り返ると<やはりすごい作家だったのだな。
水木さんが93歳で亡くなられました。
お年を考えればけして不自然でも不幸なことでもないけれど、幾ばくかの思いを喚起されます。
10年ほど前 盛岡の美術館で水木さんの展示会があって 行ったのだけれど、若いころからの実原稿がたくさん展示されていて そりゃあ迫力がありました。
緻密に隙間なく描きこまれたあの絵です。
彼は本当に若いころからずーっと絵筆やペンを握ってすべてのエネルギーをそこに注ぎ込んできたのだなぁ、とよくわかった。
ものすごい集中力と情熱、エネルギーでした。
そして、3年くらい前だったかな、地元の市立博物館で、やはり彼の作品の展示会があったのです。
それは、雑誌に前年掲載された遠野物語のシリーズの何ページかで、ほんとにささやかな展示でしたが、それでもその絵はあいかわらずの水木さんワールドでした。
80代でこの絵を描き続けているのか!!と驚愕する思いでした。
水木さんって、自分に枠をはめることを徹底的に嫌った人だったんじゃないのかな。
自分が年寄りだとか、そろそろこういう風な立場だから――とかいう ブレーキを一切かけなかった人のような気がします。
私なんか、本格的に作品に取り組む前に、心のどっかで『もう年なんだし』とか『目が疲れやすくてよく見えないし』とか、言い訳が先にきているような気がする。
これって意味のないブレーキだよね、と。
水木さんはいろんなところで突破し続けた人のように見えます。
全力で疾走しつづけて、自分を楽しみ続けた人であったように。
たくさんの作品を描いてくださってありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
サニー下敷き(忠津陽子さん) 2017年06月20日 コメント(1)
優れもの! 2016年05月04日