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火曜日の担当は、坂田博昭です。
昨日の夕方に、また北海道・日高にやってきました。
東京の週末も確かに暑かったんですが、吹く風は熱風というより心地よさに一息つけるような、秋の気配を感じる風。季節は進んでいるのかなぁと感じさせてくれるものでした。
しかし…出かけて来れば過ごしやすいだろうと思ってやってきた北海道は……それほど涼しいという感じでもありませんでした。新千歳空港に降り立った時には、期待感を裏切られた部分も含めて、蒸し暑さが半端なかった!天候が回復したのは良かったのですが、今週は最初の印象があまり北海道らしくありませんでした。
天気は良くなっていたので、早朝に出発して、こちらへ出かけてきました。
新ひだか町・静内にある北海道市場では、昨日から木曜日までの日程で競走馬のセリ市「サマーセール」が開催されています。
今日は2日目。初日の昨日のセールが大変好調だったと聞いていましたが、この日も朝の展示から多くの方が集まり、上場馬に熱い視線を送っていました。
今回は、1日の上場頭数が多いため、このように屋内にも仮設の馬房が用意され、使用されています。馬房から首を覗かせている馬たち、外の様子も気になるんだろうか…。
私もこのサマーセールを明日からお手伝いさせて頂きますが、今日のところは仕事はないので、セールが始まってしばらくしたところで会場をあとにしました。
今日は競馬場での仕事もなくて、一日フリー(苦笑)。逆に見れば滅多にないチャンスですので、門別競馬場のある富川へ戻る前に、少し寄り道をしてみました。
静内から、ビッグレッドファームのある明和の方へと車を進め、更に新冠の奥の方にあたる方向へ分け入っていくと、こんなところがあります。
太陽の森 ディマシオ美術館
新冠からですと、車で30分弱のところにあります。
建物の様子を見て、おわかりになりますでしょうか?
元はこの場所、太陽小学校という学校でした。廃校になったあと、美術館として利用されています。
ジェラール・ディマシオは、フランス幻想絵画の巨匠。確かにここに来て彼の絵を見ると、本当に不思議な気分にさせられます。幻想と写実が織りなす彼のワールドには、普段絵画など一切見ない私の心も、動かされるものがありました。
馬とは一切関係ないんですけど、車で日高へお出かけの方でもしお時間がおありなら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
夕方になって競馬場への帰り道は、数々の牧場の間を縫うように海沿いの国道まで出てきました。美術館にいる間に大変な雷雨に見舞われたのですが、運転しているうちに雨も幾分小降りになっていました。
牧場の入り口に立っている看板を見ると、大手だけでなく、小さな牧場も含めて、名前は何らかの形で聞いたことのあるところ。恐らく、勝ち馬の紹介などの機会に申し上げたことがあって、それが記憶に残っているものでしょう。
恥ずかしながら、馬産地めぐりにこれまであまり時間を割いてこなかったので、こうした場所にやってくるのも初めて。実際にこうしてきてみると、「ああ、こういうところなんだ」ということを、実感することが出来ます。名前は知っていても、想像上のイメージしかなかった生産の現場というものを、私の中で少しリアルな感覚に出来たような気がします。
短いドライブでしたが、いい時間を過ごすことが出来ました。
そしてそのまま運転を頑張り、門別競馬場まで帰ってきました。
この稿を書いている時点で、すでに今日のレースは相当進んでしまっていますが……
ホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイター 今日20日火曜日から22日木曜日までの3日間 。今週は重賞が豪華2本立てです!!今日は2歳牝馬の重賞 リリーカップ 、そして木曜日22日は3歳の重賞 王冠賞 です。
是非ともこの3日間も、門別グランシャリオナイターに馬券を買ってご参加頂き、ご声援下さい。
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