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『キサラギ』観てきました。
先日の3連休中には行く気になれなくて、「DVD出たら購入するからいいか」なんて言ってたくせに。一日しかない夜勤明けの休日に、さっさと出掛けるこの行動力。
思い立ったが吉日
でも…行ってよかった。
ほんと、いろんな意味で面白い映画でした。
たった5人の出演者で、あれだけの時間をもたせてしまう脚本の凄さに脱帽!
文字通り「脚本力」ですね。
なおかつ、その脚本の素晴らしさを二倍にも三倍にも大きくして観客に届けてくれるキャストの演技力にこれまた感嘆。
出演者が少なかった分、各俳優さんのアップ画像が多かったのもファンとしては嬉しかったです。
観ていてつくづく思ったんですけど…
アクター ですね。
作品(役柄)によって、どんな色にでも自分を染められる。真っ白な画用紙のような存在。
作品が変わる度、観る側は、彼が今度はどんな色に自分を染めてみせるか楽しみになる。そんな俳優だと思います。
地が真っ白だからこそ、一度役柄の色に染まった時の存在感と言うか、迫力もまた格別なのかも。
良家のご子息だったり、学園一のイケメンだったり。エリート組織の中でゴミ呼ばわりされながら、アイドルを支えに生きる一公務員だったり。
ほんと、一つとして同じ色はありません。
今度は、どんな色に自分を染めて私達の前に現れるんだろう。期待に胸がふくらみます。
その視点から観ても、今回の映画は傑作でした。
観終わった後、なんとなくほんわ~かした気分になれたような気がします。
笑わせて、泣かせて、最後は温かい気持ちになって映画館を出られたかな。
映画館に行って観たけど、この内容なら、DVDが出た時購入しても損はないですね。
それから、もう一つ。
物語の最中、家元さんのことをずっと「警視庁勤務の一警察官」だと思っていた私。
エンドロールのあの映像は、雷に打たれたような衝撃でした。
彼が、如月ミキに嵌り込んでいった心情が、エンドロールのあの1カットからも手に取るようにわかります。
と、同時に。あの映像を観て、ふと考えたんです。
「家元さんにとっての如月ミキと、自分にとっての旬くんは同じ(存在)なのかな」って。
現実社会における厳しさや辛さを忘れさせてくれる、一服の清涼剤。なおかつ、そんな現実を生き抜く上で欠くことの出来ない支えです。
きっと、どちらも同じなんでしょうね。
そう思ったら、家元さんが如月ミキに心酔し嵌り込んだ心情がよ~くわかりました。
ほんと、観てよかったです。