世界整復への一歩

2003.03.30
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先週の新聞に、最近のネットで知り合ったもの同士が集団自殺することに関連してか、心の病について特集されていた。

またオフ会で会っても、お互いに本名を名乗らずに交流するお互いの実生活に干渉しない関係がいいのだと。
ネットに依存している人は自覚している人もそうでない人も、どこか実生活の中に不満かあるいは不満とまではいかなくてもどこか満たされていないものがあり、それをネットで満たそうとしているのだと。
しかしある人はネットで知り合って何度かオフ会などで会って親しくなった人が自殺してしまったそうだ。
葬儀に参加して、初めて相手の本名を知り家族を知ったそうだ。
一人暮らしと聞いていたその人は実は家族と暮らしてして、その家族が携帯に入っていた彼女の電話番号にその人が亡くなったことを知らせてきたそうだ。
ネットの友人と割り切っていたつもりだったが、その人の葬儀に出席して亡くなったその人の顔を見たとたん、急激に涙が溢れて発狂したくなったらしい。
自分でもそんなに悲しいと思うとは思ってもみなかったそうだ。

そして同時に相手が何も言わずに自殺したのは、自分に対してはネットだけの友人としてみていたんだな、と思うと悔しいような気持ちになったのだとしばらくしてから気付いたと言っていた。
ネットだけあるいは何度かのオフ会で出会ったとしても、実際の相手の素性なんてなかなか分からない。
ネットでは年令、性別などいくらでも別人に成りきれる。
数回会った程度でも実際の相手の生活なんてなかなかすべては分かりはしない。
相手が言ったことが全て真実かどうかなんてなかなか分かりはしない。
相手が言っていることが真実なのか、それとも作り上げたことなのかを見極めるのは難しいかもしれないが、もし作り上げたことだとしたら何故そうするのかを考えた方がいいのかもしれない。
嘘かもしれないと分かっていて割り切っているつもりでも、実は気付かないうちに相手の話術に乗せられてしまっていはしないか、冷静になって考えた方がいいのかもしれない。
最近のネットで知り合って集団で自殺する場合のように、相手に同調してしまい、自分を見失ってはならない。
そしてネットだろうと相手は自分にとって都合がいいだけのバーチャルなキャラクターではなく、この世に存在する感情を持った人間だということを忘れてはならないのだろう。





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最終更新日  2003.03.31 01:42:53


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