Jun 10, 2012
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とある冬の日。
我が家の道路の真ん中で座り込んでのんびり首を掻いていて。
嫁が”危ないからこっちにおいで！”と呼んだら普通に寄って来たという。
その日から我が家の５匹目として”しま”が加わった。
人の膝の上、特に俺の膝が大好きで。
俺が自分の部屋にこもっていると、いつもドアをカリカリひっかいて入れてくれって騒いだっけ。
部屋から出ると必ずゴロゴロ喉を鳴らしながら寄って来て、俺のお腹の上で暫く寝て。
それから他の猫と一緒に猫用ベッドで寝ていて。
もう一匹、俺のお腹の上が大好きな雌猫といつも俺の上を取りあいしていたっけ。
他の猫たちとも仲良くなってくれて、このままこの生活が続くと思っていた。
５月に入って、突然下痢がひどくなって。
病院に行っても原因がわからず、食欲も無く。
薬を飲ませながら看病して。
その晩、俺が居間で横になっていると、しまが起きだして、俺の脇で丸くなって。喉を掻いてやったりして暫く気持ちよさそうにしていて。
小一時間ほど一緒に横になっていたら、しまがふと他の猫の所に歩いて行って。
落ち着いたようだから俺も寝室に行って寝て。
そして、明けた朝、しまは苦しんだ様子も無く、まるで眠っているかのように目を閉じて
一人、冷たくなっていた
もう一度病院に見てもらおうとした朝の事だった
しまをバスタオルでくるんで
子供達と一緒に”のら”のお墓の隣に墓を作って埋めた。
猫との付き合い方を
一人一人の個性の違いを
沢山教えてくれた、しま
他のみんなの悪い事を、一人その身で連れて行ってくれたんだろう。
ただ、ありがとう。
いつか、また
その日まで
我が家の道路の真ん中で座り込んでのんびり首を掻いていて。
嫁が”危ないからこっちにおいで！”と呼んだら普通に寄って来たという。
その日から我が家の５匹目として”しま”が加わった。
人の膝の上、特に俺の膝が大好きで。
俺が自分の部屋にこもっていると、いつもドアをカリカリひっかいて入れてくれって騒いだっけ。
部屋から出ると必ずゴロゴロ喉を鳴らしながら寄って来て、俺のお腹の上で暫く寝て。
それから他の猫と一緒に猫用ベッドで寝ていて。
もう一匹、俺のお腹の上が大好きな雌猫といつも俺の上を取りあいしていたっけ。
他の猫たちとも仲良くなってくれて、このままこの生活が続くと思っていた。
５月に入って、突然下痢がひどくなって。
病院に行っても原因がわからず、食欲も無く。
薬を飲ませながら看病して。
その晩、俺が居間で横になっていると、しまが起きだして、俺の脇で丸くなって。喉を掻いてやったりして暫く気持ちよさそうにしていて。
小一時間ほど一緒に横になっていたら、しまがふと他の猫の所に歩いて行って。
落ち着いたようだから俺も寝室に行って寝て。
そして、明けた朝、しまは苦しんだ様子も無く、まるで眠っているかのように目を閉じて
一人、冷たくなっていた
もう一度病院に見てもらおうとした朝の事だった
しまをバスタオルでくるんで
子供達と一緒に”のら”のお墓の隣に墓を作って埋めた。
猫との付き合い方を
一人一人の個性の違いを
沢山教えてくれた、しま
他のみんなの悪い事を、一人その身で連れて行ってくれたんだろう。
ただ、ありがとう。
いつか、また
その日まで
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