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日本には、昔から、幽霊、妖怪が大勢潜んでいます。
「 小豆洗い
」は、そんな妖怪の仲間です。「小豆洗い」は、峠の豆腐屋の下の沢に出る妖怪。夜、そこを通るとザクザク小豆を洗う音がするとか。
それだけならよいのですが、川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌いながら小豆を洗う。その音に気をとられてしまうと、知らないうちに川べりに誘導され落っことされてしまうこともあるとか。
この妖怪の由来は悲しい話がいくつか伝わっています。
法華宗の寺にいた小僧は、体に障害を持っていたものの、物の数を数えるのが得意で、小豆の数を一合でも一升でも間違いなく言い当てていました。寺の和尚は小僧を可愛がり、いずれ住職を継がせようと考えていたが、それを妬んだ悪僧がこの小僧を井戸に投げ込んで殺してしまいました。以来、小僧の霊が夜な夜な雨戸に小豆を投げつけ、夕暮れ時には近くの川で小豆を洗って数を数えるようになったという。
ある女が小豆に小石が混ざっていたと姑に叱られたことから川に身を投げて以来、その川から小豆をとぐ音が聞こえるようになった。
明治初期に川の洗い場に50歳ほどの女性(ドキッ!)が小豆と米を洗っていたため、そこには誰も洗濯に寄らず、その女はやがて死に去ったとか。
いずれにしても、悲しい思いを持ちつつ、今晩もどこかの川のほとりで誰かを待っているのですね。夜の川は気をつけましょう。
人生?! 2025年11月11日
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