天空乃舞

2005/01/28
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カテゴリ: 人生
虫は、


感じるのは、自分の体、この手を自分が制御してること。
すごく静かで、
聞こえるのは自分の心の声と、耳に残ってるMTとM先生の声だけだ。

制御「できている」わけではない。
慣れていないので、失敗はすごく多いし、
慣れてきた生き方の癖は時々出るのだけど。。。


すごく普通に最後のスタインベックが終わった。


今月11日には、やっと落ち着いたと思った頭を吹っ飛ばされた、
あの、スタインベックが、
あの、スタインベックが。。。
すんなりと静かに終わった。
最後まで自分の手と心の声を離れずに。

本当にこれで終わりなのかどうかはわからない。
虫がいるのに慣れすぎて、そっちのほうが普通だったので、
今の状況が何なのかも本当にはわかっていないかも知れない。

ただ、とうとうゼロに戻ったのだというのは実感としてわかる。


人生を一からやり直すという言葉がある。

私にはできないということが、わかるのに
ものすごく時間がかかった。

元々向上心はない方ではないので、
いつだって色んな事をエネルギーにして、前進しようとしてきたし、
失敗だとわかれば、素直に一からやり直そうとしたこともあった。

懲りずに手を変え品を変えムキになって闘っては来たけれど。

自分が思ってる「前進」が実はマイナスのベクトルなんだと
いうことを教えてくれる人に会うまでに数年を費やし、
そのことを理解できるまでにまた数年を費やし、

やっと、さて、これは大変なことになった、
既に大変な所まで来ちゃってるぞ、
相当がむしゃらに走り抜いてきたから。。。

と気付いて呆然自失状態になってからの帰り道は大変だった。

マイナスのベクトルは、たぶん下り坂なのだろう。
楽で、早くて、すぐに答えがでるので、手応えがある。

敵に遭遇しても全体重をかけて体当たりしてしまえば、
取りあえず突破できた。

創造的な作業はなかなかできなかったけど、
悔いはないと思っていた。もともと何もかも
壊してしまいたかったのだから。

さて、この道を戻るのは。。。もう、普通、どうなんだろ?

プラスのベクトルは、たぶん上り坂なのだろう。

私は落下に慣れ過ぎてたから、全身全霊細胞の一つ一つ、
命の動き一つ一つに慣性の法則で下への力が働いていた。
首を回して振り返るだけで、大変。

でもって、私が引き連れてきたいろんな物が、私の後について
私の所にドッと降って来る。
自業自得なのだけど、大変。
一緒になって降下してたうちは良かったけど、
いきなり私だけ立ち止まって、
方向転換しようってのだから、
ドミノ倒し状態。
一番下になるのは自分(笑)
しかも、「どけよ!邪魔なんだよ!」とか、
自分でそこまで来といて、文句言っちゃうから、
諍いが始まる。 あたりまえ。
皆だって、びっくりする。 あたりまえ。
「え!おまえ、こっちに行くって言ってたじゃん?」
みたいな。

そして壊すのは得意なんだけど、創ることには臆病だった自分。
創っても無駄だと思っていたから。

「前進」の方向が、「こっち」じゃなくて「あっち」なんだと
わかった時、「これでこれからは報われる」とは思わなかった。
ずっと、どんなふうに生きても、どんなふうに闘っても
たぶん完全に納得のいく生き方、死に方などないのだろうと
思っていたし、そんなことを期待すること自体が、
もともと甘いのだと思っていた。

ある程度のところで、何とか自分のしたいことをしていく。
それだけは譲れない。
邪魔する奴とは戦う、みたいな。

でも「あっち」なんだとわかった時、嬉しかった。

ずいぶん「こっち」にきちゃってるので、
「あっち」にはたどり着けないに違いない。
もうここまで落ちちゃったのだから、
報われなくて普通だ。

でも、あぁそれでも「あっち」を向いて死ねたら、
もう悔いはないなぁと思った。

ずっとずっと探していたことの答えなのだから。
どうして自分が何をしても良い結果にはならないのかの。。

失うものなど何もないなんて、格好つけてはいたけれど、
物を壊すのは平気なのに、自分の鎧を脱ぐとなると
自分の殻を壊すとなると恐ろしく臆病な自分だった。

どうせ間違ってるくせに、壊すのは怖かった。
自分がしてきたことの中に、少しは良いことだってあったはず、
それまでも壊す必要はないのではないかとか思うたびに
地雷を踏んだ。
しかもそれは昔、仲間とつるんで、面白がって自分が埋めた地雷。
創ってるんだか壊してるんだかも本当はわかっていなかった。
教えてくれる人に会えなかったら。

最初の入学から15年かけて、
とうとう大学の卒業証書を手にする。
はっきり言って気違い沙汰だ。

「生きてく上で、何であれ、
卒業しなければならない課題は卒業しないことには、
他の何をしたところで、ちっとも前には進めないことが
わかりました」


そしてゼロには、なった。ゼロだから、「あっち」は遠い。
けど、もうマイナスじゃないし、
今度は一から始められる。
悔いはない。
「あっち」に向かって生き抜き、その途中で見れるもの全部見て、
「あっち」向いたまま死ねたら、
後悔はない。

友達よ。
私と同じ傷を持つ友達よ。
私と同じ武器を振り回して他人も自分も傷つけてしまう友達よ。

自分の中にある「心の叫び」を捨ててしまわないで。
悔いるか悔いないかは自分にしかわからないのだから。

月麦


「どこにいたって いつだって」

行き止まり
あなたは大仏 私はイーグル

ピザ食べて
あなたは1まい 私は4まい

違うのに
どこか似ている
通じ合う

古い傷
いつかはきっと
かさぶたに

かさぶたも
いまではすっかり
剥がれ落ち

大きなシミとなりました

どこにいたって いつだって
かけがえのない
君だから

共にかかえたそのシミを
生きる誇りとしていこう

胸はり 刻み
それこそが
生きるエナジー
我らには

「ありがとう」
有り難いから
ありがたい

あなたがくれた その言葉
今度は 私が 送りたい

遠いお空の向こうへと
遠いお山の彼方へと
声に出さない 大声で

私は
あなたに
叫んでる

ありがとう!
有り難いから
ありがたい







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Last updated  2005/01/29 03:13:23 PM
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「心の叫び」を  
ubongoh  さん
Traces in the Skyさん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます。素晴らしい詩を拝見させていただきました。感謝・合掌

>私は
>あなたに
>叫んでる

>ありがとう!
>有り難いから
>ありがたい (2005/01/29 05:42:31 PM)

Re:「心の叫び」を(01/28)  
ubongohさん

わぁ、コメントありがとうございます。「大学・通信教育」のところから松柏さんの所にいったら、コメントなさってたので、そこからお邪魔しました。字が大きくてびっくりして、すぐ立ち去ってしまったのに、訪問いただいて、コメントまで。。。ありがとうございます。私の大切な友達「月麦」さんは、今回の詩がネットデビューです。コメントいただいて、きっと喜ぶと思います。遠くにいる大切な友達なんです。本当にありがとうございました。今からちゃんと、ubongohさんのページ拝見しに行きます。
(2005/01/29 05:58:54 PM)

Re:Zero(01/28)  
書き込みありがとうございました。

プロフィールに載せた写真は、去年の春にデジカメで撮った、石垣島の朝日です。

Dance in the Skyさんの日記の画像もステキですね^^

>ゼロには、なった。
>けど、もうマイナスじゃないし、
>今度は一から始められる。

「プラス」をかみしめて、生きてゆきたいですね(o^_^o)
(2005/01/29 11:05:16 PM)

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