日舞と茶道と着物の蔵

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2005年09月09日
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カテゴリ: 和の生活 つれづれ
最初にちょっとお断り。


講演は、某大学で、一般にも公開されて行われたものです。
鴈治郎丈、芥子色っぽい羽織袴でご登場。なにやら、ステージの上がぱっと明るくなっとような気がしました。

講演後、一緒に行った友人曰く、「思っていたよりも、ずっと柔らかな、ほわっとした方だった。」確かに、きりっとした目の形から想像していたのとは、少し違った雰囲気でした。それと、声が義太勇してました(少ししゃがれ声という意味です)。長年、義太勇をうなってると、ああいう声になるのか、長旅でお疲れだったのか。

講演は、司会の当大学の先生が質問をされて、それに答えられるという形式です。
まず、「なんで坂田藤十郎を襲名されることにしたのか。」これは、一言で言えば、江戸歌舞伎に比べて廃れぎみの関西歌舞伎を、また盛り上げるため。

江戸の市川団十郎に相当する坂田藤十郎の名前を復活させ、関西歌舞伎を築いた坂田藤十郎の名を継ぐことによって、関西の歌舞伎のスタイルを、復活継承させていくことにした、とのこと。つまり、家に伝わる名前でもない、何百年も前に途切れた名前を、今になって復活襲名するのは、上方歌舞伎の伝承を背負って立つ一大決心をした、ということなのでしょうね。

「江戸歌舞伎、上方歌舞伎の両方があることによって、歌舞伎がより幅のあるもの(深みのありもの..だったかな..)になると思う」といった意味のことも言われました。



江戸の歌舞伎は、役者の魅力、ダンディズム、美しさをみせるもの。上方歌舞伎は、ストーリー上の登場人物の心情を演じるもの。

さて、次回は、江戸と上方の歌舞伎の違いについて、演目の例を挙げての雁治郎丈の説明について、忘れないうちに書いてみます。





中村雁治郎出演の映画 DVD/ビデオ他



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最終更新日  2005年09月09日 19時31分41秒
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