日舞と茶道と着物の蔵

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2005年12月05日
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カテゴリ: 和の生活 つれづれ
和"楽”に入れさしていただいていいくのって、ちょっと気がひけますが、一応、コンサートとされていますので。舞楽はともかく、密教のお坊さん達による声明が「コンサート」として宣伝されてるのは、ちょっと面白いというか、なんと言うか..。画像は、明日にでも、アップします。

900人入るホールでしたが、盛況でした。舞台の上には、二つの大きなマンダラが掛けられて、その下中央に楽士さん達の席、左右にお坊さん達の席が作られていました。最初に、主催者側から簡単な紹介があり、その後、階段状になっている客席の後部から、お経が聞こえてきました。左右に分かれて鮮やかな衣姿の真言智宗山派のお坊様、天台宗のお坊様達が現れ、それぞれ、列をつくって、お教を唱えながら、ゆっくりと降りてこられ、やがて舞台へ。

第一部は、法要。天台、真言両宗派のジョイントセッションです。コンサートで言えば、主旋律を順番に受け渡ししていくような形です。一方が主旋律を唱え(合唱し)、もう一方が、伴奏といった感じです。時々、ソロも入ります。そして、雅楽の演奏も時々、バックに挿入されます。同じような調子の合唱合奏が続いていくと、なんとなく、トランス状態に入っていくような錯覚を憶えました。無知な私は、雅楽というと、お寺さんより、神社のイメージが強かったのですが、こうして、お教とのセッションを聞いていると、こういうのありなんだ、思いました。考えてみれば、雅楽は、大陸にルーツがあって、シルクロードをつたって入ってきたものですよね。日本古来の神道より、仏教の方が、つきあい長いんでしょうか。

休憩が入ったあとの第二部は、「マンダラ大法会声明」。まずは、天台、真言両宗派による、マンダラ経声明。そして、いよいよ舞楽。まずは、「陵王」。雅楽オーケストラに、一部声明の合唱付きです。舞楽って、実はちゃんと観たことがなかってのですが、感動しました。意外に軽やかな動きです。両膝を曲げた姿勢から、手足を伸ばすポーズまでの動きが、メリハリがあって、美しいですね。特に、伸びる最後のところで、さっと動きが早くなって、華やかです。お衣装や面の美しさは、言うに及ばず。陵王が舞台を去って、声明が少し続いた後は、舞楽「納曽利」。雄雌二匹の龍の舞いだそうです。舞い手さんのお一人の方が、もう一方の舞い手さんより背が高く、ほんとに、つがいの龍に見えました。龍が戯れ舞っている間、僧上様でしょうか、お坊様のお一人が、ずっと客席に向いたお供物を前に印を結んでいらっしゃいました。そして、最後は、読教。雅楽も加わって、読教の声がどんどん高まったところで終り。

興味深く、貴重な体験でした。雅楽の音律、音色というのも、本当に不思議なものですよね。現代で普通耳にすする音楽とは、まったく異質のものですし。

年輩のお坊様もいらっしゃいましたが、長旅、お気を付けておかえり下さい。





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最終更新日  2005年12月05日 11時04分54秒
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