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十二国記  



十二国記  シリーズ】●● 小野不由美 ●●
『屍鬼』 / 『黒祠の島』


十二国記 全巻

《十二国記》地図
十二国図  map12
《十二国記》シリーズ 

『月の影 影の海』
『風の海 迷宮の岸』
『東の海神 西の滄海』
『風の万里 黎明の空』
『図南の翼』
『黄昏の岸 暁の天』
『華胥の幽夢』
『魔性の子』《十二国記》外伝(新潮文庫)

シリーズの始まりとなる「魔性の子」(1991年刊)以来、18年に渡り書きつがれている人気シリーズ「十二国記」は、異世界を舞台にさまざまな人間模様が描かれるファンタジー小説。〈十二国〉の世界は、文字通り十二の国々──慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣──が、神々の棲む五山を戴く黄海を囲む形で存在している。
 それぞれの国には霊獣である麒麟がおり、麒麟が天啓によって王を見い出し指名する。王は、天啓ある限り永遠の命を持ち、独立統治をしているが、〈道〉を誤ればその命は失われる。
 気候・慣習・政治形態など違いのある国々で、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想の国家を目指す官吏などを、丹念に綴りつづけている壮大な物語──。





ヨムヨム vol12 黄色

最新作
「落照の獄」(らくしょうのごく)「yom yom」 (vol.12 2009/9/26)

十二国の中、北方に位置する柳国。賢君・劉王による治世が百二十余年続く法治国家だが、その首都芝草(しそう)において犠牲者総数二十三人を数える殺人事件がおきる。国民の非難の声が高くなる中、重罪人・狩獺(しゅだつ)の裁きが、国府の司刑・瑛庚(えいこう)らによって始まった──。





ヨムヨム vol6  ピンク

「丕緒の鳥」(ひしょのとり) 「yom yom」 (vol.6 2008/2/27)


舞台は慶国。新王即位の儀にともない、国家の重大な祭祀吉礼に催される弓を射る儀式──射儀の準備が始まる。その射儀で的にする陶鵲(とうしゃく)の誂えを命じられた羅氏の丕緒(ひしょ)にとっての苦悩の日々が──。







<十二国記>はここから始まった新潮文庫のベストセラー

『魔性の子』

夏休み明けの九月、教育実習のために母校に戻った広瀬は、2年6組の担当となる。そのクラスにはかつての自分のような、他の生徒とは異質な雰囲気をまとった男子・高里(たかさと)がいた。他人と混じらない彼は、小学校の一時期、〈神隠し〉にあっていたという。そして校内ではこんな噂があった──高里を怒らせると祟りがある、と。
 そんな噂を半信半疑に聞いた広瀬だったが、体育祭の準備が進む中、高里と関わった生徒が怪我をするなど、事件が相次ぐ。いったい、高里は何者なのか……彼の近くに現れる〈白い手〉とは何なのか……。広瀬の、そして高里の周りに次々と起こる不思議な出来事は、いったい何を意味するのだろうか。
 小野不由美の人気シリーズ〈十二国記〉本編へと続く、始まりの物語。



新潮社  ・  講談社
書 名 あ ら す じ
『月の影 影の海』 (上) 「あなたは私の主(あるじ)、お迎えにまいりました」 学校にケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。辿りついたところは、地図にない国。そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇から躍りでる異形(いぎょう)の獣たちとの戦いだった。「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」陽子を異界へ喚(よ)んだのは誰なのか?帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる!
『月の影 影の海』(下)  “なぜ、陽子が異界(ここ)へ喚ばれたのか?なぜ、命を狙われるのか?”その真相が明かされたとき、陽子は、とてつもない決断を迫られる!
『風の海 迷宮の岸』 (上)  麒麟は王を選び、王にお仕えする神獣。金の果実として蓬山(ほうざん)の木に実り、親はいない。しかし、蝕(しょく)が起きたとき、金の実は流されてしまった!それから10年。探しあてた実は、蓬莱(ほうらい)で“人”として生まれ育っていた。
『風の海 迷宮の岸』 (下)  この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗(ぎょうそう)を前に、泰麒には未だ、天啓(てんけい)はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ 故郷(くに)を動かす決断の瞬間(とき)が来た。
『東の海神 西の滄海』 「国がほしいか?ならば、一国をお前にやる」これが、雁州国延王(えんしゅうこくえんおう)・尚隆(しょうりゅう)と、延麒(えんき)・六太(ろくた)とが交わした誓約(ちかい)だった。
『風の万里 黎明の空』(上) 慶国に、玉座に就きながらも、苦悩する陽子がいた。芳国に、王と王后である父母を目前で殺されて、哭く祥瓊がいた。才国に、仙のもとで苦業を強いられ、蔑まれて涙する鈴がいた。負うにはあまりある苦難(かなしみ)の末に、安らぎと幸せを求めて、それぞれに旅立つ少女たち。
『風の万里 黎明の空』(下) それぞれの苦難(かなしみ)を抱えた3人の少女たちの邂逅(であい)は、はたして希望(よろこび)の出発(はじまり)となるのか!?
『図南の翼』 王を失くした恭国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。日ごとに混迷の様相を呈していく国を憂う少女(むすめ)は、王を選ぶ麒麟に天意を諮(はか)るため、ついに蓬山をめざす!珠晶、12歳の決断「恭国(このくに)を統べるのは、あたししかいない!!
『黄昏の岸 暁の天』(上) 登極から半年、疾風(はやて)の勢いで戴国を整える泰王驍宗は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒は、忽然と姿を消した!もはや、自らを救うことも叶わぬ国と民。
『黄昏の岸 暁の天』(下) 王を失くした戴国を救うため、延麒六太をはじめとする麒麟たちが、いま堯天(ぎょうてん)に集う!泰麒が異界でひとり懊悩する頃、戴国には謀反によって偽王が立ち、日ごと荒れていた。
『華胥の幽夢』   珠玉の短編集登場!!
希(ねが)う幸福への、期待、葛藤、懊悩(おうのう)、失意、歓喜。ようこそ、夢に誘われし五つの門(いりぐち)へ!才州国の新王と麒麟を通して、一国の存亡を描いた『華胥』をはじめ、シリーズ人気キャラが登場する短編5編!





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