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2011年02月13日
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テーマ: お勧めの本(7418)
カテゴリ: カテゴリ未分類



<十二国記>シリーズ一作目

NHKでアニメ化もされ、知らない人いないでしょうね。<十二国記>シリーズ。
でも、若い世代は知らないのかも。ウチの若い人たちは知りません。

軽くご紹介すると、 <十二国記> は異世界召喚ファンタジーです。
<十二国記>の世界 は、神仙や妖魔が存在し、その名のとおり12の国があり、麒麟(キリン)と麒麟が選んだ王が、それぞれの国を支えます。
王と麒麟 のシステムが世界の核で、ものがたりの核です。

王の不在は、国を荒廃させ、民は苦しみます。

王が在位しても、国作りに失敗すれば、民は苦しみます。
王の失敗にはいろいろあり、権力や贅沢に走る、政策能力がない、理想ばかりで現実性なし、規律に拘りすぎ、理由もなく民を虐殺しだす、、などなど。
王が道をはずすと、麒麟が病みます(失道)。
麒麟は天意を表す生き物なので、この王は失敗だということが明らかになります。
麒麟が死ねば、次の麒麟が世界の中心の蓬山で生まれ、次の王の時代が来ます。
蓬山には麒麟が生まれる木があり、女仙がこれを守っています。
次の麒麟は、天帝の意で、新しい王を指名し、新しい王と国づくりをスタートさせます。

そして単純に、次の王へ・・と、がすすみまないところで、ドラマが生まれます。

シリーズ一作目『風の海 迷宮の岸』で、主人公の女子高校生: 中島陽子 は、普通の日本の女子高校生ですが、突然、異世界へと引きずりこまれ、何も説明のないままに、かなり唐突にお話がスタートします。一体、彼女を連れに来た男は誰か、彼女を追ってきた魑魅魍魎はなんなのか。

彼女は何者なのか。



本書では、 <王>であること の意味、在り方、覚悟、みたいなのがメインに描かれているようです。 <功>国 の妨害が、反面教師的で国を背負うことの重責の一端を感じさせます。

陽子の旅は、 <慶>国 が着地点。

<景王>と<景麒> のものがたりですよね。ラストも唐突、続編が読みたくならざるを得ませんよね。

上巻は、異世界ファンタジーにしては現実逃避した世界のほうが陽子の状況はシビアで、読みにくい感じもありますが、文字数が少ないのか結構読みやすかったです。
そして下巻からはどんどん読めます。下巻では、ようやく友人と呼べる 楽俊 が登場するし、 <雁>国 延王 延麒 の支援も得て、サバイバル生活から国取り物語へと、一気に話が走り始めます。 

【十二国記(じゅうにこくき) シリーズ】●●
『魔性の子』(日本を舞台にした外伝。新潮文庫)
『月の影 影の海』  (登場国:巧、雁、慶)
『風の海 迷宮の岸』  (麒麟の物語。登場国:黄海、戴)
『東の海神 西の滄海』  (登場国:雁)
『風の万里 黎明の空』  (登場国:慶、恭、芳、才)
『図南の翼』  (登場国:黄海、恭、奏)
『黄昏の岸 暁の天』  (登場国:慶、戴、範)
『華胥の幽夢』  (かしょのゆめ。短編集)
シリーズ外○●●
『屍鬼』
『黒祠の島』 





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最終更新日  2011年02月16日 12時14分08秒


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