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<猟区管理官>ジョー・ピケットシリーズ開幕ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットは、気持ちは優しいが不器用な男。ある日裏庭で死体を発見。かつて彼の銃を奪おうとした密猟者だった。犯人を逮捕するも、ジョーが研究所に送った動物の”糞”のサンプルが消えた。「新ヒーロー誕生」と全米で絶賛され、主要新人賞を独占した、大型新人登場。アメリカ史上初の新人賞4冠(アンソニー賞・マカヴィティ賞・バリー賞・ガムシュー賞)に輝いた作品。雄大で広大な自然の国アメリカならでは職業ですね、猟区管理官。猟区管理官とは?訳者の造語とのことですが。野生生物の保護、管理、密猟者を取り締まる権限をもつ法執行機関者。猟シーズンには、担当の国立公園やキャンプ場をパトロールしハンター達の許可証や獲得頭数の確認などする。野生動物を、趣味や食の為に獲物とする習慣が色濃く残る地域ならでは。猟区管理官は単独で担当地域などを巡回し、さまざまな場面に遭遇し対処を迫られる独特な職業。野生動物の不当な大量殺戮、不審な死、時には人間の殺害事件に発展することも? 主人公のジョー・ピケットは、野生生物の保護・管理をする新米のワイオミング州猟区管理官。就職面接の日を勘違いしてすっぽかしたり、許可証なしで釣りをしていた男を新知事とは知らず検挙したり、密猟者に違反切符を切っている最中に自分の拳銃を奪われたりと、物語冒頭では、かなり不器用な人物として描かれてます。でも、ここ一番というシーンで現代のカウボーイと化す。映画化の版権獲得という話もあるようでジョー役をブルース・ウィルスっていうのは、正直がっかりです。ありきたりな冒険アクションになっちゃいそう。ブルース・ウィルスみたいなタイプが亡羊として懐の深い男性の典型なんでしょうか。「ダイハード」イメージとジョー・ピケットはちょっと違う気がしますが。こうしたレンジャー?が登場する本は自然が魅了し、事件にも興味を惹かれます。・アーロン・エルキンズ<スケルトン探偵>シリーズ人類学者ギデオン・オリヴァーは遺された骨から推理する。ギデオンの妻ジュリーが国立公園森林保護管理官パークレンジャーです。・ネヴァダ・バー<アウトドア・ミステリ>シリーズ自身が36歳で国立公園のパークレンジャーとなり、ミシガン州、コロラド州、ミシシッピ州などの国立公園に勤務し、その体験をもとにミステリを執筆。『山猫』でアガサ賞、アンソニー賞をダブル受賞。 この主人公の行く末をまだまだ見たいって思えるシリーズですね。C・J・ボックス <猟区管理官> ジョー・ピケット・シリーズ 『沈黙の森』 『凍れる森』 『神の獲物』 『震える山』ノン・シリーズ『ブルー・ヘヴン』 『さよならまでの三週間』
2011年04月03日
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ロンドンで書店づとめをしながら、一人暮らしをしていたレベッカに、病篤い母は、今まで話すことのなかった自分の家族のことを、初めて聞かせる。母が静かに息を引きとった後、レベッカは、コーンウォールのまだ見ぬ祖父の許へと旅立った。祖父は、高名な画家だったが、絵筆を捨てて久しかった。同じ屋敷に住むハンサムで魅力的ないとこ。そして驚いたことに、ロンドンのアンティーク・ショップで会ったことのある、少し強引で個性的な家具職人の青年も、ここコーンウォールで祖父の家に出入りしていた。伯父の妻、その親戚の娘、祖父の海軍時代の部下、屋敷での複雑な人間関係のなかでレベッカは、急速にいとこのエリオットに惹かれていくが、閉ざされた祖父のアトリエで、彼女は思いがけない家族の秘密を発見する。そして彼女が貰うはずだった母のかたみの書き物机が消え…。激しい嵐のコーンウォールでレベッカの人生は謎めいた運命の嵐に翻弄される。 ピルチャーの中編作品のなかで、二番目に好きな作品です。ピルチャーのお話の舞台は、大抵、コーンウォールかスコットランドのようです。◆スコットランドが舞台「九月に」「夏の終わりに」◆コーンウォールが舞台「帰郷」「もうひとつの景色」「メリーゴーラウンド」です。で、コーンウォールが舞台の物語には、大体において、画家が登場しますね。コーンウォールが舞台の映画に、最近「ラヴェンダーの咲く庭で」 ジュディ・デンチとマギー・スミス共演 がありました。 青年を海辺で助けるシーンがあったように、岸壁にお屋敷があって海に近い暮らしをしているのですね。ピルチャー作品に登場する人物群には、一定のタイプがあります。たとえば世俗的で身分や財産重視のタイプ。これにあてはまるのは母親だったりで、娘に安楽な結婚を望みます。 他に多いのが芸術家タイプで、こちらは自己中心的だったり、あるいは一般的でない型破りなタイプの男性で、父親や恋愛対象の男性に多いようですね。 それに対し”自分”の好みの生活や仕事を大切にしたい主人公。さらにまた、「残酷、利己主義,無関心」といった人々。 そうした物語の世界で、主人公は「serendipity:セレンディピティ」(偶然な幸せを発見する能力)で幸せをつかんでいきます。さて『コーンウォールの嵐』のヒロインのレベッカの母は、上記のスノッブな婦人とは正反対。奔放タイプです。子ども時代は、母の次々に変わる交際相手との暮らしに、振り回されます。そんな母とはしばらく疎遠になっていたところへ、ある時「母 危篤 至急 来られたし」という、同居の男性からの知らせが来て、はるばる会いに行きます。そこで、初めて自分のルーツを知ることになるのです。母の死を看取り、レベッカは初めて自分の家族に会いに行きます。そこで、題名の通りレベッカにとって嵐のような家族にまつわるドラマに巻き込まれます。三角関係や家族の秘密、相続問題。 母がレベッカへ、と残した骨董のライティングディスク紛失の謎も絡み、やがてハッピーエンドになるんだろうな~と、思いつつ、結構、引っ張ってますね。(笑)この辺のストーリー展開は本当に上手くて、ありがちなお話だった、と読み終わると思うのですが、すっかり引き込まれてしまいました。『高慢と偏見』といったジェイン・オースティンの現代版とも言えるのかも。
2007年07月20日
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『ザスーラ』 (2005) ZATHURA 上映時間 110 分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー ゲームの世界が現実になってしまう不思議なボードゲームをめぐるパニック・アドベンチャー「ジュマンジ」の原作者クリス・ヴァン・オールズバーグが続編として書き上げた同名原作を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。今度は、宇宙をステージに危険にして壮大な“ゲーム”が繰り広げられる。監督は「エルフ ~サンタの国からやってきた~」のジョン・ファヴロー。 宇宙ファンタジーでハラハラドキドキ「ジュマンジ」から、10年。続編となっています。絵本「ジュマンジ」の最後のページに出てくる、公園の中を走っている男の子がダニーとウォルター。今回はこの二人が主人公なんですね。オールズバーグの絵本が映画化されるのは「急行『北極号』」も含めて3作目。彼の作品には想像力をかきたてる奥の深い世界観があるんですね。「キング・コング」が恐竜好きに受けるとしたら、「ザスーラ」は宇宙好き向き?ですかね。前作の「ジュマンジ」よりかなりのスケールアップです~。 ゲームのコマを進めるごとに、次に何が起きるのかハラゞドキゞでしたし、登場するキャラも先が読めません。 もちろん最後は <上がり>になるとは分かっているんですが、、。結構こわい。小学生なら高学年向きかな。 それでも、かなり笑えました♪ おねえちゃんが絡んだシーンは、結構笑えました~。それほど活躍するわけではないおねえちゃん、。ある状態で、浴室で倒れたり、ウォルターに頭ゴッツンしたり、ウォルターがバーナーで火をつけようとしたり、、”お、おねえちゃ~ん”思わず呼びかけたくなっちゃいました。(笑 )他にも、大音響で謎の人物が現われる!という瞬間 ”ピンポ~ン♪。。”ガク~ッ ちゃんと呼び鈴を押してるよ。というようにしばしば、笑い声が劇場に響いてました。(ウチ以外でも、笑ってる人いました~)kaoritalyさんのレビュー読んで、やっぱ見たい!っと子供らを連れて大急ぎで見に行ってきました~。明日は終業式、授業が無いので、今日は6時45分からの(午後のがあれば良かったんですが、無かった)めざし、風呂にも入れて準備万端で見に行ってきました~。 ゲームのボードが古そうなブリキ製、レトロ調でしたね。 クリスマスプレゼントに、<人生ゲーム>をもう持っている人はこんな宇宙ゲームも欲しくなるかも。。(価格 6,800円 ) ↑これは、映画公開の頃に限定発売だったようで、現時点では発売しているかは不明です(2006 4/25記述)映画の前売り券とセットで、火星の土地が格安で買えるスペシャル前売りセット券というのがあったそうですね。火星の土地1エーカー(サッカーグラウンド1つ分)と映画の前売り券がセットになって、2900円!12月9日まで全国の劇場窓口で販売してたそうですが。。でも、そもそも火星に行けないし。土地見れないジャン。。(笑)そもそも、火星って誰のもの? (笑笑。。) 監督: ジョン・ファヴロー Jon Favreau 原作: クリス・ヴァン・オールズバーグ Chris Van Allsburg 『ザスーラ』(ほるぷ出版刊) 出演: ジョシュ・ハッチャーソン Josh Hutcherson ウォルター ジョナ・ボボ Jonah Bobo ダニー ダックス・シェパード Dax Shepard 宇宙飛行士 クリステン・スチュワート Kristen Stewart リサ ティム・ロビンス Tim Robbins パパ ジョン・アレクサンダー John Alexander ロボット 声の出演: フランク・オズ Frank Oz ロボット いつもケンカばかりしている幼い兄弟ウォルターとダニー。ある日、弟ダニーは兄に閉じ込められた地下室で“ザスーラ”と書かれた古いボードゲームを見つける。パパは仕事に出かけてしまい、家にはダニーの他には弟たちの面倒を見る気のない姉リサと、ウォルターだけ。誰にもかまってもらえないダニーは、ルールも読まずに一人でゲームを始めてしまう。しかし次の瞬間、家の中を大量の隕石が突き抜けたかと思うと、なんと外の景色は広大な宇宙空間に変わってしまっていた…。
2005年12月21日
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☆★☆全米No.1ベストセラーミステリー、ついに日本語版登場!☆★☆ 1972年、16歳の少女は父の書斎で古い革表紙の本と、黄ばんだ手紙の束を見つけた。本には残忍そうな竜の挿絵がひとつ。「親愛なる、そして不運なるわが後継者へ。きみが誰かは知らないが、私は残念でならない。おそらく私は死んでいるか、ひょっとするともっとひどいことになっているかもしれないからだ。……だが、私が残念なのはきみのことでもある。見知らぬ友よ、きみはじきに私の相続人となる──」世界33カ国で翻訳出版決定 ソニー・ピクチャーズが映画化権獲得!! 公式サイトストーリー:16歳の少女が見つけた一冊の古い「本」。竜の挿絵がひとつあるだけの奇妙な本と、黄ばんだ宛名のない手紙の束。「不運なるわが後継者へ」。少女の冒険が始まった。娘が「本」を見つけたことを知った父は、彼女を「ヨーロッパへの旅」に連れ出した。「娘」と「父」、さらにこの物語のもうひとりの主人公は、父の歴史学の恩師、「ロッシ教授」。ロッシは数十年前父にすべての資料を託し失踪したのだった。ロッシの残した手掛かりとは、15世紀に実在した東欧ワラキアの領主、「ドラキュラ」こと「ヴラド公」に関する資料だった。感想:4月から図書館に借りていて ようやく読み終わりました。ドラキュラものが好きな方は関心をもたれるのでは。ただし、これはサクサクとは読めなかった。ドラキュラが不気味に活躍しまくるのではなく、歴史家(ヒストリアン)達の、彼の謎を解く旅が三代に渡って描かれてます。アクションやホラー中心ではありませんでした。・ロッシ教授の旅・「父」のロッシ教授捜索の旅・「娘」の「父」捜索の旅ただし、時系列に沿ってではなく、順序が入り混じってます。そして、読み終わってみると、これは親子の情愛や、友情などが軸にもなっていたのだな~っと気付きます。旅先は、イスタンブールやルーマニア、ブルガリアといった東欧の国々が中心。各地に散らばる古文書資料と伝説と暗号を解き明かしながら旅は進みます。普段、映画や本で見慣れた(読みなれた?)西欧とは違う文化の香りを感じました。東欧はホントによく知らないですから。ドラキュラの発祥の地といえばルーマニアですから、当然舞台はその周辺になるわけです。ただし、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」のドラキュラ伯爵のイメージとはかなり違って、もっと学術的に実在した人物として描かれます。ラストの方で登場する以外ではほとんど直接の登場はなく、かえって不気味でした。時々、現われる不気味な追っ手?や東欧独特な警察機構(監視・管理・規制)が緊張感を与えます。それ以外では、一体、古い本の何にそんなに興奮したり、「次は○○の国に行かなければ!」。。っとなるのか、どうもピンと来ないというのが正直感じました。読み進めるのがかなりシンドイ、、とも感じました。歴史ミステリーが苦手な方は難しいかも。 それでも 結末を知らないでは終われないので、休み休みどうにか読みました。国境を越え、時間を超え、世代を超えての旅気分。 東欧の未知な世界の描写が美しく、これまでの暗くジメッとしたイメージが変わりました。特にルーマニアは、ドラキュラ伝説のイメージが強くで、映画「スリーピー・ホロウ」のような、どうしようもなく暗い村々、掘っ立て小屋しか無い田舎、、っという風景しか浮かばなかったですが、歴史、文明の都市もあるようで。。(スミマセン、無知で。)映画化決定とのことですが、これは旅中心の美しい風景を楽しむだけでもみられる映画になりそうですね。 ストーリーは、図書館から図書館への旅、、という感じでしょうか。最近でも 「ブラザーズ・グリム」で東欧の土地が映画のセット村の場所に使われたそうですね。「スリーピー・ホロウ」も同じ村だったそうですが、ロケ地が同じと聞いたジョニー・デップが「ブラザーズ・グリム」の出演を断った話も聞きましたが、やっぱり東欧ということで、何か怖い目にあったのかな?なんて勘ぐっちゃいます。
2006年05月07日
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日本テレビ系連続ドラマ『妖怪人間ベム』(土曜PM9:00)がスタート 1968年にフジテレビ系で放送された人気アニメの初実写化 公式サイトより主人公ベムにKAT-TUNの亀梨和也(25)、ベラ役に女優の杏(25)、ベロ役に人気急上昇子役の鈴木福(7)と絶好調の3人が、悪の妖怪と戦う! 『妖怪人間ベム』は、「はやく人間になりたい」と願いながら、悪の妖怪と戦う闇のヒーロー、ベム、ベラ、ベロの物語。当時は、おどろおどろしい、独特のキャラクター画が強烈な印象を残した。 ステッキを持ち、帽子の下の目が輝く、たくましい外見が特徴のリーダー的存在、ベムを演じる亀梨は、「とても有名なアニメ原作なので驚いたと同時に大変光栄に思った」と意欲的。妖怪や特殊メークが必要な役を演じるのは初めてで「とてもメッセージ性の強い作品なので、しっかり役に染まりたい」と意気込んだ。 制作側は「大きな悲しみや苦しみを背負いながらもタフに生きる。そんな優しさと強さを体現してほしい」と期待した。 気性は激しいが母性のような優しさをあわせ持つ“女性の”ベラ役は杏。ベラとはロングヘアが同じで、「レトロな世界観でダークな雰囲気のアニメという印象。リアリティーのあるベラを演じられたら」とコメントを寄せた。 さらに、子供の姿をした無邪気なベロ役は、4月期のフジ系「マルモのおきて」で大ブレークした福くんに決定。福くんは妖怪に興味があり、ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪大戦争」などにはまったこともあるという。43年前の作品にもかかわらず、「妖怪人間ベム」も知っており、「どんな衣装とどんなメークかも楽しみ。僕らしいお芝居を一生懸命頑張ります」と張り切っている。 「原作の要素を取り入れつつ、2011年版の妖怪人間を作り上げる」と日テレ。新たな妖怪人間の誕生が期待できそうだ。 (sanspo.comより)見ました~。『妖怪人間べム』現代の風景に、ちょっと風変わりな風体の3人。演劇関係の人と思えなくも無いけど。亀梨くんのべム、カッコいいです。ボソボソっとした話し方もいいし。べムに変身するところは迫力があって、見ごたえ有り。 「人間に親切にしても、どうせ、きずつくだけじゃないか。」「助けをもとめている人間を、助けなければ、俺たちは本当の妖怪になってしまう。」「人間の友達が欲しいな。」「人間に生まれているくせに、無駄に生きるな。」3人の心情が現れた言葉が、ドラマを盛り上げ、妖怪の悲しさを醸し、人間でいることに反省を促しているよう。福ちゃんがい~ですね~。重たく暗い展開も癒されます~。最後に登場の、柄本明が、アニメのべムの衣装でしたよ。亀梨べムは、スナフキンみたい。どういうことでしょう~。アニメのラストはたしか、人間にはなれず、滅ぼされた記憶なんですけど。ドラマはどんな結末になるんでしょう。早く続きがみたいです♪毎週、家族で楽しみなドラマになりました♪
2011年10月22日
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人気作家“よしもとばなな”の小説「キッチン」を映画化第59回ベルリン国際映画祭のマーケット部門で上映内容は純粋な完成を持つ女性モレ自由奔放なフランス帰りの天才料理人ドュレ完璧な条件と優しい性格を兼ね備えたサンイン3人の恋愛模様を描いたラブストーリーストーリー: (ネタバレ注意です)天使のように天真爛漫で純真無垢なモレ(シン・ミナ)と年上のサンイン(キム・テウ)が結婚して1年。兄のようにサンインを慕うモレは、趣味の絵を活かした日傘の店を営みながら、甘い新婚生活を楽しんでいた。ある日、モレは開館時間外にこっそり忍び込んだ現代アートの展示会で、不思議な青年・ドゥレ(チュ・ジフン)と出会う。彼らを包む眩しい陽射しに理性が遮られた二人は、画廊のオーナーに見つからないようにと隠れた窓際でお互いの距離を近づける。会社を辞めてフレンチ・レストランを開店したいと打ち明けるサンインに、モレはドゥレとの出来事を伝え、サンインに謝罪する。サンインは憤りながらも、正直に告白したモレのために忘れようとするが、サンインが料理を教わるために連れてきたのはドゥレであった。彼はパリ仕込みの天才的な腕を持つフレンチシェフだったのだ。ドゥレは二人の家に住み込むことになり、3人の奇妙な共同生活がスタートする。だが、ドゥレの料理の才能を目の当たりにし、また、モレが彼に惹かれていくことに気付き始めたサンインの心に嫉妬が生まれる。モレに対し純粋に恋心を表現するドゥレと、モレの心に開いた寂しさを優しさで埋めてきてくれたサンインの間で、気持ちが揺れ動くモレ。そんな中、モレの身体にサンインとの新しい命が宿ったことがわかる。だがサンインは、モレとドゥレの関係を知ってしまい、素直に喜べない。サンインとドゥレが争う中、モレは「今ならどうすればいいか選択することができる」と自分の気持ちを固めた。そして、最後の夜、モレは二人のために料理を作る……。■ 監 督:ホン・ジヨン■ 出 演 :チュ・ジフン『宮~Love in Palace』『魔王』 『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』シン・ミナ 『最強☆彼女』『魔王』キム・テウ 『JSA』『女は男の未来だ』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のミン・ギュドン監督と『キッチン ~3人のレシピ~』のホン・ジヨン監督は夫婦の間柄。ジフニは二人の監督の作品に相次いで出演したのですね。シナリオをもらった時は、二人の監督の縁がまだ分からなかった。 当時の心の状態に似ていた 『アンティック~西洋骨董洋菓子店~』を先に選び、その後『キッチン~3人のレシピ』へ出演。最初3人の男女の同居生活、三角関係という事で、修羅場のイメージが浮かびました。でも、そんなドロドロはあんまり無くて。、確かに不倫なんですけどね。シン・ミナ、『魔王』時の、女神や聖母のような雰囲気とはガラリと違いました。妖精のような小悪魔のような。男を包み込む雰囲気から、男をかき乱し男が守りたくなるタイプに。モレは、天真爛漫で純粋さを持つコ。サンインに守られて、子供のまま結婚した印象です。でなければ、見知らぬ男との出会いを、そのまま夫に相談するわけない。「ごめんなさい、、云々。でもね、日差しが眩しくて、体調も悪くて。」なんつー言い訳。子供な言い訳。。そんな彼女が、ドゥレと出会い、人生で初めてのときめきと試練に遭ったんじゃないでしょうか。いつもサンインに守られていたモレ。彼女がもっと思慮深かったら、、。でも、それでは、あのモレはいない。サンインとドゥレに愛された彼女ではない。サンインとの安定した何の不満もない結婚生活。ドゥレにとの突然の嵐のような恋。 どうにもならないこともあるのが、恋愛で、人生よね~とも思う。女性監督ならではの、繊細さが多々。最後のモレは髪を結い、落ち着きがあり、急に『魔王』のへインだ~と思いました。『魔王』でも共演したチュ・ジフンとシン・ミナ。『魔王』では悲恋に終わり、撮影後終了後、ジフニは、ミナちゃんに最後に抱きしめさせてくれと、お願いしたそうです。スンハは最後にへインを抱きしめたかっただろうから、こうしないと、自分の中のスンハが、『魔王』が、終わらないからだったそうです。そうして区切りをつけて『アンティーク』に臨み、そしてミナちゃんと『キッチン』で再会したんですね~。ジフニの自然体な姿の見れる作品でした。『宮』や『魔王』のような人間離れした?作りこまれた美しさとも違う、人間らしい様々な表情が見れましたね。実際、撮影中のファッションは私服だそうですし、本人の23歳当時に近いキャラだったみたいですね~。ドゥレの歌で、歌も聞けちゃうし♪
2011年10月01日
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このミステリーがすごい 1999年版 国内編 第6位【内容】五年前に愛を交わしながらも突然姿を消した女、瞭子と偶然の再会を果たした弁護士の栖本誠次は、翌朝、彼女の死を知った。事務所の留守電には、相談したいことがあるとの短い伝言が残されていた。手がかりを求めて彼女の故郷を訪ねると、そこには別の人間の少女時代が…。愛した女は誰だったのか。時を遡る執拗な調査は、やがて二十年前の産業誘致をめぐる巨大な陰謀と、政財界をも巻き込んで蠢く裏社会の不気味な構図に行き当たる。謎とサスペンスの中に孤独で真摯な愛の行方を描き切った第52回日本推理作家協会賞受賞の傑作。【感想】 彼女は本当は誰なのか?謎の女がテーマというと、真っ先に思い浮かぶのが、宮部みゆきさんの『火車』です。戸籍こそ変えませんが、自分の本性を絶対見せないという意味では、東野圭吾さんの『白夜行』も同じ迫力がありました。現代で、戸籍を偽り全くの別人になることは可能なのでしょうか。、滅多に出来ることではないでしょうが、この『幻の女』と『火車』の彼女たちは、何らかの事情を抱え、どういう方法でか別人として生きることを選択しました。『幻の女』は、ちょっとおセンチでした。女性の描き方が優しいというか、ぬるい。 主人公は、彼女の過去を追いながら、”自分探し”も一緒にしてました。彼女を愛しているから信じたいのだ、というスタンスで、そんな一途な思いにほだされた協力者も現われる。やがて明らかになる悪者を他にみつけてひと安心。とはいえ裏の事情はなかなか複雑で暴力団や土地買収、財界や行政の大きな闇の力に飲み込まれた、彼女は哀れな犠牲者という締めで、思い出は汚されずに済み、めでたしめでたし。ドンデン返しもあり最後までおもしろいですが、主人公がハードボイルをちょっと気取ってるようなアンバランス感は否めない。ちなみに、『火車』の彼女の人物像は、読後感はもっと容赦がなく鮮烈でした。著者の女性ならではの視点、というのもあるでしょう。彼女を愛している筈の男性が、彼女をあさましいと見えてしまう瞬間や、その自分を見る彼の視線に愕然とする彼女。情け容赦なく、彼女を暴いてます。また、『白夜行』の雪乃という女性は、素性こそ変えませんが、『火車』の彼女と同等の鉄の意志を持つ。絶対に幸せになる、日のあたる道を生きるのだ、という。このどんなことをしてでも這い上がるのだという強い思いが、物語に凄みと深みをもたらしてます。ダークな謎の女たちの本、他にも印象に残る本がありますが、題名がどうしても思い出せず、残念な一冊があります。宮尾登美子さんだったと思うのですが、調べてもわかりません。いくつもの顔を持つ、知れば知るほど、彼女の本意が見えないというようなおはなし。いつか思い出せるとよいです。もう一度読み返してみたいものです。著者の本 感想『影の彼方』 1990年 第7回織田作之助賞佳作入選『ハミングで二番まで』 1991年 第13回小説推理新人賞『時よ夜の海に瞑れ』 1992年 『幻の女』 1999年 第52回日本推理作家協会賞『贄の夜会』 2007年 『このミステリーがすごい!』ランキングの7位
2009年09月10日
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『容疑者Xの献身』[監]西谷弘[原]東野圭吾[音][出]福山雅治[出]柴咲コウ 北村一輝 松雪泰子 堤真一 渡辺いっけい 品川祐 真矢みき ■見どころ 天才物理学者と女性刑事のコンビが難事件を解決する、人気テレビドラマ「ガリレオ」の劇場版。福山雅治演じる“ガリレオ”こと湯川教授が、天才数学者の仕掛けた謎に挑む!■こんなはなし顔がつぶされ、指を焼かれた男性の死体が発見される。刑事・内海は、被害者の別れた妻の隣人が、湯川教授の大学時代の友人・石神であることを突き止める。やがて湯川は、事件に石神が関わっていることを推理する。公式サイト【内容】原作『容疑者Xの献身』は、第134回直木賞受賞、第6回本格ミステリ大賞と、ミステリーのジャンルの主たる賞を総なめ。単行本としては異例の61万5000部を売りあげた大ベストセラー長編です。●[原作] 『探偵ガリレオ』シリーズ三作品・『探偵ガリレオ)』短編・『予知夢』 ゞ・『容疑者Xの献身』長編主人公:湯川学は、感情に流されず、徹底した合理主義者の天才物理学者。周囲から「ガリレオ先生」と呼ばれる帝都大学の准教授で、「どんな些細なことにでも、必ず理由はある」をモットーに、新人刑事がもたらす難事件を、次々と解決してゆくお話。●[連続ドラマ] 『ガリレオ』2007年10月~フジ 上記の、短編集『探偵ガリレオが原作。主演に福山雅治さん、原作では男性のワトソン役刑事に柴咲コウさん。魅力的なキャラクターとテンポのよさ、短編毎の奇想天外な物語が、広い世代の支持を得ています。●[SPドラマ] 『ガリレオφ エピソード0』 2008年10月4日 21:00 フジ探偵ガリレオ」誕生の瞬間とその原点となる新作ドラマ。連続ドラマから3年前、湯川が草薙の依頼によって初めて警察への捜査協力をする事件が描かれる。【感想】家族でドラマの大ファンで、映画化の話を聞いた時はとても楽しみに公開を待っておりました。 『古畑任三郎』以来の楽しみなシリーズです♪原作のも、映画を待ちきれずにドラマ人気の頃に読みました。読後感は、・事件に隠されたトリックが明らかになる所には驚愕・ラストにいたる以前で、もうひとりの主人公の石神の内面のあまりの孤独の重さにちょっと辟易。ラストの余韻を楽しむよりも、・東野作品のダークな世界にあっぷあぷ。 『手紙』や 『白夜行』 『赤い指』 のような重厚感で、孤独な男の悲哀に参りました。ドラマ版と映画版の大きな違いは、・ドラマ版 科学で証明する事件の解明・映画版 人間ドラマが主 犯罪トリックは科学的証明とはあんまり関係ないなので、福山さん演じる湯川の、いつも決めポーズ、ひらめいた時の数式を書き散らす、、とか、メガネの前に手をかざす、といった見せ場が無かったのが、ちょっと残念(^^)天才物理学者湯川=福山さん VS 天才数学学者石神=堤真一さんこの対決は、物語もそうですが、おふたりの演技対決みたいなものも楽しみでした。福山さんはもちろんカッコいいですし、「美女と野獣」とかチイ兄ちゃんの頃のような軽快なタイプではない、科学者の役は意外とはまってて、ドラマから引き続き、教授かと思えないようなおしゃれな着こなし♪や端整なお姿にうっとり(笑)。堤さんは、改めて言うまでも無いですが、もう、演技力抜群ですから、危なげなく見れましたよね。 映画のテーマソングも福山さんの曲だそうですし、今度はアルバムも出されるそう。ホントにこれからの活躍がますます楽しみな方ですね。キャラクターは、みんなバッチリイメージ通り。福山さんと柴咲さんもよかったけど、堤さんと松雪さんの心理劇はさすがって感じです。松雪さんは、以前は水商売をしていたやつれた中にも華やかさのある儚げな美人、そのまんまでしたし。堤さんは、文句のつけようがないですよね。良い男過ぎることくらいです。最後の号泣は、まったく、大迫力でした。まわりの警察官も手の出しようが無いっていうのがよく現われてました。それで、映画全体としてどうかっていうと、ん~まあまあ、、という感じが否めません。映画だけに予算が一杯あり、空撮や、雪山登山、実験の爆発シーン、と派手なサービスシーンがありましたが。雪山は綺麗でしたね。映画館鑑賞作品としての、衝撃度や感動度という点では、それほどではなかったですが、ミステリ映画としては、良く出来てるんではないでしょうか。そして、東野作品、最近読んでませんので、 『使命と魂のリミット』 『夜明けの街で』 『ダイイング・アイ』などなど、未読作品を読みたくなりました。ドラマがスタートしますが、 『流星の絆』二宮和也くん、錦戸亮くん、戸田恵梨香さんの三兄妹のお話も楽しみです。
2008年10月13日
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はなしの導入部分で出てくる、お寺の竹藪でこっそりタバコ吸っていて、怪我して運び込まれた患者の話が妙に生々しく残ってます。寺の住職が、悪さしに忍び込んでくる者対策に、切ってとがらした竹に倒れこんだ青年はみぞおちを貫かれて、死んでしまいます。どんなトコロに、人の悪意が潜んでるか分かりません。『避暑地の猫』は、1988年にドラマ化されたようですね。あらすじ軽井沢の別荘で避暑を楽しむ財閥一家と、貧しい別荘番一家の間に生まれた憎悪と人間の心の内に潜む魔性を描く。修平は別荘番の卓造(小坂一也)と加代(高橋恵子)の間に生まれ、姉の美保(橘ゆかり)との4人家族。別荘の持ち主で東京の布施金次郎(平幹二郎)一家は、毎年7月15日になると軽井沢を訪れた。金次郎の妻・美貴子(淡路恵子)は、久保家の4人をねちねちといじめ、修平は子供心に美貴子と布施家を憎みはじめた。そして修平(高橋良明)が17歳になった夏、最初の事件が起きた。15年後、パチンコ屋の店員として働く久保修平(永島)の前に、当時事件の担当だった絹巻刑事(ケーシー高峰)が現われた。修平を殺人犯として15年もの間追いつづけていたのだった。別荘の主人と、管理人の妻と娘のあれやこれや。結末を知れば、昼ドラのような愛憎ドロドロ系でしたが、目線が息子の修平だったから、一体自分の家族に長年何の秘密があったのか、、というミステリ要素もあり。醜悪な部分は、子供時代はあんまり分からない。その時々の会話の切れ端や表情などが、後年、つじつまが合って合点してくる。大人たちの、生活のためとはいえ都合の良い、醜い真実に、修平もおかしくなってくる。ですが、”霧が出てくると俺はおかしくなる”という表現で、狂気も柔らかく感じます。『焚火の終わり』の兄妹愛が、毎日の生活の積み重ねの象徴の食事や食べ物をおいしそうに描くことで和らいだように。修平と姉、修平と父、修平と母、の真実をどこまで知っているのか、とぼけているのか、、というスレスレの会話も、今の小説だったらもっと、キレキレのえぐい表現になりそうなのに、どこか柔らかいです。
2010年11月08日
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『ゲド戦記』 (2006) TALES FROM EARTHSEA Anime 製作国 日本 ジャンル ファンタジー/ドラマ 7月29日公開 原作は、『指輪物語』『ナルニア国物語』とならび称される、世界的ファンタジーの傑作「ゲド戦記」。主人公のアレン役には、岡田准一。今年に入って、『花よりもなほ』をはじめ立て続けに主演映画が公開される中、ジブリ作品でも、その存在感をアピールすることになります。ヒロインであるテルー役には、主題歌、挿入歌を歌う手嶌葵。彼女の歌声に惚れ込んだ吾朗監督が抜擢しました。少年アレンと大賢人ゲドの旅を通して、「この時代を、まっとうに生きる」ことの意味を世に問う、スタジオジブリ最新作『ゲド戦記』ご期待ください。(作品資料より)《公開時コピー》見えぬものこそ。 【ストーリー】かつて人と竜はひとつだった。物語の舞台は、多島海世界“アースシー”。西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界である東の海に現れた。それと呼応するかのように、世界では、さまざまな異変が起こり始めていた。農民は田畑を捨て、職人は技を忘れモノを作らなくなった。街では、人々はせわしなく動き回っているが目的を失っているように見えた。そして、世界は魔法の言葉を忘れつつあった。世界の均衡(バランス)を崩す者の正体をつきとめる旅に出た大賢人ゲドは、国を捨てた王子アレンと出会う。感想:ゲド戦記、しばらく自分の研究テーマでしたが(←おおげさだの)ようやく映画の完成を観れました。 原作と比較してどうの、、っという感想にはしたくないんですけど、どうしても、この映画はそうなってしまうかも。わたしは 映画より原作の方が好きですね。ゲド戦記シリーズのテーマは大事にされてると思います。そしてゲド戦記もジブリも好きなので 批判的なことは言いたくありませんが、ついつい、いろいろ感じてしまいました~。子供たちは(原作知らず)面白かったと言ってます。以下ネタバレ↓ いろいろ気になった点映画での 主要人物・ゲド ローク魔法学院の大賢人(魔法の長たちの総長)・アレン 王子 ・テナー 元 アチュアン墓所の大巫女 アルハ(囚われし者)・テルー 実の親のから虐待 顔にアザ テナーのやしない子・クモ 魔法使い ゲドと因縁あり彼らの関係は、会話の”むかしなじみ” という言葉が何度か出るように、<ゲドとテナー> <ゲドとクモ>には 若い頃の因縁があります。 『ゲド戦記』シリーズは 外伝を含めば全6巻。そのうちの三巻目を映画化したということですが、全体のエピソードが少しずつ加わってます。三巻目だけをスンナリ映像化しただけでは、三巻目のテーマが完結できないのでしょうか。何故 テナーやテルーを登場させたんだろう?確かに三巻目には 女ッ気がまるでないからね~。鑑賞中は例によって、ついつい原作での内容を補足しつつ見てしまいました。 ・ゲド戦記1巻「 影との戦い 」から<自分の影と戦う>のは、原作ではゲドでした。映画ではアレン。自分の影に脅える青年ですね。何故<影>が生まれたか、<影>とは何か、何で脅えてるのか、映画ではよく分からないです。アレンが何故、父を刺し国を出てきたのやら??。。国に広まった混乱・魔法力の弱体化のひとつの例という事でしょうか。原作では、アレンの目的意識は、はっきりしてます。国を出奔したのではなく、国からの使者として、ローク学院にゲドを訪ね、共に旅に出ることを依頼します。ゲドにイラついたり、誘拐→奴隷→ゲドに救出 のエピソードではもっとシャキッとしてましたがね~。 映画では、2人は旅で偶然出会う。なんか曖昧な出会い方に感じます。もうひとつの不満は、アースーシー多島界世界での<魔法>のありかた、牧歌的なにぎわい、素朴な人々というのがなかった点です。 冒頭の海での、竜を見上げて驚く船乗りたちは良かった。クモの手下、テナーに薬を貰う陰険そうなオバはんたち、は矮小な感じで嫌でした。町の情景は、さすがに細かく綺麗でした。・ゲド戦記2巻「 こわれた腕環 」から第2巻の主人公はテナー。第3巻には本来はテナーもテルーも登場しません。映画で語られないテナーの過去とは。テナーは元<アチュアン墓所>という神殿の大巫女だった。その役割は、幼い頃2~3歳時に運命と言いくるめられて差し出された人身御供。神殿の巫女という名は立派でも、実質はなにも中身のない恐ろしい場所だった。「あなたさまは食らわれし者。心は もはやないのです。」と身辺の者に育てられてきたが、あるとき、伝説の”腕輪”を探しにきたゲドに出会うことにより自我に目覚め 救い出される。ゲドの育った小屋に連れて行かれ、人としての暮らしを始めて体験する。<アチュアン墓所>からの脱出から ゲドとの再会までは20年余があり、テナーはその間 結婚し、妻として母として過ごす。やがて夫は死に、子供たちも独立した頃に ひどい虐待を受けて死にそうだった女の子テナーを引き取る。わたしはテナーは好きです。 第2巻もとても好きです。 ゲドとの20年ぶりの再会にも勝手に盛り上がってました(笑)。・ゲド戦記3巻「 さいはての島へ 」から<生と死><光と闇>のテーマ映画では、ゲドとアレンのコンビはあまり面白みがないですね。原作でも、別にジョークを飛ばしたりはしないけど。それと、原作での海や竜の魅力が感じられなかったのが残念。 最後の戦いが 普通の島の普通の塔の上で 終わっちゃった。この世とあの世の境、アースーシー世界の果ての果てへの旅がいつ始まるんだ?っと思っていたんですけどね。竜の飛び交うさいはての島には ついにいかずじまいでしたね。・ゲド戦記第4巻「 帰還 」からゲドは3巻での戦いで すっかり魔法の力を無くしてしまう。この世とあの世の境の扉を閉め、竜に乗って帰る。 帰る先がテナーの待つ小屋。テナーの引き取ったテルーと三人で暮らし始める。 かつての大賢人と大巫女と竜の娘の家族なわけだ。ゲド戦記シリーズで好きなのは ここまで。第5巻「アースーシーの風」と第6巻「外伝」は どうも集中できませんでした。<竜>に比重が移っていったせいかな。しかし、テルーもそうだけど、竜に変身するエピソードは女がつづいてましたね。人間界では 女はきわめて弱い。テルーの生い立ちはそれの最たるものですが。すべてのしがらみも弱さも醜さもすべて捨てて ひたすら自由な空へ、。 ・もうひとつの原作 この映画の原作「ゲド戦記」ともうひとつ「シュナの旅」という絵物語本が パンフレットに紹介されてました。「シュナの旅」は 宮崎駿が「ゲド戦記」をインスパイアして書いた作品。少年が旅に出て少女に出会って ~~というはなしらしいですね。ナウシカと同時期の作品だそうで、駿氏は、吾郎氏に、「シュナの旅」の絵やストーリーも参考にするようにと示唆したそうです。 映画でアレンがラストを飾ったのはそっちのモチーフからでしょうか。『ゲド戦記』は この映画がすべてではく、すべては原作にあり、という感じです。映画鑑賞後すぐで、感想もよくこなれてませんが、とりあえず見て感じたことは こんなとこでしょうか。 明日から 田舎に帰省します。★スタジオジブリ★ゲド戦記公式サイト★ゲド戦記 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ★ゲド戦記全六巻★宮崎駿監督の息子が「ゲド戦記」で監督デビュー(eiga.com ニュース&噂)★「ゲド戦記」宮崎駿監督に認められた新星堂「ゲド戦記・オリジナルサウンドトラック「手嶌 葵 | ゲド戦記歌集」「手嶌 葵 | テルーの唄」「II~宮崎アニメ作品集」 第一巻『影との戦い』原作本感想 A Wizard of Earthsea 1968第二巻『こわれた腕環 』原作本感想 The Tombs of Atuan 1971第三巻『さいはての島へ』原作本感想The Farthest Shore 1972 第四巻『帰還』原作本感想 Tehanu 1990第五巻『アースシーの風』The Other Wind 2001第六巻『ゲド戦記外伝』 Tales from Earthsea 「ゲド戦記」日記 映画と原作 「真の名前」が重要な意味を持ち、太古の言葉が魔法の力を発揮する世界「アースシー」。「アースシー」を舞台に、魔法使いゲドの人生のそれぞれのステージを描く、深い哲学的テーマを抱いた傑作ファンタジーです。2001年に最新刊「新しい風-ゲド戦記5」を発表してファンを驚かせたアーシュラ・K・ル=グウィン氏。普遍的なテーマをふくんだこの作品は、時間を経て読み返すとまた違った感動が発見できます。未読の方はもちろん、すでに読まれた方もぜひ再読を。ゲド戦記 (岩波書店サイト内) / ゲド戦記の映画はなぜ第3巻なのかゲド戦記 アースーシー地図
2006年07月31日
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第5部発売予定が出てました。 早川書房公式 facebookサイトに出てるそうです。 https://www.facebook.com/hayakawashobo結局『竜との舞踏』が正式タイトル? 何年待ったか。『乱鴉の饗宴』が2008年7月だったってことは、4年前です。今回は9月10月11月と一冊づつで、全3巻とか。そんな発売の仕方ってあり~?どんと一気に出しちゃってくださいよ。ひどいヨひどいヨ 早川さん!と思わず小学生並みに地団太を踏みたくなる。・・・でも、無事発売にこぎつけた事を喜ばなくてはね。このペースだと、4~5年に1冊という勘定でしょうか。生きてる間に読み終われるのか?っと危惧されるファンもいらっしゃるんでは?原作者さまにも、健康第一でおねがいします。夏休みには、これまでのおさらいを、という謳い文句ですね。笑『乱鴉の饗宴』で登場しなかった、登場人物数名に起こる、同時系列の出来事だとか。ブランやジョンやデナーリス(=デーナリス)、ティリオンたちかな?3分冊ってことは、『乱鴉の饗宴』より、さらに重厚なのでしょうか。期待大。読書感想:第一部 『七王国の玉座』 A Game of Thrones第二部 『王狼たちの戦旗』 A Clash of Kings第三部 『剣嵐の大地』 A Storm of Swords第四部 『乱鴉の饗宴』 A Feast for Crows 2008 7/24発売 (こちらとこちら)第五部 『竜との舞踏』 A Dance with Dragons 2013年9月10月11月 日本邦訳発売予定 第六部 未定 A Time for Wolves第七部 未定 A Dream of Springジョージ・R・R・マーティン著の大河ファンタジー小説。ローカス賞受賞。マーティン,ジョージ・R.R.の『氷と炎の歌』(A Song of Ice and Fire,)シリーズは、原作は5巻まで出ており、翻訳は,『七王国の玉座』(A Game of Thrones)と『王狼たちの戦旗』(A Clash of Kings)『剣嵐の大地』(A Storm of Swords)『乱鴉の饗宴』(A Feast for Crows) の4巻が出版されている。4作目から、翻訳者が、岡部宏之氏から酒井昭伸氏に交代し、登場人物名や名称などの翻訳に大幅変更があり、ファンには物議をかもした。一作毎に計1000ページ以上と長大。作者の想像力が際だち、エピソード一つ一つに特色がある。次から次へとジェットコースター的に展開。予想は裏切られ、先は全くわからない。21世紀にかけてのファンタジーの代表作であろうと評されている。【 氷と炎の歌シリーズ 】 全7部(予定)ドラマ化もされてます。海外では、一大ブームで、エミー賞受賞もされたようです。日本でも、第1シーズンが、レンタル開始になってます。【準新作セール♪】【初回限定生産】ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVD コンプ...価格:7,350円(税込、送料別)
2013年08月11日
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『ロミオ&ジュリエット』(1996) WILLIAM SHAKESPEAR'S ROMEO & JULIET上映時間120分製作国アメリカジャンル ドラマ/ロマンス バズ・ラーマンインタビュー淀川長治の新シネマトーク世界仕切屋列伝<第三回バズ・ラーマン> 現代。ヴェローナ・シティ(架空都市)の利権を二分する財閥、モンタギューとキャプレットは、長年反目しあうギャング。 ストリートでは若者たちの争いが絶えない。 剣ではなく銃での小競り合いはしばしば。 親友マーキュシオ(ハロルド・ペリノー)の誘いで、モンターギュの嫡男ロミオは、敵のキャプレット家の仮装パーティーに潜り込む。そこで彼は天使の羽を身に着けた見知らぬ美少女と出会い恋に落ちる。少女はジュリエット(クレア・デーンズ)。キャプレットの一人娘だった。一族の対立は、しかし恋を止めることは出来ない。その夜、キャプレット家の裏庭で、愛を誓い合う。 いまさら、ストーリーを説明する必要も無いほど、有名な悲恋の物語。シェクスピアが戯曲にまとめる以前からあったというお話、恋愛の普遍のテーマ、普及の名作。現代が舞台?っと観る前は抵抗がありましたが全く違和感無く観れました。 そりゃ、出会った翌日に結婚っというのは、展開早すぎるけど、まあ、ねぇ、細かいことは気にしないで観ちゃいました。 バズ・ラーマンが「ダンシング・ヒーロー」に続いて興味が湧いたのがシェイクスピアだそうで、 シェイクスピアが現代に生きていたら、きっと映画監督になっていただろうから、彼ならどんな話にするだろうかっと考えたそうです。「ダンシング~」のあと、インドにいて「真夏の夜の夢」の仕事をしていたのも、シェイクスピアをやりたいという想いに拍車をかけたようです。 その次にはミュージカルものを撮って、BOX版して「さよなら赤いカーテン三部作」にしようとその時点で考えていたとか。でも、「ロミオ&ジュリエット」って、<赤い緞帳>ありました?監督いわく「ロミオとジュリエット」は宗教と政治が入り交じった世界だそうですが、そうとは気付かなかったです。全シーンメキシコ撮影で 浜辺のシーンは総てセット。ハプニングもあって、突然の大嵐にマキューシオの死のシーン撮影が遅れ、セットが大風にさらわれ頭を抱えたが、ディカプリオら出演者が「このまま撮影しよう」言うので、曲がったヤシの木なんかは本物の嵐の効果のままだそうです。 アップはその数カ月後風を送って撮影。あの舞台となった廃墟が、<赤い緞帳>ステージのさびれた姿でした。三部作を終えて、次に何を手がけるのか注目するところです。 ディカプリオの役者魂にはすっかり惚れて 勇気とガッツある彼と次回作「アレキサンダー大王」を撮影することになるそう。 若いネ~♪レオくん。今も若いと、思っていたけど、この頃を見ると、やっぱり細さが違う。ぴったりタイツは履きたくないとの事で、現代版ロミオで出演OKとなったそうね。古典的な話は、何作もあるので、斬新なラーマン版は、「恋に落ちたシェイクスピア」と同じくらい親しみやすいな。 それでいて、<戯曲>とおりのセリフが古めかしい言い回し。 <シェイクスピア>らしい味はたんとありました。日本語の訳を読めば大体理解できるけれど、英語の方はかなり難解のようですね。 しかしレオくんは、プールに落ちたシーンは水も滴る良い男だ。クレア・デインズも、やっぱり良いなあ。「T3」では、パッとしない気がしたけど アクション系より、文芸の方が良いね。「若草物語」でもセリフは少ないけど凄く良いと思った。あの、”病弱だけどがっしりしたべス”がここではすご~く華奢になってますね。イメージが「ダンシング~」のヒロインに似ている気がする。文句なしの美人というのと違う美人に見える時はハッと惹き付けられるというタイプ。ジョン・レグイザモ「ムーラン・ルージュ」では語り部のロートレックだった人ですね。又イメージが極端に違いますね~。「ロクサーヌ」でタンゴを踊ってた男もティボルトの取り巻き役?ジュリエットが結婚したくないって父親 と衝突するでしょう。 その時、結婚を承諾しないなら、家から追い出す、野垂れ死にしてしまえっと父親は激昂するし、お母さんも庇ってくれずに、突き放しちゃう。 ジュリエットが自殺?したような形になって、どんな胸中だったかしらっと思うのです。あんなに追い詰めなければ、死ぬことはなかっただろうに。 若い頃は二人の悲恋だしか注目しなかったけれど、親子の気持ちのすれ違いとか、男達の闘争の、意地とか、ライバル心なども、今回見えた。ティボルトやマーキュシオが良かったね。 マーキュシオがブラック・アメリカンだったのは意外だったけど。あれぇ?従兄弟の筈無いね。ちゃんと、親友という設定でしたね。 ●映画でシェクスピア レオくんファンでなくても大いに楽しめる『ロミオ&ジュリエット』。シェイクスピアの戯曲は数多く映画化されてます。1996年前後は、シェイクスピア・ブームと言われた程、数多くの戯曲が映画化され、イギリスの名優ケネス・ブラナーや、アル・パチーノ、オリヴァー・パーカー等がこぞって演出しています。 シェイクスピアの永遠の魅力を探求してみるのも良いでしょうね。「映画でシェクスピア」 監督: バズ・ラーマン Baz Luhrmann 製作: バズ・ラーマン Baz Luhrmann 原作: ウィリアム・シェイクスピア William Shakespeare 脚本: バズ・ラーマン Baz Luhrmann 出演: レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio ロミオ クレア・デインズ Claire Danes ジュリエット ジョン・レグイザモ John Leguizamo ティボルト ポール・ラッド Paul Rudd ハロルド・ペリノー Harold Perrineau ダイアン・ヴェノーラ Diane Venora ポール・ソルヴィノ Paul Sorvino ブライアン・デネヒー Brian Dennehy クリスティナ・ピックルズ Christina Pickles ミリアム・マーゴリーズ Miriam Margolyes ピート・ポスルスウェイト Pete Postlethwaite ダッシュ・ミホク Dash Mihok ジェイミー・ケネディ Jamie Kennedy エドウィナ・ムーア Edwina Moore ザック・オース Zak Orth ヴィンセント・ラレスカ Vincent Laresca ヴォンディ・カーティス=ホール Vondie Curtis-Hall 四世紀にも渡り演出家・俳優たちの創造力を刺激し続けてきた近代劇の祖シェイクスピア。その代表的悲恋物語『ロミオとジュリエット』は、フランコ・ゼフィレッリ監督版(68)をはじめ、ロバート・ワイズ監督による翻案「ウエスト・サイド物語」(61)など、とりわけ好まれて映画化されてきた題材。その90年代版決定打と呼ぶべき本作の監督は、処女作「ダンシング・ヒーロー」で注目されたオーストラリア出身の俊英バズ・ラーマン。2作目となる本作は、主演ロミオ役に「バスケットボール・ダイアリーズ」のレオナルド・ディカプリオを迎え、満を持してのハリウッド進出。ジュリエットには、世界規模のオーディションの末「若草物語」のクレア・デーンズが起用された。原作の台詞を生かしつつ、映像では大胆に現在の風景を紡いでいく脚色は、ラーマン自身と盟友クレイグ・ピアース。
2005年09月11日
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『クローズ ZERO』(2007) 上映時間 130分 製作国 日本 ジャンル アクション/学園 トレイラー左から、リンダマン(2年) 時生(3年A組)芹沢多摩雄(3年A組)坂東(2年)伊崎(3年)拳(ヤクザのチンピラ)源治(3年E組)↑なんで、ポスターの人物に学年クラスを記載したかというと、いや~、これはやっぱり、学園青春モノですよ~。闘争だ、戦争だと言っても、しっかりクラス毎に団結してるんですよね。(笑) 源治が3年で編入したのは、E組。 そこで頭を張っていた、忠太(ポスター不在)を倒して、E組を制覇。続いてC組、D組と手中に?収めていくが、そのつど、ただコブシで押さえ込んでいくわけではなく、それぞれのエピソードで、どうやら友情と信頼も掴みとる。 こいつなら、自分のできなかった、「芹沢多摩雄」を倒し鈴蘭制覇を、成し遂げてくれるかもしれない、と、皆に夢を抱かせる。 基本は、クラスの一致団結。冒頭、それが分かった時、やっぱり学園青春モノだ!ッと。さらに言えば、どうやら、それぞれ中学時代の学校で番長だった子たちが(今時番長とは言わないケド。。)、この鈴蘭制覇を目指してきてる。事実、中学時代の繋がりが、鈴蘭でも続いてる子がいます。 源治の中学時代の親友の時生は、鈴蘭高校で芹沢の相棒で、軍団のNO2。そして、どうやら、この高校はある意味《聖域》とも言えるかも。「鈴蘭を出た奴でヤクザになった奴は、お前くらいなもんだ」「鈴蘭のトップをとったら、組の跡目を継ぎたいなんて言わなくなるさ」どちらも、なーるほどと感じさせる 大人たちのセリフ。つまり、ケンカ子ばっかり揃っているから、なかなかトップに立てない。毎日毎日 誰か倒してやろう、と身体を張って過ごしているうちに卒業となって、どうやら、それなりに、なにかを掴み取って大人になっているらしい。。不思議な学校です鈴蘭高校って。 《不良高校》と銘打っている割には、なんだか、ものすごく青春できる学校のようです。そこで生き残って、なにかを真っ当することは、価値あるモノを得られることみたい。それってなんだろう?根性?友情? ありがちな言い方で現すと、成長ホルモン全開時期の、「自分探し」が、ひとまず決着つけられる、というところか。そうしたことを、大事なことを高校時代に得られなかったと悔やむ、チンピラ拳(やべきょうすけ)の姿からおのずと感じている ところへ、やがて「跳べ!源治!」「お前は俺の夢だ!」とても暑苦しくなりそうな こうしたセリフが、実に、スッと入ってくる。ああ、そうか、そうなんだね、と。鈴蘭高校は、いわゆるワルガキのための、大人になるためのモヤモヤが淘汰される通過点なのかも?この、不思議な学校、「鈴蘭高校」には、一体何があるのか?子ども達は、ここでなにを掴むのか?それは、題名の「クローズZERO」の、ZEROってトコにあるようです。映画は、原作本の一年前という設定だそうですね。これは、原作者:高橋ヒロシ氏の、映画化の際の最大条件、坊屋春道(原作の主人公)を映画に出さない、という条件の 苦肉の策からスタートしたようですね。 坊屋を出さないなんて、「クローズ」じゃない、いやいや、、原作の主人公が登場する以前の鈴蘭高校でも、こうした抗争が続いていただろう。ということは、そこで起きることは、坊屋は登場しなくても、原作のテーマと同様のことが描ける筈だ、と。殴って、戦って、倒して、倒されて、そこで見届ける自分というモノ。「クローズ」以後の話が、現在、なお連載中のように、「クローズ」以前の話があるだろう、それが「ZERO」だ、ということのようですね。 源治や多摩雄が主人公、それ以上に、舞台となる鈴蘭高校というものが、キーワードなようです。「全部 壊して ZEROになれ!」ってことでもあるんですよね。 自分は、殴り合いのケンカって経験ないんで、ホントそういうの分からないんですけど、身体がバラバラになるほど、戦ってるときや終わった時って、アドレナリン分泌がものすごいんでしょうね。。亀田兄弟話題がしばし噴出していて今鎮火したけど、ボクサーやK-1の人なら分かるのでしょうね。1分がものすごく長く感じるようだし、ものすごく怖い。はじめ、小栗くんが「クローズ」に決定した時、坊屋春道を演じるんだろうと、多くの人が思ったそうですが、、坊屋を演じれる人はいない、と原作者は当然、プロデューサーも分かっていたのですね。もしやれるとしたら、それは小栗くんだろうとは 思ったそうですが。。そんなにすごい坊屋春道って、どんなキャラなんだろう~。 いつか、原作本も読んでみたい、坊屋春道に会って見たいです。そんな風に感じさせる、製作裏話でした。高橋ヒロシの人気コミック『クローズ』を鬼才・三池崇史監督が完全オリジナル・ストーリーで実写映画化したバイオレンス・アクション。不良学生ばかりの男子高校を舞台に、学園の頂点を目指して激しい抗争に明け暮れる男たちの熱き生き様を、壮絶なケンカ・バトルと共に描き出す。主演はTV「花より男子」「キサラギ」の小栗旬、共演に山田孝之、やべきょうすけ。最凶・最悪の不良学生たちの巣窟、鈴蘭男子高等学校。幾多の派閥が勢力争いを繰り返し、いまだかつて鈴蘭を制覇・統一した者はいなかった。現在も、芹沢多摩雄率いる最大派閥の“芹沢軍団”を軸に、群雄割拠の状況が続いていた。そんな鈴蘭にやって来た3年の転入生、滝谷源治は、本気で学園の制覇を狙っていた。一匹狼を貫く源治だったが、ふとしたことから鈴蘭OBのチンピラ、片桐拳と出会い、次第に友情を深めていく。やがて拳は、自分が果たせなかった鈴蘭制覇の夢を源治に託すようになるのだが…。監督: 三池崇史 プロデューサー: 山本又一朗 原作: 高橋ヒロシ (秋田書店 少年チャンピオンコミックス刊) 脚本: 武藤将吾 出演: 小栗旬 滝谷源治 やべきょうすけ 片桐拳 黒木メイサ 逢沢ルカ 桐谷健太 辰川時生 高橋努 牧瀬隆史 鈴之助 田村忠太 遠藤要 戸梶勇次 上地雄輔 筒本将治 大東俊介 桐島ヒロミ 小柳友 杉原誠 渡辺大 阪東秀人 深水元基 林田恵 伊崎右典 三上学 伊崎央登 三上豪 松重豊 牛山 塩見三省 黒岩義信 遠藤憲一 矢崎丈治 岸谷五朗 滝谷英雄 高岡蒼甫 伊崎瞬 山田孝之 芹沢多摩雄
2007年10月29日
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京極夏彦のベストセラー「京極堂(百鬼夜行)」シリーズ第2作目が映画化。05年に映画化された『姑獲鳥の夏』に続き、京極堂(中尊寺)、榎木津、関口が登場し、奇怪な事件を追っていく。小説は連続シリーズだが、本作は『姑獲夏の夏』とは違う監督が手がけている。映画としては続編ではないが、堤真一(京極堂)、阿部寛(榎木津)ら、同じ俳優が同じ役を演じている。『姑獲鳥の夏』では永瀬正敏が演じた関口を、本作では椎名桔平が演じ、堤、阿部と絶妙な掛け合いを見せている。最新技術を使って作り上げた東京の風景は圧巻。上海でのロケとVFXで、戦後の銀座周辺の雰囲気を見事に再現している。監督は、『伝染歌』『自由戀愛』の原田眞人。【監督・脚本】 原田眞人 【原作】 京極夏彦 【出演】 堤真一 阿部寛 椎名桔平 宮迫博之 田中麗奈 黒木瞳 宮藤官九郎 柄本明 清水美沙 篠原涼子 マギー 堀部圭亮 荒川良々 笹野高史映画『 魍魎の匣 』公式サイト【関連作品】 映画『姑獲鳥の夏』 (2005) 第1作 ▼『超映画批評』 30点【ストーリー】戦後間もなくの東京。元・女優、陽子の娘が行方不明になり、探偵・榎木津が捜査を担当していた。一方、作家・関口と記者・敦子は、不幸を匣(はこ)に封じ込める謎の教団の陰謀を掴むべく調査していた。更に巨大なはこ型の建物の謎を追う木場。全ての事件は、複雑に絡まり、一つに繋がっていた。それぞれの謎を解くため、彼らは古書店・京極堂の店主、中尊寺のもとに集まった。感想原作を読んで、こんなにすぐ映画を観るのも珍しいのですが、原作読んでおいて良かったかな~っと今回は思いました。原作はめちゃハマリました。ただ今、『鉄鼠の檻』を読み終わりましたが、感想はアップアプ。読むのはいいけど、日記にまとめるのはしんどい作業ですね。で、映画ですが、。前作『姑獲鳥の夏』の時との大きな違いは、このワイワイ感でしょうか。原作でもそうですが、仲間同士の毒舌、掛け合い、テンポの良さ、。これは良かったですね。 関口役を永瀬サンから椎名サンへの交替はその辺の空気を出す為だったのかな?まさに、”京極堂”ですよね。イメージぴったりだと思いました。堤サン、再放送で「やまとなでしこ」を先週頃見ましたが、若かったですね~。それにしても、「ALLWAYS 三丁目の夕日」では頑固親父で、ドラマSPでは敏腕SPで、この人は凄いな~。やれない役は無いくらい、今ノリノリの中堅役者さんですね~。渡辺謙サンや役所サンのように、押し出しが立派です!貫禄。あの、最後のほうでの謎解きに"憑き物落とし"に いよいよ京極堂が乗り出していく、、という場面を楽しみにしていたのですが、なんだか、ウヤムヤ。せっかくの見せ場、迫力のあるシーンを期待したのですケド、もうひとつ、、足りない気がしたのです。御匣様(オンバコ様)の屋敷に入るときや、匣研究所とか。。柄本明のマッドサイエンスぶりは、狂気迫るものが感じられました。研究一筋で他は目に入らない。、思い返してみると怖いな~~。もちろんこの人も!阿部寛さんも又、も~、出まくりですね~。42歳?はぁ~。椎名サンと堤サンとで同い年だそうですね。ホントに榎木津にこれまたイメージピッタリですよ~。「俺は神だ」とか、人の記憶が見えてしまう能力をもつ迷探偵。原作では、彼が登場すると、現場はシッチャカメッチャカになるし、関口君はこき使われるしで、まー奇天烈な人物ですから、阿部寛さんのこれまでの役のハイテンション?ぶりも合わせるとまさに適役という感じでした。映画では、もっと落ち着いてました(笑)。この関口役に椎名サンは微妙に違うと、わたしも感じました。椎名サンがいくら七三ワケの髪型にしたって、元々野球で鍛えた体育会系の人というイメージのせいか、脆弱な鬱症の小説家というのは合わないですよ。でも、ドモッたり、会話というよりブツブツ独り言の早口で話す場面などではうまくやってましたね。 『姑獲鳥の夏』での永瀬サンは、原田知世さんとのバランスや役柄のイメージに合ってました。でも、京極堂とのバランスはいまひとつでした。椎名サンは、京極堂の相棒としてのバランス愛称は良い感じでしたが、役柄そのものが違うと感じてしまう。。なんだか、役所のヒト、税理士のような。。 この<京極堂シリーズ>、京極堂がホームズなら、ワトソンの関口は、どうも誰がやればピッタリというのは、ないのかもしれないですね。今後も続編の映画化があるなら、関口役は、毎回違うというのも、また、いいかもしれませんよね~>敦子役は、彼女がピッタリですね。理知的で、清潔感があり、男のような雰囲気でもあり、男性は惹かれるケド引け目を感じてしまう。木場刑事は、骨太の人。 宮迫さんは普段はトークが好きですし、器用で芸達者で、現代的なドラマでの主夫役は良かったデスが、こういうのは、無理っぽい。もっと明るい役。かえって鳥口(敦子の雑誌記者仲間)のような、軽口役のほうが良いでしょう。 胸に秘めた想いや自分との苦闘は、なかな難しそうでした。このシーンがめっちゃ好きだったんですよ。『姑獲鳥の夏』のラストの方。特に篠原涼子サンがしっとりしてて目に焼き付きました。今回も細君たちが出演しますが、着物ではなく洋服で、ちょっと残念。この役、何故クドカンが?でも、彼も良かったデスね。ヒョロ~っとしていて。ジェットコースターミステリ。スピーディでよくまとまってました。人物たちは、皆個性強くて、イメージと合ってるとか違うとか、ひとりで楽しんでましたが、ミステリ部分はちょっとグズグズになってしまったかな? 誰が誰を、というのは分かりましたが。一筋縄ではいかない二重三重の、謎。で複数の話が錯綜。 途中ちょっと、正直、長くて退屈の時間がありましたが。「マトリックス レボリューションズ」のマシンシティで、ネオが対峙する、顔をかたどった”マシン創造主”とシンクロする場面がありましたが、。それを本人(犯人)が希望したので(自ら箱の中に納まりたいから、五体満足な身体をわざわざ。。)、ということには触れてませんでした。 膨大な原作の映画化、大変な作業だったろうな~と、感じました。かなりシンプルに作り変えられた映画でしたが、例の、”みっしりと”と ” ほう ” の表現には、こだわって作っているのが感じられました。 そこは、楽しみでしたから、期待通りで良かったデス。ラスト映像が 象徴的な絵だったのは、途中、凄惨なシーンもあっただけに、それこそ、「ほ~~」となりました。
2007年12月28日
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二十世紀のアメリカ。メイン州の田舎町に”永遠の不死”という宿命を背負った吸血鬼が蘇った。非業の死をとげた人々の霊がとりつくマースティン館が町に不吉な影をおとす。不可解な死者が増える・・・・・・。吸血鬼の見えない恐怖に徐々に変質し、崩壊していく町を不気味なリアリティで描く最新恐怖小説。スティーヴン・キングの吸血鬼もの。キング2作目。20年以上前の作品ですが面白かったです。後に書いた「ニードフル・シングス」の原型とも言え,キング作品の集大成「ダーク・タワー」シリーズでも登場するキャラハン神父が主要人物のひとり。キング作品は、『キャリー』『デッド・ゾーン』『ファイア・スターター』など超能力を扱った作品が比較的多く、それらの方が有名で人気も高いでしょう。そうした中で『呪われた町』はブラム・ストーカーの『ドラキュラ』の影響を受けた、古来より受け継がれた吸血鬼伝説を忠実に踏まえた伝統的スタイルの恐怖小説。たしかに『呪われた町』に登場する吸血鬼は、通常のイメージ通り。(吸血鬼にイメージ通りと言う表現も変ですが。)人の血を吸って仲間を増やし、十字袈やニンニクを恐れ、日中は眠って過ごすという生態でわかりやすい。ストーリー展開も町の人物たちを場面場面で切り取って描く手法で、キング手法だなーという感じ。前半はなんの事件もなくて、退屈気味でしたが、中盤から面白くなりました!■キングの影響を受けたホラー日本でもキングの影響は大きく、ジャパニーズ・ホラー小説の代表作の一つ、小野不由美の『屍鬼』にセイラムズ・ロッドが出てくる。「呪われた町」のオマージュとのこと。(また、宮部みゆきの「クロスファイヤ」は、キングの「ファイヤスターター」へのオマージュ。)その他・「ダレン・シャン-奇怪なサーカス」ダレン・シャン ・「バトル・ロワイアル」高見広春・ディーン・R・クーンツ・ロバート・R・マキャモン・「トーテム」デイヴィッド・マレル・「ボルネオホテル 」景山民夫 ・「あやかし」 高橋克彦 ■「ダーク・タワー」シリーズ「ダーク・タワー カーラの狼」では、キャラハン神父の自伝部分にページを割いてます。神父は吸血鬼に詳しく、タイプ1~3と見分けられる力が備わっていて、神父の人生は信仰と酒と吸血鬼との戦いのようです。(正直言って、この部分はちょっと退屈だった。キャラハン神父のキャラにいまいち興味が持てなかったせい)吸血鬼に関する能力が何故、どのように神父に身に備わったのかが、『呪われた町』を読んで、きっかけはここにあったのね、と思いました。20年前に『呪われた町』を読んでいたファンの方には、神父の登場はうれしいものだったのでしょう。『呪われた町』で神父の世話をしていた家政婦が神父を褒めちぎるシーンは、なにがなし感動しましたから。また、『呪われた町』でキャラハン神父とがマーク少年が、吸血鬼のボスと対峙するシーンは、「ダーク・タワー」でジェイク少年とキング・クリムゾンの手下どもと、様々に戦いに臨む場面と重なりました。『呪われた町』単独でも、とってもおもしろいし、「ダーク・タワー」に通じる部分を意識して読んでも楽しめました。ただ、「ダーク・タワー」シリーズは巻を追うごとに難解に感じてるので、『呪われた町』の方がはシンプルに楽しめ、読みやすかったです。キング初期の他作品をまた読み返したくなりましたね。そうそう、野球のバットの材料、トネリコの木に、吸血鬼にトドメを刺す効能があるとは、雑学的に為になりました。彼らを倒すには、日昼眠っている間にトネリコの杭を心臓に打ち込むべし。■実写版「セイラムズ・ロット -- 死霊伝説」監督(製作スタッフ): マイケル・サロモン出演者: ロブ・ロウ、ダン・バード、ロバート・マンモン、サマンサ・マシス、ジェームズ・クロムウェル、ドナルド・サザーランド、ルドガー・ハウアー”ラストが原作とは違うけど、怖くて悲しい物語の締めとして自然な感じだった” との評など、実写DVDは3時間と長いのに好評のようですね。今年よんだキング作品 感想・「骨の袋」 スティーブン・キング ・「ローズ・マーダー」 スティーブン・キング・「ザ・スタンド」 スティーブン・キング・「回想のビュイック」 スティーブン・キング・「ダーク・タワー」 スティーブン・キング・「IT」 スティーブン・キング・「ランゴリアーズ」 スティーブン・キング・「ニードフル・シングス」 スティーブン・キング・「呪われた町」 スティーブン・キングダークタワーI ガンスリンガー (The Gunslinger) ダークタワーII 運命の三人 (The Drawing of the Three)ダークタワーIII 荒地 (The Waste Lands) ダークタワーIV 魔道師と水晶球 (Wizard and Glass) ダークタワーV カーラの狼 (Wolves of the Calla) ダークタワーVI スザンナの歌 (Song of Susannah) ダークタワーVII 暗黒の塔 (The Dark Tower)
2006年11月23日
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『オペラ座の怪人』 (2004) THE PHANTOM OF THE OPERA 上映時間 140 分 製作国 アメリカ/イギリス ジャンル ミュージカル/ロマンス/サスペンス 公式サイト1 公式サイト2 インタビューミュージカル映画て、やっぱり最高です。「オペラ座の怪人」も何度もみてしまいました。バズ・ラーマンの「ムーラン・ルージュ」も最高でしたが。リンクをいただいてるとんとんさんはジェラルド・バトラーの大ファン!来日の際に握手もされ、とってもお詳しいですので♪参考になさってください冒頭、廃墟のオペラ座でのオークション、シャンデリアが登場すると、一気に灯りがともり、絢爛豪華な19世紀にタイムスリップ。CMでも何度も聞いた 有名な大迫力のテーマ曲が総勢100名のオーケストラの迫力で流れて一気に引き込まれました! <ロマンティックな怪人>●ファントムは何故オペラ座の地下にひっそり暮らしているの?・生活費は? ・生い立ちは? ・普段なにしてるの?オペラ座を自身のものと 主張して、劇場支配人に月2万フランの振込みと、自分の指定席5番ボックスを主張する。 前支配人は彼を恐れてこの約束を守っていたという交渉上手な面もある? 今回、オリジナルには無い怪人の設定がとってもしっかり描かれてました。人間らしい、孤独や苦悩を感じさせる親近感の湧く怪人。 ジェラルド・バトラーの魅力によるところも大きいですね!●ファントムの素顔・音楽家・建築家・天才・孤独・仮面で覆う顔 (醜い顔)豊かな才能の持ち主で、寂しい過去を持ち、顔を決して見せない、、。なんか、ロマンチック! ジェラルド・バトラーの胸板の厚いがっしりしたセクシーな男らしさで、悪魔的なダーティさより、熱いたくましさを感じます。以前に持っていた、ひねた怪人のイメージはすっかり払拭されてしまいました。ロイド=ウェイバーは、3人の恋物語をメインに作ったそうですね。 ●パッショネイトな歌声【パッション】 [passion] (1)情熱。激情。(2)キリストの受難。また、それを主題にした受難曲。血が逆流するように激怒する」或いは「深い絶望感」「断固たる決意」「夢敗れた大敗感」や「軽い失望」や「はぐらかされた気持ち」などなど、クラシックの楽譜で、こうした表現ポイントがあるようです。 バトラーの声はオペラっぽくなくて現代的。ロックぽいのは、バンドで歌っていたからなんでしょう。ロイド=ウェイバーーはほれ込んだとか? ●オペラ座 舞台では再現できなかった大掛かりなセット。 パリのオペラ座を基礎に、真紅のベルベット、金の彫像、美しいカーブの階段などを独自にデザイン。素晴らしいセットに ため息! <仮面舞踏会>シーンはセットの美をこれでもかっと映してますね。 こうした<仮面舞踏会>は 18~19世紀のロンドンやパリの社交会で人気の催しでした。<仮面>で本来の素性を隠し、貴族達は いっとき、仕来たりに縛られない恋愛遊戯を楽しんだのでしょう。●クリスティーヌクリスティーヌとラウルが屋上で愛を誓い、物陰でファントムが観てるシーン、、ファントムは赤い薔薇にスリスリしながら泣いちゃいます。 そして、「ドンファン」の舞台でファントムが侵入し、クリスティーヌがうっとりともたれて二人歌うのを観る、ラウルのおめめもウルウル。。クリスティーヌは罪作りな女だわ! ファントムとラウルの間で揺れるクリスティーヌ、彼女の生い立ちが描かれてるので、二人への<想い>の違いが今回良く分かります。優柔不断な二股女のようだけど、エミー・ロッサムの清純さがそんなイメージを跳ね飛ばしてますね。 ファントムへは<音楽の天使>、”師”としての尊敬、憧れ、思慕を抱いているのですね。 二人は<音楽>しか拠り所がない点で結びついている。●ラウルそれに対してラウルは、幼い頃の初恋の人で、再会してからは<恋人>。ファントムも、ほんとはそれを望んでいるのだけれど、<男>としては愛してもらえない事で苦しみ、嫉妬し、奪おうとする。ラウルは逆に<音楽>の領域には入り込めないので二人の音楽に陶酔する姿にハラハラ。 クリスティーヌがそれぞれの男性と手を取り合う度、一方の男性のやきもきし、胸を焦がす様に 女心がくすぐられちゃいました。 二人の白い雪の降り積もった墓場の決闘が、す・て・き♪ゴシックなロマンス満喫だわ~♪ テロンっとさっぱりしすぎなお顔の、パトリック・ウィルソン。ファントムに押され気味ながらも、なかなか良い男さんです!「アラモ」も、観ようかな。。精神面と肉体面の結びつきの間で、揺れ動く気持ちを描いた話で「真珠の首飾りの少女」を思い出しちゃいました。 ●ミュージカル映画1972年の「ジャズ・シンガー」から幕を開けた、ミュージカル映画の歴史。「DVD&ビデオ」の編集部が <ミュージカル映画初心者>に向けてセレクト紹介しています。 他 「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」 ☆本: 「オペラ座の怪人」 ガストン・ルルー ☆ジェラルド・バトラー出演作品☆「Dearフランキー」 「タイムライン」 「ドラキュリア」 「サラマンダー」 彼の作品、そんなにまだ多くないのですね。 これからブレイク!な人なんですね~。 彼も、スコットランド人。 私が今はまっているユアン・マクレガーと一緒だわ~。 ハイランダーの衣装がとっても似合いそう。 「サラマンダー」で クリスチャン・ベイルとSWの寸劇をするトコとか、ユーモアが感じられ好感ありました。 「サラマンダー」って、マシュー・マコノヒーがすんごい迫力だし、結構お薦めな1本だと思います。「ドラキュリア」では、ほとんどセリフ無い。若い!吸血鬼がユダっという説には、ホント、びっくりしました。 ドラキュラのキバ剥き出しのオカルト表情が、もっと複雑な表情に進化してファントム顔になってました。 監督: ジョエル・シューマカー Joel Schumacher 製作: アンドリュー・ロイド=ウェバー Andrew Lloyd-Webber 原作: ガストン・ルルー Gaston Leroux 音楽: アンドリュー・ロイド=ウェバー Andrew Lloyd-Webber 出演: ジェラルド・バトラー Gerard Butler ファントム エミー・ロッサム Emmy Rossum クリスティーヌ パトリック・ウィルソン Patrick Wilson ラウル ミランダ・リチャードソン Miranda Richardson マダム・ジリー ミニー・ドライヴァー Minnie Driver カルロッタ シアラン・ハインズ Ciaran Hinds フィルマン サイモン・キャロウ Simon Callow アンドレ ジェニファー・エリソン Jennifer Ellison メグ・ジリー
2005年09月05日
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『椿三十郎』(2007) 上映時間 119分 製作国 日本 ジャンル 時代劇/アクション/サスペンス 流れる椿は何色か? あの名作が奇跡の再生日本を代表する娯楽活劇として今も愛され続ける黒澤明の名作『椿三十郎』が45年ぶりにリメイク。口は悪いが人情深く、何しろ滅法腕の立つ浪人、椿三十郎の活躍がオリジナル脚本そのままに展開する。この難易度の高いチャレンジに挑むのは日本映画界を代表する俳優・織田裕二と、質の高い娯楽作品に定評のある監督・森田芳光。全映画ファンの期待が高まる。監督: 森田芳光 原作: 山本周五郎 『日日平安』(ハルキ文庫刊) 出演: 織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 鈴木杏 佐々木蔵之介 風間杜夫 西岡徳馬 小林稔侍 中村玉緒 藤田まこと ☆☆☆ 申し訳ありません。 ☆☆☆楽天さんのスパム対策にて、コメントTBが入りにくくなっております。お返事は、こちらで入らないときは、ご訪問掲示板にて、させていただいてます。ご了承いただきたくお願い致します。ご不便おかけして申し訳ありません。 m(_ _)m 公式サイト特集ページ【関連作品】 椿三十郎(1962) 黒澤明 ▼『超映画批評』 35点【ストーリー】この男、時代を超えて生きている!深夜の社殿の中で、井坂伊織ら9人の侍が上役の汚職を暴き出そうと密談していた。意気が上がる若侍たちの前に社殿の奥から1人の浪人が現れた。粗末な身なりに口も悪く、腹が減っていると見える。しかし、話を聞くうちに、井坂は浪人に類のない頭の切れを感じ、仲間に加わって欲しいと頼む。反対する侍もいたが、井坂は三十郎と名乗るその素浪人にえもいわれぬ魅力を感じていた…。感想オリジナル【黒澤監督&三船敏郎版】は見てません。しかし、オリジナルの何シーンか見たことがあります。当時の三船さんが42歳。織田裕二サンが、40歳。同じような年頃でも、昔の人と現代の人とでは、やっぱりなにか大人度が違いますね。三船さんはいかにも老獪です。織田さんは”化け物”というより、頼れる先輩のような親近感、軽さがありますね。というように、オリジナルとリメイク版。それぞれの”演技”を、心ゆくまで比較して見ることができるのでしょう。第一、物語が面白いです。仲間はたったの10人。 敵には、何百も敵がいると思わせて。お城の重鎮や何百ものサムライを右往左往させる。ホントに全然古くないですし、当時、ルーカスとか、外国の映画ファンが夢中になったのもうなずけますよね。そして、いまのわたしたちが、黒澤監督版を見るきっかけにはなりますよね。”巨匠”という敷居の高さが、なくなって。これがリメイクの正しいあり方なのかもですね。オリジナルも見て見たいと思わせてくれるって。リアルタイムで劇場で『影武者』を観ましたが。あれは、最後”そして”誰もいなくなった”状態で暗かった。全滅した武田軍の戦場跡を、仲代達也が、影武者を解かれた後で、彷徨っていた? その後も黒澤監督作を見続けるには、ならなかったです。今回、中一&小3の息子くんの感想。「けっこう、おもしろいね!」ふ~ん、地味で退屈するかと思ったら、派手な立ち回りがなくとも、楽しんでいました。やっぱり今風な流れにもなっていたんでしょうか・。・脚本が全く同じだそうですけど。。「時代劇」なんて、昔は学校から帰ると、「大岡越前」「水戸黄門」。金曜の夜には「遠山の金さん」(金曜だから金さん?あれ、火曜だったかしら。。)日曜夜は大河ドラマ、と、けっこう子どもも観てたものですが、今の子はあんまり見ることないですから。。時代劇、すたれないで欲しいです。「「踊る~」の織田裕二だね!」という風に、小中学生にも親近感。意外に楽しめる映画に仕上がっていました。「こどもだれもいないじゃん!」そう、観客は老夫婦や映画通?な男性ひとりばかり。こどもは一人もいなかったです~~~。 でも、アンタが見たいと言ったんだろう~が。(次男8歳へのつっこみ)ま~これで、巨匠の”リメイク”っていうのが、また邦画で新たな路線がはじまるんでしょうかね。デビュー何周年かの織田サン、オリジナルVSリメイクだけでなく、VSキムタクとかもあるんですね。「武士の一分」の興行成績より上をいくのかって。キムタクとのガチンコなんて、言われちゃって、本人たちは意識して無いかもしれないのに。芸能人は色々大変ですね。 「踊る~」と「HERO」との勝負では、「踊る~」が勝ち。現代劇に続き、時代劇もか?だそうですが、。「武士の一分」は見てないんです。 山田洋次監督&木村拓哉ですね。 『隠し砦の三悪人』な、なんとこれも来年リメイクだそうですね!初公開年月 2008/05/10 ジャンル 時代劇/サスペンス/アクション 監督: 樋口真嗣 脚色: 中島かずき オリジナル脚本: 黒澤明 菊島隆三 小国英雄 橋本忍 音楽: 佐藤直紀 出演: 松本潤 長澤まさみ 宮川大輔 阿部寛 松潤って、、どうなんです?彼が、三船サンの役ってこと。。オリジナルも知らないので、分かりませんが、かなり若い頃の役ってことですね?
2007年12月05日
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警備員・航平(西島秀俊)は、天体観測にしか興味がないさえない独身男。ある日、人気男優・高鍋(佐々木蔵之介)と共演するドラマの撮影で来日した韓国の大女優・ユナ(キム・テヒ)が、ホテルを抜け出して東京・新橋の飲み屋へ行ってしまう。彼女は清楚なセレブに見えて、実は日本のB級グルメを愛する庶民派。ひょんなことからユナの専属ボディーガード役に指名された航平は、連れ戻しに向かうが、奔放な彼女に振り回される羽目に。キャスト西島秀俊 (『大奥 第一章』『ストロベリーナイト』)キム・テヒ(『マイ・プリンセス』主演 『アイリス』)公式サイトより第1話 「まさかの恋はまさかの期限付き…警備員×女優!キケンな2人のフルスロットラブ」フジテレビの日曜9時ですね。TBSでは、木村拓哉主演『南極物語』ですね~。『南極物語』。よかったですよ。で、こちら『僕とスターの99日』も気になっているのですけど、まだ見てません。秋は、両局の視聴率争いに注目が集まりそうですね。韓国ドラマではありません。あくまでも、日本のドラマですよね。どうして、相手役は西島秀俊だったのかな~って思いましたが、彼はアジアでの認知度が高い、人気の俳優さんなんですよね。とぼけたような、普通な、それでいて存在感があり。 韓流ファンの視聴率を狙うなら、女優さんじゃなくて俳優さんを呼ぶべきなんじゃないかって意見もあるそうですが、キム・テヒさんは、女性にも人気の美しい人ですからね~。ホントに綺麗で驚きます。フジが、韓流ドラマばかりに頼っているって、だいぶ批判されているそうですが、ドラマの仕上がりで勝負するしかないでしょうね!実際、韓流ドラマがこんなに面白いって、いろんな再放送のおかげで知りました。韓国を身近に感じるようになりましたもん。『僕とスターの99日』の設定が『ノッティングヒルの恋人』とか、似ている映画がいくつかありますが、素敵な胸キュンで楽しませてくれるといいですね~♪あらすじ西島秀俊演じる並木航平は、警備会社でバイトをしているもうすぐ40歳の独身男。優しげで甘いルックスにも関わらず、頼りなくみえてしまうさえない男。いつも周囲の人間からは無理難題を押し付けられ、振り回されがちだ。特に放浪癖のある姉からは、いつも3人の子供たちの世話を押し付けられ、家は常に大家族状態で毎日てんやわんや。しかし実は、天文学の道を目指し「自分だけの星を見つけたい」という大きな夢を持っている熱い男でありながら、家庭環境や経済的な事情を理由にして、一歩踏み出すことをせず、夢を静かに諦めてきた切ない男でもある。そんなある日、彼を最大級に振り回すことになる運命の女性に出会ってしまう…。そのお相手こそが、彼が警護を担当することになる、キム・テヒ演じる、韓国を代表する美貌の女優「ハン・ユナ」。セレブで大人気スターのユナは、完璧な顔立ちとスタイル、そして華麗な身のこなしで皆の憧れだが、本当は日本のB級グルメをこよなく愛する超庶民派。また、撮影中にたまたま近くで倒れたおばあさんを撮影を止めてまで助けようとする優しく純粋な心を持った女性でもある。そんな彼女は、一見、誰からもうらやましがられるような、何不自由ない人生を送っているようにみえて、本当は芸能界という場所にいる自分に孤独を感じており、そしてある大きな秘密も抱えていて…。そんな、出会うはずのない、ボディガードと大スターというふたりが出会い、最初はぶつかりあうものの、だんだんと距離が近くなっていく。そして、さまざまな壁や敵から身を守りながら、言葉が完全には通じないからこそ起こるトラブルの連続を乗り越え、お互いの夢を支えあえるオンリーワンの存在になるまでを描いていく。99日間という限られた期間内で、2人の関係がどう転がっていくのか、そして、契約が切れた100日目…2人はどんな選択をするのか!?
2011年10月24日
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