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今日、出かけようと思ったら母親から電話がかかってきて、いきなり言うのだ。
「車、いらん?」
ほぇ?と思った。いきなり車を私にくれてやると言うのだ。
ちょっと様子が変だったので、どうしたのか尋ねると一昨日、母が車の運転中に事故ってしまったらしい。しかも相手は子供。
母は仕事の帰りに優先道路を走行していたら、横の道から子供が飛び出してきたらしい。
子供の口からは血が流れ出てきていて、すぐに救急車を呼び、病院でCTやレントゲンを撮った結果、口の傷以外は別段異常はないとの事。
その話を聞いてひとまず私もホッとしたが、事故から二夜明けた今日でも電話口の母の声は震えていた。
「もう車に乗りたくない。」と…。
実は母は、運転中の事故が今回で3回目。
今回までの2回は車対車で、相手側の過失が大きかったものなので母はそんなにダメージは食らっていなかった。
でも今回は今までとは様子が全然違う。
子供がいきなり飛び出してきたとは言え、母の心は大きなダメージを食らったようだ。
ものすごく責任を感じ、落ち込んでいる。
正直、もう私は母には運転して欲しくない。
と言うのも、今日電話で「事故っちゃって…。」という母の言葉を聞い、て 「はぁ?また~?」
と私は叫んでしまったのだ。これが率直な感想。
今までの事故がどんなに相手の過失が多かろうとも、今回もいきなり子供が出てきて防げる確率が低かった事故だったとしても、やっぱりこの10年以内で3回は多いような気がするからだ。
運転が上手いとか下手とかそういう事でなく、『運転すると事故に遭う確立が高い人リスト』(私が勝手に思い描いているリスト)に母は載っているいるような気がする。
もう歳も歳だし、最近高齢者ドライバーの危険性についても散々言われているし、これから歳を重ねるにつれ、母が事故る可能性は上がる事はあっても下がる事はないだろう。
うちの実家は、運転する人が母しかいない。なので、ドライバー不在になるのは多少不便になるかもしれないけれど、また事故られるよりかははるかにいいと思うのだ。
まだ母は車を完全に手放そうか手放すまいか悩んでいるようだったけれど、近々私は実家に出向いて、母に自動車運転の引退を勧めてこようと思う。