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2007年09月17日
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カテゴリ: 昔々シリーズ
中学一年の時だ。

二週間学校を休んでいる間に、友達と思っていた奴らが、掌を返した。

理由など分かるはずもなく、みんな私の所から離れていた。

「オイーッス!」みんなの輪に入ろうと近づいたが、私が来た途端、散らばった。

全く意味が分からない。

散らばった一人が小さな声で言った言葉を聞き逃さなかった。

「二週間も休んだ奴なんか、もう学校なんか来なくていいじゃん」

まったくもって意味が分からない。

私は考えた、これはいじめだろうか?



でも変わったんだ。
紛れもなく私に対する、いじめだ。

私はこの時、一瞬で怒りを感じ、一人を捕まえ、廊下の隅に連れていき、黒い学生服を着た生徒の胸倉を掴んで、

「なにか言いたいことは?」

と教室にいる生徒全員に聞こえるように大きな声で怒鳴ってみせた。

すると私に胸倉を掴まれた生徒は、息苦しそうにしながら、私から目をそらしたまま何も言わず、目を充血させていた。

私はしばらく彼の学生服を掴んでいたが、手の力を抜き、教室に戻るようにアゴで指図した。

頭をうなだれて教室に戻る彼。教室の中はやけに静かになっていた。

廊下で一人、私は落ち込んだ。

私自信、学校ではいつもオチャラケていて、人気はあった。

あったはずだった。



一緒に仲間になってオチャラケてた奴に、「二週間も休んだ奴なんか、もう学校なんか来なくていいじゃん」
と言われたのだ。そりゃ落ち込むわ。

突然訪れた私へのバッシング。
もしかして二週間休んだことへの妬みか、実はみんな、入学当初から目立っていた私のことを嫌いだったのか?

今となっては本当の理由は分からない。



本当はムカついて発狂しそうだったが我慢したのだ。

部活に参加したころにはみんな普段と変わらず話し、私も普段通りオチャラケて見せた。今日あったことを気にもしてない様に。
本当はスッゲー気になってた。誰かに理由を聞きたかった。でも聞けなかった。

そして何事もなく一日は過ぎた。

13歳の頃に起こったこのショックな出来事は、ほんの一瞬で過ぎたけど、少年時の私を追い込み、大きな心の傷にしたのは間違いなかった。

やっぱあれは、いじめ?もしくはプレいじめ?

「人は信用できない」
あの出来事の記憶から今までずっと続いてる、引き離されることのない絶対的持論。

少年とはいえ二週間で態度が入れ代わる心の不安定さ。

だから私は、人の言動に異常に敏感になる。
そして言動の中にある本心を探ろうともする。私の悪い癖だ。

でも「人を信じる」ことも大事。偏り過ぎてはいけないのだ。私も少しは大人になった。


歳月とともに絶対的持論はいつの間にか陰を潜め、人が好きだと思う時がある。

また逆に、私は誰にも必要とされていないと思う時も多々ある。
中学の頃のいじめが私を極端な人間にさせたという、昔々のはなし・・。





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最終更新日  2008年03月30日 19時32分27秒
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