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July 31, 2005
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BANDAIVISUAL 【邦画】 あの夏、いちばん静かな海。<北野武作品>[BCBJ-137]
BANDAIVISUAL 【邦画】 あの夏、いちばん静かな海。<北野武作品>[BCBJ-137]


聾唖者が主人公なので、全編にサイレント映画の雰囲気が漂う。
監督曰く「台本自体が、『耳の聞こえない二人がサーフボードを持って行進する』というのしかなかった」
なるほどその通りで、台詞も少なければ、音楽もあったかな?というくらい。
ひょっとしたらなかったかも。
それが思い出せないほど、聾唖の主人公に感情移入してしまう。
自分も聾唖になった錯覚をもつと、音楽があったかどうかなんてわからなくなっちゃうもの。


私としては、主人公二人の真似をしてサーフィンの真似事を始める男二人組が好き。
真木蔵人と大島弘子がサーフィン持って二人で歩いてると絵になるけど、男二人が歩くとギャグにしかならない。
あと、河原さぶもよかったよぉ。



BGMが波の音だけだから、余計にせつない。
ほかのドラマだとか映画だとかで悲しそうなBGMが、かえって興ざめしてしまうことがある。
この映画では、そういった余計なものが無いから、いいのかもしれない。


主演の一人、大島弘子は、この作品がデビューにしてラストの作品。
一言も発せずに、映画界から去っていった。
誰が語っていたかは忘れたが、なにかのパーティーで、大島さんと話したらしい。
その酷さ(声なのか、話し方なのか)に「声を出さずに良かった」と思ったそうな。





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Last updated  August 28, 2005 05:24:16 PM
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