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August 8, 2005
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※ほんの数時間前に郵政民営化否決について書いたので、今回はその続きみたいなものかな?



午後7時前から、衆議院解散→各党代表の話→首相会見と、TVに張り付いてNHKを見ていた。
首相の会見を見ていると、

「あなたが私のことを愛してくれないのなら、私、この薬を飲んで死ぬわ!」

みたいな、三流ドラマに出てくる女みたいに見える。
つまり、

「なに、郵政民営化に反対するの? だったら解散しちゃうもんね」

と、駄駄をこねているにすぎない。
明らかな首相権限の乱用だと思うのだが、どうかな?


首相、会見にて郵政民営化について、とくとくと語った。

いったい、あの首相は何がしたいのだろう?
「自民党をぶっ壊す」と言っているが、ぶっ壊したところで、我々庶民の暮らしは良くなるのだろうか?
自民党をぶっ壊した結果が、国内外の諸問題がスムーズに解決され、庶民が暮らしやすくなるのなら、大いに結構。
どんどん壊してください。
でも、ぶっ壊したあとの自民党が、日本が、見えてこない。
我々国民の生活に、国際社会に、どうメリットがあるのかが伝わってこない。
そんな結果が得体の知れない破壊活動に、だれが耳を貸すものか。
「私は、構造改革のいかに必要か、国民の暮らしがどう変わるか、これまでも散々アピールしてきたではないか」
と、首相、おっしゃるかもしれない。
でも、アピールするのと、実際に国民に伝わるのとは違う。
まことに、「自民党をぶっ壊し」て、構造改革が遂行されて、いい世の中になるのなら、国民はアピールの大小に関わらず、何らかの形でメッセージを受け取れるはずだ。



郵政民営化についても、そうだ。
民営化になって一番危惧されるのは、
「利益優先のいち企業になって、これまでと同じ郵便サービスを受けられるのか?」
ということだ。
民営化になって、ほかの企業も参入して、サービスが増えることは大いに結構。

赤字が出るサービスは、例えそのサービスに頼らざるを得ない人々が懇願しても打ち切ってしまう。
過疎地の郵便サービスなんかがそうだ。
「民営化になっても郵便局は減らない」と首相は言う。
その根拠を示さないと、郵政民営化に賛成できないではないか。
民営化の結果、都市部では便利になって過疎地では不便になったのでは、「民営化しないほうがよかった」と言われるのではないか?


私は、公務員の仕事を民間に託すことについては首相に同意できる。
事実、地方自治体なんかでも普通の会社の人件費を考えると、考えられないような数の公務員が働いており、その分、税金の無駄遣いになっている。
また、民間でも十分果たせる仕事も多い。
しかし、税金で運営しているから、公営のサービスが過疎地にも行き届くということもあり、
また、公営と民営で同様のサービスがあった場合、公営のサービスの方が安価で受けられるケースも多い。
民間に託してサービスを競わせるのはよい。
しかしその結果、利益があがらないのを理由に公営のサービスが打ち切られたり、価格が上がったりすることは避けねばならない。
ここのところをどのようにクリアーできるのかを、納得できるものは民営化OK。
クリアーできない、またはクリアーの仕方が納得できないものは民営化ダメェー!


さて、総選挙だ。
反対にまわった議員は、自民党として認めないのだそうだ。
小泉首相は凄いことを言った。
普通の会社だったら、

「社長の言うことに異議を挟んだから、あんたクビね」

と言っているようなものだ。
自分と意見が異なる人間を排除しようとしているのだ。
この衆参両議院での決議の前から言われていた脅しは、言ってはならないものだった。
そもそも、この法案自体に国の将来を豊かにするべく自信があったのなら、そんな脅しは不必要だったはずだ。
どこか、自分が提案した郵政民営化法案に自信がなかった。
自信がなかったから、首相権限、自民党総裁権限を使わねばならなかった。
反乱分子が続出した要因の一つと言えるだろう。


反対派の議員は自民党の公認なしで戦わざるを得ない。
その反対派の抜けた選挙区については、国会議員になりたい、自民党の公認を得たいって人はたくさんいるでしょうから、自民党の候補者を立てることはできるでしょう。
ずばり言います。
今度の選挙で自民党が勝っても、それは自民党ではなく小泉党です。
だって、自分の言うことを聞く人間を集めての勝利だから。
政治理念を同じくしていても、自分の言うことに異議を挟んだ者を除いた上での勝利だから。
これは、言わば一つの独裁です。
一国を我が物にしようという野心が見えなくても、イエスマンを集めての与党で政権を担当したら、それを独裁と言ってもいいんじゃなかろうか?


私たち国民は、小泉首相の野心の有無に関わらず、彼が何をしようとしているかを見極めなければなりません。
また、郵政民営化についても、自分たちの暮らしにどのようなメリット・デメリットが出るのかをちゃんと見極めて、一票を投じなければなりません。
今度の選挙が「国民の声」として認められます。
有権者一人一人が重く受け止めて、判断しようではありませんか。
(うーん、最後はなんか候補者だったり、選挙管理委員会の宣伝カーみたいになったなぁ)





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Last updated  August 8, 2005 10:38:20 PM
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